吸血鬼領主~体は子供体型でも妾、大人じゃもん!~

けいき

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Christmas

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 とりあえず決まったのは母上、セシリア様にコーデリア様とアンジェリア様の4人には前に仲良くなった青い龍の生え変わりというか剥がれた鱗が大量にあるのでそれを加工して扇子を作ることにした。

 実はこの鱗。扇子に加工するのにジャストサイズ。妾には大きいが大人のサイズに近いのだ。まぁ、加工するといってもそこはやはり龍の鱗。鎧の代わりなのだから当たり前ではあるがものすっごく堅い。扇子なのに武器にもなりそう。刃物は無理なので魔法で裁断をする。因みにこの龍と仲良くなったのは凡そ50年くらい前だろうか……。

 魔物の討伐に参加してたら妾を餌と間違えて山の天辺に連れ去られた。んで巣に持ち帰られてすぐにいただきまーすと口を開かれたので思わず岩を魔法で作って口の中に放り込んだ。うん、怒られたけどね。んで簡単に説明すると戦いになり、かなりの時間を要したあと龍が腹ペコで倒れた。話を聞いたら野生のオークとワイバーンなど食料にしていたのが少なくなったからとか……。あぁ、最近特に討伐する毎日なのは龍にやられたくないから下の森へ引っ越してきたのかとすぐに理解をし、手持ちの本日狩ったオークをあげるかわりに人を襲わないように言うと定期的にくれるならと言われた。

 …………あれ? コイツ、がめついと言うか堕落してね?

 ーーと、思ってたらお金の代わりにこの鱗をあげると言われた。その鱗、大きさは大人の扇子のサイズでかなり堅いために武装の材料に持ってこい素材でもある。とりあえず龍の鱗は中々の取引額になり、領は潤うだろう。そして腐らせるだけーーとは言っても密かに時間停止して集めに集めたオークやワイバーンの肉が大量にあるので在庫処分には良いかと思い個人的に取引するように決定。とりあえずその場で巣に落ちている鱗を集めて30枚。オークを5匹とワイバーン5羽希望だったので交換こすることになった。そんな最中にアールが妾を辿ってやって来て龍を殺そうとしたので慌ててやめさせて説明をするとアールが何故だか考え事をしてすぐに龍を説得した。

 鱗の安売りはよくないと……。

 そして鱗1枚にオークとワイバーン1頭ずつでも安いと思うと言うと龍が生え変わりで抜けただけだし……と言ったのでアールも妾もポカーンとしたのは良い思い出。鱗って生え変わるんだなぁ~って……。とりあえず両方ともにゴミではないがゴミみたいなものだから鱗1枚に魔物2頭ということになり、妾のストックには青い龍の鱗が99が30以上ある。よくよく考えたら堅すぎと価格が高すぎて誰も使わない。じゃから妾、密かに領館の古めかしかった浴場のリフォームの時にここぞとばかりに床に細かく刻んだ鱗(色味として少し地味なもの)をタイルとして使った。ちょっとキラキラしてるけど好評だから気にしない。そんな感じで至るところに密かに使っていたがさすがに近年は使えずにいたので貯まっている。扇子として活用法方が見つかれば普及させてガッチリマネー!

 そして父上とジェイルにはまだ研究中ではあるが薬を飲むときに一緒に溶かして飲みやすくする携帯用果実水の素。

 これに関してはアールも協力的で研究も最終段階。これに関しては如何に安全に風味も香りも壊さないように乾燥させるか……。そして美味しさを重視するなら水に果実を入れる物よりもフルーツを食べる方が良いとの事で、考え方を一掃。フルーツ自体を乾燥させて粉末にしたらどうかとなった。まずフルーツを乾燥させるのに悩んでいたらアンジェリア様が無言で1つの魔導具を指差していた。それは食器を乾燥させるのに楽になるだろうとアールと作った食器の乾燥機だった。確かに魔法で乾燥させるので安全だろう。これは一度作ったことがあるので材料があれば作れる。物は試しに時間停止したスモモを加工すると短時間でカッピカピのカッチカチに乾燥した。それを粉にする前に皆でパクリと食べるとなかなかどうして美味しかったのでこの状態でも売り物になるのでは? ーーとアンジェリア様が少し砕いてケーキの生地に入れて焼いてくれた物はとても美味しかったので、クリスマスに作ってとせがみにせがんで予約したのは仕方ない。今は口当たりが良い様にと更に細かく粉砕する研究中。候補としては石臼で挽いたような粒子。魔力で動かせる魔導具を開発してる最中である。

 アールは前のように1日お買い物に付き合ってくれれば良いとの事で1日お手伝い券。そして執事には(たぶん)疲れも吹き飛ぶ肩叩き券10枚セット。父上にもお手伝い券あげようとしたらアールにがっしりと肩を掴まれた。そしてフローライトに1枚あげるなら俺は2枚。いや、3枚欲しいと言われた。仕方ないので父上には1枚。アールには1日券を1枚と半日券を2枚あげることにした。よくわからないが満足したらしい。

 ジェイルには刺繍したハンカチをあげ………………あれ? ここまで金がかかってないのはなぜだろう?

 因みにアラン兄様は半日お手伝い券2枚。アールは1枚で良いと言ったけれどさすがに半日券を1枚はなぁ……とーー。うん、お金かかってない。……あれ? プレゼントってお金使わないとかアリなのかの……。





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