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女子高の身体検査がものすごく昭和な別宇宙
用務員室
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「大丈夫か?相沢。」馬場先生が依子に近づいて来て言った。
「来た…。」依子は思ったが、馬場先生は別に性的なことをしてくるでもなく、ただ「授業で張り切りすぎて疲れたんだな。」と言って、褒めるように依子の肩を叩いた。
結局、特に何が起きるでもなく、二人が用具室から出ると、先生は用具室に施錠をした。
「相沢、用具室の鍵を用務員室に戻しに行ってくれるか?」馬場先生が言った。「今日はもう体育の授業はないから一回施錠するんだ。俺は教室の鍵を回収しに教室に戻らんといかんから。」
「この学校では、体育館や体育用具室の鍵は、職員室ではなくて用務員室で管理してるんですか?」依子は聞いた。
「ん?時間外や休日の部活利用には、その方が便利だからな?」馬場先生は、どうした相沢なんで知らないんだ?という表情を浮かべたが、優しく教えてくれた。
依子は体育用具室の鍵を預かると、汗びっしょりの体育着のまま用務員室に向かって歩いた。学園の敷地は広大だ。用務員室といっても独立した建物であり、用務員棟とか用務員小屋といった方が適切だろう。
「おじゃましまーす。」依子はドアを開けて、用務員棟に足を踏み入れた。
「はーい。」用務員の男が部屋から出てきた。
感じの良い男の人だな、依子は思った。
「あの。体育館の用具室の鍵をお返しに来ました。」
「お、ご苦労さま。まぁ入って。」
用務員の男に促され、依子は土間に踏み入れ、用務員棟のドアを閉めた。
居間はすりガラスが嵌め込まれた両開きの木戸で土間と仕切られていたが、木戸は開け放たれていた。用務員の男は居間で鍵を受け取ると、壁にかけられている板のしかるべき位置にかけた。板にはたくさんの鍵がかけれらていて、鍵の横には「体育館」、「体育館用具室」、「ジム」、「プール更衣室」などなど色々なラベルが貼ってあった。
居間にはちゃぶ台が置いてあり、ちょうど昼食の最中だったようだ。
「よかったら少し上がって、冷たいお茶でも飲んでいくかい?」用務員の男は、汗びっしょりの依子を見て言った。
「え、でも。」依子は遠慮したが、用務員の男は何も言わない。
「…じゃあ、ちょっとだけ。お邪魔します。」依子は言うと、靴を脱いで今に上がった。
ちゃぶ台の上には美味しそうな食事が並んでいていい匂いだ。依子は思わずお腹をぐ~っと鳴らしてしまった。
「はは。よかったら少し食べていくかい?」
「あ、いえ、これから教室に戻ってお弁当を食べるので。」ただ身長が高く体格のよい依子には寮で持たされる弁当は少ないと感じることも多く、正直ちょっと食べたいなとも思った。
「育ち盛りなんだから、少し多いくらいでちょうどいいんだよ。少しつまんでいけば?何がいい?」
「あ、じゃあ…そのジャイアントフランクを。」
「はいよ。」用務員の男は言うと、油で炒められこんがり焼き色のついたジャイアントフランクにフォークを突き刺した。
「はい。」用務員の男は、ジャイアントフランクを依子の口にあーんと近づけた。
「いただきます。」依子は髪を耳の後ろに回し、口を開けてジャイアントフランクに顔を近づけた。
「熱いから気をつけてね。」
こんがりと炒められたジャイアントフランクからは香ばしい匂いが漂っていた。依子はくんくんと芳しげに嗅ぐと、先端にチュッと口をつけた。それから依子は熱さに注意しながら、ジャイアントフランクをちゅっと咥え、はむはむと奥の方まで食べ進んだ。用務員の男はジャイアントフランクを頬張る依子の様を嬉しげに眺めていた。
「来た…。」依子は思ったが、馬場先生は別に性的なことをしてくるでもなく、ただ「授業で張り切りすぎて疲れたんだな。」と言って、褒めるように依子の肩を叩いた。
結局、特に何が起きるでもなく、二人が用具室から出ると、先生は用具室に施錠をした。
「相沢、用具室の鍵を用務員室に戻しに行ってくれるか?」馬場先生が言った。「今日はもう体育の授業はないから一回施錠するんだ。俺は教室の鍵を回収しに教室に戻らんといかんから。」
「この学校では、体育館や体育用具室の鍵は、職員室ではなくて用務員室で管理してるんですか?」依子は聞いた。
「ん?時間外や休日の部活利用には、その方が便利だからな?」馬場先生は、どうした相沢なんで知らないんだ?という表情を浮かべたが、優しく教えてくれた。
依子は体育用具室の鍵を預かると、汗びっしょりの体育着のまま用務員室に向かって歩いた。学園の敷地は広大だ。用務員室といっても独立した建物であり、用務員棟とか用務員小屋といった方が適切だろう。
「おじゃましまーす。」依子はドアを開けて、用務員棟に足を踏み入れた。
「はーい。」用務員の男が部屋から出てきた。
感じの良い男の人だな、依子は思った。
「あの。体育館の用具室の鍵をお返しに来ました。」
「お、ご苦労さま。まぁ入って。」
用務員の男に促され、依子は土間に踏み入れ、用務員棟のドアを閉めた。
居間はすりガラスが嵌め込まれた両開きの木戸で土間と仕切られていたが、木戸は開け放たれていた。用務員の男は居間で鍵を受け取ると、壁にかけられている板のしかるべき位置にかけた。板にはたくさんの鍵がかけれらていて、鍵の横には「体育館」、「体育館用具室」、「ジム」、「プール更衣室」などなど色々なラベルが貼ってあった。
居間にはちゃぶ台が置いてあり、ちょうど昼食の最中だったようだ。
「よかったら少し上がって、冷たいお茶でも飲んでいくかい?」用務員の男は、汗びっしょりの依子を見て言った。
「え、でも。」依子は遠慮したが、用務員の男は何も言わない。
「…じゃあ、ちょっとだけ。お邪魔します。」依子は言うと、靴を脱いで今に上がった。
ちゃぶ台の上には美味しそうな食事が並んでいていい匂いだ。依子は思わずお腹をぐ~っと鳴らしてしまった。
「はは。よかったら少し食べていくかい?」
「あ、いえ、これから教室に戻ってお弁当を食べるので。」ただ身長が高く体格のよい依子には寮で持たされる弁当は少ないと感じることも多く、正直ちょっと食べたいなとも思った。
「育ち盛りなんだから、少し多いくらいでちょうどいいんだよ。少しつまんでいけば?何がいい?」
「あ、じゃあ…そのジャイアントフランクを。」
「はいよ。」用務員の男は言うと、油で炒められこんがり焼き色のついたジャイアントフランクにフォークを突き刺した。
「はい。」用務員の男は、ジャイアントフランクを依子の口にあーんと近づけた。
「いただきます。」依子は髪を耳の後ろに回し、口を開けてジャイアントフランクに顔を近づけた。
「熱いから気をつけてね。」
こんがりと炒められたジャイアントフランクからは香ばしい匂いが漂っていた。依子はくんくんと芳しげに嗅ぐと、先端にチュッと口をつけた。それから依子は熱さに注意しながら、ジャイアントフランクをちゅっと咥え、はむはむと奥の方まで食べ進んだ。用務員の男はジャイアントフランクを頬張る依子の様を嬉しげに眺めていた。
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