唇へのラブソング

四季

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唇へのラブソング

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唇にそっと触れれば
柔らかな感触に胸が震える
何もかも堪らなくなって
抱き締めたいような気持ちが湧いてくる

その唇に惚れ込んで
柔らかな感触を求め続ける
何もかも殴り捨てても
手に入れたい衝動に駆られる

恋しているのは
その唇に対して
だから
もっと
その唇に近づきたい

今日も明日も明後日も
その唇に触れたい
触れられないとしても
せめて傍にいたい

愛しいのは
その唇
だからいつまでも
愛を求め続ける

雨の夜を越え
嵐の夜も越え

いつまでも

どこまでも……

その唇を求め続ける

生きている限り
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