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この刃で刺し貫いてあげる
しおりを挟むこの刃で刺し貫いてあげる
婚約破棄
身勝手にそんなことをした貴方
許すわけがない
放っておくわけがない
好き放題できるなんて思っているならそれは間違いよ?
私が今まで動かなかったのは
一番ふさわしい時
その時が来るのを待っていたから
それだけのことで
許したわけではないし
忘れたわけでもないの
貴方は油断しているでしょうね
愛する人と一緒になれて
私から離れられて
でもそれはまさに愚かな油断で
まだ終わっていない
いいえ
それどころか
まだ何も始まっていないの
この刃で刺し貫いてあげる
婚約破棄
身勝手にそんなことをした貴方
その時はもうすぐ
貴方の命は
あと少しだけ
もうすぐ消える
もうすぐ散るわ
――ねえ、振り返ってご覧なさい?
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