異世界恋愛短編集 ~婚約破棄されても前を向いて生きてゆくのです~

四季

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ちょっぴりひとやすみ? 詩のコーナー

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『舞い降りた天使』

舞い降りた天使
あの時そんな風に見えた
キミは唯一無二の奇跡
白色の夢でもみたかのように
心震えていた

舞い降りた天使
あの時そう感じていた
キミがくれたものは
きっとボクには言葉にできない
でもそれでいいんだって
ただそう思っている

多くのものを求め欲しても
意味などないから
分かっているから
目の前の小さな光を信じたい
意味などなくても
希望はあるから

キミに出会えたという奇跡だけで
ボクはどこまでも歩いてゆける
馬鹿みたいなロマンチストと嗤われて
見下されたとしても気にならないほど
キミに出会えた事実は
ボクにとって大きな宝物

だから

どうか天使もう一度舞い降りてよ

あの時の奇跡を
あと一度だけこの目で見たい



『ふとした瞬間に』

ふとした瞬間に出会う
不思議な恋の訪れに
今だけは意味もなく浸っていたい

もうすぐ来る春が
なにか告げようとしているのかもしれない

ふとした瞬間に気づく
不思議な心の揺れ方に
今だけは訳もなく沈んでいたい

もうすぐ来る時期が
なにか話そうとしているのかもしれない

淡い色ばかりで描いた絵画なんて
見つめていたいと思ってはいなかったけれど
いつの間にか見つめてしまっていたのは
いつの間にかやって来た物語の始まりかもしれないね

柔らかな風を
両手で包み込みたい

求めるものなど
何一つなくても

優しげな香りなら
手のひらで覆いたい

欲するものなど
欠片ほどもなくても

今はただ静けさの中で
見たことのない世界を待っている
逃げることなく
拒むことなく
時の流れのただなかで揺れて
穏やかな愛へ
手を伸ばしながら

そして

ふとした瞬間に出会う

また

ふとした瞬間に気づく
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