空魔族令嬢婚約破棄される。〜舐めていると痛い目に遭いますよ〜

四季

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空魔族令嬢婚約破棄される。〜舐めていると痛い目に遭いますよ〜

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「僕は人間でない君を受け入れられない! 生理的に受け付けない! よって、婚約は破棄とさせてもらう!」

 空魔族という種族の地位ある男のもとに生まれた娘ンダラパヤは、空魔族と人間の関係を良きものとするため、人間の王子に嫁ぐこととなった。

 しかし王子は彼女を受け入れなかった。

「そんな……。婚約破棄だなんて……」
「恐ろしい女め! さっさと去ってくれ!」
「話を聞いて……」
「うるさい! 去れ! 二度と姿を現わすな!!」

 心ない言葉と共にンダラパヤは人間界から追い出された。

 そのことを知ったンダラパヤの父親は激怒。なんということを言うのか、と、怒りを隠そうともしない。また、怒るのみならず、人間という種族に仕返しをすることを決定。

 こうして空魔族による人間界侵攻が開始された。

 かつてンダラパヤも過ごしていた人間界の国は数カ月にして滅んだ。
 小さな国ではなかったにもかかわらず、だ。
 また、近隣諸国にもその情報は流れ、空魔族は人間たちに恐れ慄かれる存在となった。

 ちなみに、ンダラパヤを言葉で傷つけた王子は、空魔族領に連れてこられて毎日拷問のようなことをされている。

 他の王族は皆処刑されたが、彼だけは生き延びた。
 もっとも、死んだ方が楽というのは確かな事実だろうが。


◆終わり◆
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