願うのは

四季

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願うのは

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この腕の中で

眠りたいと願うのは誰?

この胸の内に

沈みたいと願うのは誰?

こぼれ落ちる涙の粒が

ぽつりと

暗い水面に落ちる時

一つの悲劇の物語は

奇跡へと変貌する

この腕の中で

眠りたいと願うのは貴方?

この胸の内に

沈みたいと願うのは貴方?

長い長い時のうねりの中で

いつからかその声に気づいた

水面はあの空と同じ

深く

遠く

どこまでも続く

その涙の一粒を受け止めれば

宙には波紋が広がる

それが何か

それすら誰も知らないけれど

静寂の中で

何も言わず

ただ静かな眼差しのように

貴方を受け入れる
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