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後編
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その後私は自由を求めて家を出た。
単身都へ行き、日雇いの仕事に就きながら暮らし始める。
そんなある日、職場の人の知り合いから「魔法学校っていうのがあるんだけど、きみ、入らない?」と誘われて。学費は免除してもらえるとのことだったので、魔法学校に入学することにした。そこで魔法を学べばできる仕事も増えるだろう、そう思って。
で、一年もせず最優秀生徒となった。
私には魔法の才能があった。
自分でも驚いたけれど。
そして、魔法学校の若き校長に見初められ、彼と結婚。
私は魔法学校校長の妻となった。
◆
私が幸せになれた一方で、元婚約者の彼は残念なことになっていたようだ。
彼はある時酒場で知り合った女性に惚れ、彼女を追いかけ回すように。彼は頑なに「彼女は僕のことが好きなんだ、逃げるのは照れているだけ」と思い込んで譲らず、女性に接近し続けたらしい。で、ある時勢い余って彼女の腰を擦ったことで通報されてしまい、地域の警備隊に拘束されて。一家ごと恥をかくこととなったそうだ。
また、彼の母親は、息子をまともに育てられなかった己を責め自害してしまったらしい。
◆終わり◆
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の、脳ミソが頭から下半身に行ってしまった男(【元】婚約者)の末路は想像にかたくない。
うん、当然の末路だね。(*゚ー゚)b
まさに、ですね。
ありがとうございます!