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あなたとの出会いは唐突に
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わたしの目の前へやって来た
だからこそときめいて
これはきっと運命なのだろうと
そう思ったの
それは流れる風のように
わたしの前の前へやって来た
どこまでも続く道の途中
あなたに巡り会えたのは奇跡だと
そう思ったの
あなたと出会えて
あなたと想い合えて
あなたと婚約できて
良かったわ
心からそう思うけれど
でも不確かなものね
心とか
感情とか
そんなものは所詮束の間の夢でしかない
いつまでも続くわけじゃないって
本当はいつからか気づいていて
それでもなお頑なに見ようとしなかったのは
終わりを認めたくなかったから
「婚約、破棄するよ」
ついにやって来たその日
あなたが終わりを告げる時
本当は気づいていたのに
それでもなお悲しくて
込み上げる涙をとめることはできなかった
あなたを責めていたわけじゃない
ごめんね?
あなたとの出会いは唐突に
わたしの目の前へやって来た
だからこそときめいて
これはきっと運命なのだろうと
そう思ったの
所詮まやかしに過ぎないのだと
後になって気づいたけれど
思い返してみれば
気づくまでの時間はずっとずっと楽しかったな
だから後悔はしていない
あなたと過ごした日々は
いつまでもこの胸に宿り
そして未来への光になる
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