2 / 2
後編
しおりを挟むただ、それだけなら良かった。けれども彼はそれだけでは止まらず。婚約破棄後すぐから、私の悪口を広く言いふらすようになった。もちろん内容は嘘のもの。私の股が緩いとか、婚約者同士になると急に冷たい態度を取るようになったとか、嘘を並べて侮辱ばかりを繰り返した。
これはもうさすがに許せない!
そこで私はこの手の能力を使ってこの国の領土内にいる最強の魔獣を複数てなずけた。
そして彼らにアドフィスを一斉に襲わせる。
するとアドフィスはあっという間に沈黙した。
強大な力を持つ者の前では人間の雄など面白いくらい無力だった。
こうして復讐は終わった。
◆
あれから数年が経ち、私は、国内唯一の魔獣研究所に入所した。
今はそこで日々魔獣と触れ合いつつ暮らしている。
ここでは私の手の力が活躍する。
この場所には私の存在意義が確かにあるのだ。
「リリアナさん、魔獣のお世話いつもありがとうねぇ」
「いえ! これからもお任せください!」
「その能力、本当に便利よね~」
「そうなんです。ここでならとても役立ちます。まぁ……外ではあまり役に立たないんですけどね」
◆終わり◆
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
父が再婚してから酷い目に遭いましたが、最終的に皆罪人にして差し上げました
四季
恋愛
母親が亡くなり、父親に新しい妻が来てからというもの、私はいじめられ続けた。
だが、ただいじめられただけで終わる私ではない……!
想い合っている? そうですか、ではお幸せに
四季
恋愛
コルネリア・フレンツェはある日突然訪問者の女性から告げられた。
「実は、私のお腹には彼との子がいるんです」
婚約者の相応しくない振る舞いが判明し、嵐が訪れる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる