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1話
しおりを挟む「危ない――ッ!!」
その日は突然やって来た。
道路上、深く考えず飛び出したためにトラックにぶつかられそうになっている少女。
それを見て、耐えられず。
私は咄嗟に飛び出した。
その子を守るために――。
「う……」
視界が暗くなってゆく。
ぐらんぐらんとして。
めまいか何かよく分からないような感覚。
そして、私は死んだ。
◆
気づけば異世界に転生していた。
まったく知らない女性になっていたのだ。
「何これ……」
明らかに私ではない私になっている……。
こんなことがあるのだろうか。嘘みたいだ。だって、別人。しかも、こんなに美しい女性になっていて。鏡に映るその姿を見れば見るほど「これが私なのか?」と脳内で繰り返してしまう。
で、その後、段々分かってきた。
どうやらこの身体の彼女の名はレフトプエラというもののようだ。
そこそこ良い家の女性らしい。
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