自分を過剰に可愛いと思い込んでいるかえる顔の妹はその性格の悪さゆえに婚約破棄されてしまいました。

四季

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後編

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 ◆


 ――数年後。

 あれからドゥエラがどうなったか?

 まぁ想像できた結果だ。
 結局フィグレとは途中で話が壊れてしまって結婚できなかった。

 フィグレは、ドゥエラの性格に期待して、婚約したようだった。しかしいざ関わるようになるとドゥエラがプライドの高い自信過剰女だと分かって。それによってドゥエラへの興味を完全になくしてしまったフィグレ、彼は婚約から半年も経たないうちにドゥエラとの婚約を破棄した。

 でも、その後、ドゥエラは壊れてしまった。

 婚約破棄された。
 捨てられた。

 彼女の心は、その事実を受け入れられなかったようで。

 婚約破棄されてからというもの、ドゥエラはずっと理解不能な言葉を叫び続けていた。

 で、やがて、彼女は死を選んだ。

 ある朝彼女が出てこないので部屋へ行ってみると――首をくくっていたのだ。

 ……ああ、もう、あれは思い出すだけでも恐ろしい。

 ただ、鬱陶しいドゥエラがいなくなったことで少し心が軽くなり、私は日々を快適に過ごせるようになっていった。

 そして私はやがて大規模農家を営む家の子息と結ばれた。

 農家の息子と結婚した、といっても、この場合に限っては農業を手伝わされるわけではない。

 なぜなら、彼の家の業務は主に農地や農民などの管理だからだ。

 なにも自らの手で野菜を育てるわけではないのである。


◆終わり◆
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