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後編
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あれから三年半が経った。
私は今、女性魔術師の弟子となり、より一層薬草の研究に励んでいる。
「アンタはこれからもここにいてくれるのかい?」
「はい、そのつもりです」
「あっはは、そうか! そりゃあいいね!」
「迷惑……じゃ、ないですか……?」
「迷惑? そんなわけないだろ? だってアンタはアタシの娘みたいなもんさ。ずっとここにいてもいいよ」
私はこの三年半の間に、頭が徐々に膨らむ謎の病を薬草で治す方法を発明した。
それによって多くの命が救われ。
いろんな人から感謝され。
また、国王の三番目の息子もその病にかかってしまっていたが薬草投与によって回復し健康になった――そして、それを喜んだ国王から、褒美の金も貰った。
私はこれからも薬草の研究を続けていきたい。
「アタシにできることがあったら言うんだよ」
「あ、はい! ありがとうございます」
ちなみにアッフォベルはというと、頭部が徐々に膨らむ謎の病にかかったものの提案された薬草治療が私が発明したものだと知ると強く拒み、そのまま死亡してしまったそうだ。
◆終わり◆
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