1 / 1
冷たい雨の後に
しおりを挟む
この夕暮れは雨降りで
傘を差して道を歩くけれど
周りには誰もおらず
心なしか寂しさを感じる
街の中央を走る太い道路を
今日も変わらず自動車が駆けてゆくけれど
置いていかれるような気がして
それを見ることすらできない
冷たい雨の後には虹がかかる
ずっと昔
大切な人から聞いた話
それが真実なのか
今はもうよく分からない
路上に咲く小さな花を
そっとつまみ上げたら
少し幸せになれるような
そんな気がして
もうじき沈む夕陽
でも姿は見えない
厚い雲に覆われて
光すらも見えない
冷たい雨の後に
良いことがあると言うけど
それが真実か
よく分からなくて……
傘を差して道を歩くけれど
周りには誰もおらず
心なしか寂しさを感じる
街の中央を走る太い道路を
今日も変わらず自動車が駆けてゆくけれど
置いていかれるような気がして
それを見ることすらできない
冷たい雨の後には虹がかかる
ずっと昔
大切な人から聞いた話
それが真実なのか
今はもうよく分からない
路上に咲く小さな花を
そっとつまみ上げたら
少し幸せになれるような
そんな気がして
もうじき沈む夕陽
でも姿は見えない
厚い雲に覆われて
光すらも見えない
冷たい雨の後に
良いことがあると言うけど
それが真実か
よく分からなくて……
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる