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37話 トランプ大会開催中
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「ま、また負けた……」
私の自室にて開催されている、三人だけのトランプ大会。
今のところ、私は全敗である。
「あたしの一人勝ちねー!」
他の人の手札から一枚選び、自分の手札に加え、二枚揃ったものから捨てていくトランプ遊びで、私はリンディアに惨敗し続けている。既に十試合ほどしているのだが、まだ一度も勝てていない。
「少しは加減をした方がいいと思うのだが」
「えー? そんなの失礼じゃなーい」
ベルンハルトが私に気を遣うくらいの負けっぷり。こうなってしまっては、もはや笑うしかない。
「イーダ王女を一勝もできない状況へ追い込む方が問題だ」
「あたしにわざと負けろって言うの?」
「生死に関わることでもない。少しくらい負けても問題ないだろう」
「嫌よ。わざと負けるなんて、絶対にごめんだわ」
リンディアは本当に強かった。
慣れている慣れていないという次元の話ではない。彼女の強さといったら、「これを仕事にしてもやっていけるのでは?」と思ったほどである。
「リンディアはトランプ、凄く強いのね」
ただ、私としては、負け続けるだけでも楽しい。
このまま続けていても、きっと、ずっと負け続けることだろう。それは分かっている。それでも、止めたいとは思わない。それは、勝者になることよりもリンディアたちと傍にいられることの方を重視しているからだ。
従者なんて要らない。一人でいる方が、ずっと気が楽。
頑なにそう思っていた頃もあったな、と、ふと思ったりした。
一日中一人で過ごしていたのも、今や懐かしい思い出だ。
「トランプには自信があるのよ。王女様、たくさん負かしちゃってごめんなさいねー」
「こんなに強いなんて、とても凄いことだと思うわ」
「嫌になったら言ってちょーだいね」
「まさか。嫌になるどころか、楽しい気持ちでいっぱいよ」
あの頃は、誰かが傍にいるのが嫌だった。特に、従者というものが嫌いだった。私が、私の王女という地位が、いずれ彼らを傷つけてしまうことになるから。
けれど、今はそうは思わない。
ベルンハルトやリンディアが傍にいてくれることを、素直に嬉しいと感じられる。また、「いつか傷つけてしまうのでは」という不安も、徐々に薄れてきた。
「もう一試合するかしら?」
「えぇ! もちろん!」
二人となら、幸せに暮らせるだろう。
具体的な根拠があるわけではないが、今はそんな風に、前向きに考えられる。
「……もう疲れた」
「アンタ、やる気ないわねー」
「僕はトランプをする契約などしていない」
「なかなか勝てないからって、弱ってんじゃないわよー」
いつまでもこんな風に穏やかな時の中で過ごせたなら、それはきっと、何よりも幸せなことだろう。
どんな贅沢よりも、どんな貢ぎ物よりも、ただの平穏が欲しい。
「ベルンハルトはもう止めるの?」
「続けた方がいいか」
「貴方の意思を尊重するわ。けれど、できるならもう少しみんなで続けたいわね」
「……分かった。では、続ける」
やる気を喪失しつつあるベルンハルトを説得し、次の試合へと入っていく。
楽しい。
純粋な思いだけが、今、この胸を満たしている。
それから一時間ほど経過した頃、リンディアが唐突に口を開いた。
「王女様はどこかへ行ったりしないのー?」
彼女の、水晶のように透明感のある水色の瞳が、私をしっかりと捉えている。美しい瞳に見つめられると、こちらも自然に彼女を見つめ返してしまう。そして、彼女の大人びた美貌に見惚れた。
「……どーしたのよ?」
「あっ。ご、ごめんなさい」
「あまりぼんやりしていちゃ駄目よー?」
「そ、そうね。気をつけるわ」
見惚れてしまっていた、なんて言えるわけがなかった。
「で、行きたいところとかある?」
「行きたい……ところ?」
「深い意味なんて、なーんにもないわ。ただ、たまにはお出掛けしたいと思わないのか、少し気になったのよ」
お出掛け、か。
私は内心重苦しい溜め息を漏らす。
もちろん、普通の人たちみたいに、お出掛けしてみたいとは思う。楽しいだろうな、とも思う。けれども、私には無理だ。もし私が外へ行けば、きっとまた、何らかの事件に巻き込まれるに違いない。周囲に色々と迷惑をかけてしまうだろう。
「……私には無理だわ」
周囲に迷惑をかけてまで外へ行きたいとは、とても思えない。
「どーしてよ」
「私が出歩いても、迷惑をかけるばかりだもの」
「何よ、それ。そんなことで諦めるっていうの?」
「そういう運命なの。仕方ないわ」
刹那、リンディアの両手が私の肩を掴んだ。
「……っ!?」
「簡単に諦めるんじゃないわよ」
ベルンハルトはリンディアへ警戒したような視線を向けていた。
「上手くいくように考えればいーだけじゃない!」
リンディアの目からは苛立ちが感じ取れる。
もしかしたら、私が、すべて諦めているような発言をしてしまったからかもしれない。
「本当は、行きたいの? それとも行きたくないの?」
「……関心はあるわ」
正直に言うなら、一般人のような生活をしてみたい、という思いがまったくないわけではないのだ。王女として生まれたことを悔やんではいないが、平凡な暮らしに憧れている部分は多少ある。
「なら決まりね!」
「え」
唐突に「決まりね」なんて言われても、何が決まったのかまったく分からなかった。
「いつか、街へお出掛けしましょ!」
リンディアはあっけらかんとそんなことを言う。
だが、私からすれば不思議で仕方がない。
「待て。王女を勝手に外へ連れ出すのは、さすがに問題だろう」
「何よ、うるさいわねー」
「それに、遊びで連れ出すなど許可されるとは思えないのだが」
「アンタは黙ってなさいよ」
ベルンハルトとリンディアが険悪なムードに包まれている。
二人はいつもこうだ。
すぐに言い合いみたいになり、何とも言えない冷たい空気を漂わせ始める。
その場にいる私の身にもなってほしい。
「僕も従者だ。言いたいことは、はっきりと言わせてもらう」
「いちいちうるさいのよ!」
「間違っていると思うなら、はっきりとそう言えばいい」
「遊び心なさすぎ! 何なの、それは!」
あぁ、もう……。
「騒ぐな。耳が痛い」
「勘違いしてんじゃないわよ! この蛮勇の馬鹿!」
「そこまで言われる筋合いはない」
二人の険悪な空気に耐えかねた私は、ついに言葉を発してしまう。
「喧嘩は止めて!」
思わぬ大声が出てしまった。
リンディアとベルンハルトは、口を閉じ、私へと驚いたような視線を向けてくる。
「……す、すまない」
「そーね。……騒いで悪かったわね」
二人とも予想外に素直で、こう言っては何だが、驚いた。
私の自室にて開催されている、三人だけのトランプ大会。
今のところ、私は全敗である。
「あたしの一人勝ちねー!」
他の人の手札から一枚選び、自分の手札に加え、二枚揃ったものから捨てていくトランプ遊びで、私はリンディアに惨敗し続けている。既に十試合ほどしているのだが、まだ一度も勝てていない。
「少しは加減をした方がいいと思うのだが」
「えー? そんなの失礼じゃなーい」
ベルンハルトが私に気を遣うくらいの負けっぷり。こうなってしまっては、もはや笑うしかない。
「イーダ王女を一勝もできない状況へ追い込む方が問題だ」
「あたしにわざと負けろって言うの?」
「生死に関わることでもない。少しくらい負けても問題ないだろう」
「嫌よ。わざと負けるなんて、絶対にごめんだわ」
リンディアは本当に強かった。
慣れている慣れていないという次元の話ではない。彼女の強さといったら、「これを仕事にしてもやっていけるのでは?」と思ったほどである。
「リンディアはトランプ、凄く強いのね」
ただ、私としては、負け続けるだけでも楽しい。
このまま続けていても、きっと、ずっと負け続けることだろう。それは分かっている。それでも、止めたいとは思わない。それは、勝者になることよりもリンディアたちと傍にいられることの方を重視しているからだ。
従者なんて要らない。一人でいる方が、ずっと気が楽。
頑なにそう思っていた頃もあったな、と、ふと思ったりした。
一日中一人で過ごしていたのも、今や懐かしい思い出だ。
「トランプには自信があるのよ。王女様、たくさん負かしちゃってごめんなさいねー」
「こんなに強いなんて、とても凄いことだと思うわ」
「嫌になったら言ってちょーだいね」
「まさか。嫌になるどころか、楽しい気持ちでいっぱいよ」
あの頃は、誰かが傍にいるのが嫌だった。特に、従者というものが嫌いだった。私が、私の王女という地位が、いずれ彼らを傷つけてしまうことになるから。
けれど、今はそうは思わない。
ベルンハルトやリンディアが傍にいてくれることを、素直に嬉しいと感じられる。また、「いつか傷つけてしまうのでは」という不安も、徐々に薄れてきた。
「もう一試合するかしら?」
「えぇ! もちろん!」
二人となら、幸せに暮らせるだろう。
具体的な根拠があるわけではないが、今はそんな風に、前向きに考えられる。
「……もう疲れた」
「アンタ、やる気ないわねー」
「僕はトランプをする契約などしていない」
「なかなか勝てないからって、弱ってんじゃないわよー」
いつまでもこんな風に穏やかな時の中で過ごせたなら、それはきっと、何よりも幸せなことだろう。
どんな贅沢よりも、どんな貢ぎ物よりも、ただの平穏が欲しい。
「ベルンハルトはもう止めるの?」
「続けた方がいいか」
「貴方の意思を尊重するわ。けれど、できるならもう少しみんなで続けたいわね」
「……分かった。では、続ける」
やる気を喪失しつつあるベルンハルトを説得し、次の試合へと入っていく。
楽しい。
純粋な思いだけが、今、この胸を満たしている。
それから一時間ほど経過した頃、リンディアが唐突に口を開いた。
「王女様はどこかへ行ったりしないのー?」
彼女の、水晶のように透明感のある水色の瞳が、私をしっかりと捉えている。美しい瞳に見つめられると、こちらも自然に彼女を見つめ返してしまう。そして、彼女の大人びた美貌に見惚れた。
「……どーしたのよ?」
「あっ。ご、ごめんなさい」
「あまりぼんやりしていちゃ駄目よー?」
「そ、そうね。気をつけるわ」
見惚れてしまっていた、なんて言えるわけがなかった。
「で、行きたいところとかある?」
「行きたい……ところ?」
「深い意味なんて、なーんにもないわ。ただ、たまにはお出掛けしたいと思わないのか、少し気になったのよ」
お出掛け、か。
私は内心重苦しい溜め息を漏らす。
もちろん、普通の人たちみたいに、お出掛けしてみたいとは思う。楽しいだろうな、とも思う。けれども、私には無理だ。もし私が外へ行けば、きっとまた、何らかの事件に巻き込まれるに違いない。周囲に色々と迷惑をかけてしまうだろう。
「……私には無理だわ」
周囲に迷惑をかけてまで外へ行きたいとは、とても思えない。
「どーしてよ」
「私が出歩いても、迷惑をかけるばかりだもの」
「何よ、それ。そんなことで諦めるっていうの?」
「そういう運命なの。仕方ないわ」
刹那、リンディアの両手が私の肩を掴んだ。
「……っ!?」
「簡単に諦めるんじゃないわよ」
ベルンハルトはリンディアへ警戒したような視線を向けていた。
「上手くいくように考えればいーだけじゃない!」
リンディアの目からは苛立ちが感じ取れる。
もしかしたら、私が、すべて諦めているような発言をしてしまったからかもしれない。
「本当は、行きたいの? それとも行きたくないの?」
「……関心はあるわ」
正直に言うなら、一般人のような生活をしてみたい、という思いがまったくないわけではないのだ。王女として生まれたことを悔やんではいないが、平凡な暮らしに憧れている部分は多少ある。
「なら決まりね!」
「え」
唐突に「決まりね」なんて言われても、何が決まったのかまったく分からなかった。
「いつか、街へお出掛けしましょ!」
リンディアはあっけらかんとそんなことを言う。
だが、私からすれば不思議で仕方がない。
「待て。王女を勝手に外へ連れ出すのは、さすがに問題だろう」
「何よ、うるさいわねー」
「それに、遊びで連れ出すなど許可されるとは思えないのだが」
「アンタは黙ってなさいよ」
ベルンハルトとリンディアが険悪なムードに包まれている。
二人はいつもこうだ。
すぐに言い合いみたいになり、何とも言えない冷たい空気を漂わせ始める。
その場にいる私の身にもなってほしい。
「僕も従者だ。言いたいことは、はっきりと言わせてもらう」
「いちいちうるさいのよ!」
「間違っていると思うなら、はっきりとそう言えばいい」
「遊び心なさすぎ! 何なの、それは!」
あぁ、もう……。
「騒ぐな。耳が痛い」
「勘違いしてんじゃないわよ! この蛮勇の馬鹿!」
「そこまで言われる筋合いはない」
二人の険悪な空気に耐えかねた私は、ついに言葉を発してしまう。
「喧嘩は止めて!」
思わぬ大声が出てしまった。
リンディアとベルンハルトは、口を閉じ、私へと驚いたような視線を向けてくる。
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