92 / 157
91話 再戦は不気味な夜に
しおりを挟む
ベッドの下から幼子のように這って出てきたのは、一人の少女だった。
身長は低めで、あまり凹凸のない体つきをした少女だ。本当のところは分からないが、十四歳か十五歳くらいに見える。
また、紺色の髪は肩に擦れるほどの長さ。長い、というほどの長さはない。それを、左耳のすぐ上辺りで、乱雑に一つにまとめている。
あまり飾り気のない容姿だ。
そんな中で一際目立つ個性的なところは、服装。
学生が水泳の授業で着る水着をアレンジしたような服で、腰元には、刃部分が波打った不思議な形状の剣がかかっている。
「せっかくかっこよく登場したろうと思ってたのに、何やねん! もう! こんな登場やったら、全然かっこよないわ!」
その少女は、ベッドの下から完全に抜け出すと、素早く立ち上がる。
「困るわ! ちゃんとした対応してもらわな!」
素早く立ち上がってから、少女はそんなことを言った。
敵なのだろうから、こんなことを言っていては駄目なのかもしれないが……頬を膨らませているところがとても愛らしい。
「やはりラナか」
ベッドのすぐ傍に待機していたベルンハルトは、警戒心を剥き出しにしながら立ち上がる。
「あ、名前覚えててくれたんや? 嬉しいわー」
「何をしに来た」
「兄ちゃん、意外とせっかちやね」
少女——ラナは、くふっ、と笑みをこぼす。
「真剣な話をしているんだ。笑うところじゃない」
「ま、それもそうやね」
適当な返しをしながら、ラナは、腰にぶら下げている剣を手に取る。
「か弱い王女様だけならともかく、兄ちゃんもいるんやもんな、笑ってられへんわ」
「狙いはイーダ王女か」
「そうそう。しっかしまぁ……ドジ女はまたしっかりドジったんやな」
やれやれというような動作をとるラナ。
「……ドジ女?」
「名前は確かー……フィリーナやったっけ」
ラナの発言に、ベルンハルトの目つきは一段と鋭くなる。
「フィリーナ、だと」
そんな……。
「確かそんな名前やった気がするわ」
「彼女もお前らの仲間か」
「厳密にはちゃうんやけど、ま、半分仲間みたいな感じやな。同じ依頼主から同じ任務を貰ったって意味では、仲間と言えると思うわ」
ラナは何やら楽しげな声色でそんなことを話す。他人が驚き戸惑うところを見るのが楽しいのかもしれない。
「そうか。あの女、やはり敵だったか」
「びっくりしないんや?」
「あれほど能力のないやつが王女つきの侍女になるのはおかしいと思っていた」
淡々とした調子で述べながら、懐からナイフを取り出すベルンハルト。
「一人になったイーダ王女を狙いでもする作戦だったのか」
「そんなとこやな」
「卑怯の極みだな。けれど、卑怯者であってくれる方がいい。その方が、僕もやりやすい」
ラナとベルンハルトは普通に話している。どちらも武器を持ってはいるが、手を出そうとしている感じはまだない。
しかし、このまま時が経てば、いずれは戦いに発展してしまうことだろう。
殺意を向けられることは怖い。けれど、それよりずっと恐ろしいのは、ベルンハルトが傷つくこと。
あるいは、従者が負傷すること、とも言える。
「こっちから行くで!」
「ここで暴れるな」
先に仕掛けようと動いたのはラナ。
しかし、先に放たれたのはベルンハルトの蹴りだった。
彼の蹴りをラナは咄嗟に防ぐ。が、勢いを殺しきれなかったのか、数メートル後ろへ飛ばされていた。
ベルンハルトとラナの位置が、ベッドから一気に離れる。
これで少しは動けそうだ。
「いきなり蹴るんはなしやろ!」
「何とでも言えばいい」
「そんな生意気言ってられんのも今だけや」
ラナは剣を左手で持つと、柄の部分に設置されている一枚の歯車を、くるりと一周回転させる。
何だろう?
そう思っていると、ラナの右腕が変化し始めた。
小さな体にまったく似合わない、太い腕と巨大な手。しかも、手のひら部分以外すべてに、深緑の鱗が張り付いている。また、指先には長く鋭い爪が生えている。
とても人間のものとは思えない腕だ。
「……またそれか」
ベルンハルトは目を細める。
私はラナの腕の変化に動揺を隠せなかったが、彼は驚いてはいないようだった。
「そうや。これはうちの武器の一個やからね」
ラナの右腕は、今や、化け物の腕。
直視できるものではない。
「知ってる? うち、小さい頃は第一収容所にいたんよ」
「……だったら何だ」
「うちはそこで、強化人間を作る実験のために、手術を受けさせられてん。やからこんなことができるってわけ」
ラナは本当によく喋る。
刺客とは思えないくらいのお喋りだ。
「ま、実験は破綻したみたいやけどね」
「……時間稼ぎか」
ベルンハルトは怪訝な顔で発する。
「何やそれ! そんなせこいこと、するわけないやんか!」
「……違うのか」
「時間稼ぎなんかせーへんわ。そんなんせんでも、うちは強いもん!」
直後、ラナはベルンハルトに飛びかかった。
ベルンハルトは咄嗟に飛び退く。
「遅いわ!」
着地したベルンハルトに向けて、ラナの巨大な手が振り下ろされる。
「一発で終わらせたる!」
「……あまりなめるなよ」
ラナの巨大な手を、ベルンハルトは、すれすれでかわす。
「ふっ!」
そして、ナイフを振る。
銀色に煌めく刃が、ラナの左腕を切り裂いた。
「……ちっ。わりとやるやん」
しかしラナは、腕をナイフで切りつけられたくらいでは止まらない。彼女の瞳には、まだ、戦う意思が宿っている。
「ここからは本気やで!」
ラナはベルンハルトに再び接近する。
目にも留まらぬ速さで。
そして、彼の前まで来ると、姿勢を低くする。
それでもベルンハルトの目は、ラナの姿を確かに捉えていた。
「とぅおりゃ!」
ラナは背の低さを活かし、低い位置でベルンハルトに突進する。
それに気づかないベルンハルトではない。が、高さに結構な差があるため、彼は適切に対応しきれなかった。
「……っ!?」
ラナに突き飛ばされたベルンハルトは、バランスを崩し、転倒とまではいかないがよろける。
恐らく、それがラナの狙いだったのだろう。
体勢を保ちきれないベルンハルトに向かって、ラナは、巨大な手を振った。
身長は低めで、あまり凹凸のない体つきをした少女だ。本当のところは分からないが、十四歳か十五歳くらいに見える。
また、紺色の髪は肩に擦れるほどの長さ。長い、というほどの長さはない。それを、左耳のすぐ上辺りで、乱雑に一つにまとめている。
あまり飾り気のない容姿だ。
そんな中で一際目立つ個性的なところは、服装。
学生が水泳の授業で着る水着をアレンジしたような服で、腰元には、刃部分が波打った不思議な形状の剣がかかっている。
「せっかくかっこよく登場したろうと思ってたのに、何やねん! もう! こんな登場やったら、全然かっこよないわ!」
その少女は、ベッドの下から完全に抜け出すと、素早く立ち上がる。
「困るわ! ちゃんとした対応してもらわな!」
素早く立ち上がってから、少女はそんなことを言った。
敵なのだろうから、こんなことを言っていては駄目なのかもしれないが……頬を膨らませているところがとても愛らしい。
「やはりラナか」
ベッドのすぐ傍に待機していたベルンハルトは、警戒心を剥き出しにしながら立ち上がる。
「あ、名前覚えててくれたんや? 嬉しいわー」
「何をしに来た」
「兄ちゃん、意外とせっかちやね」
少女——ラナは、くふっ、と笑みをこぼす。
「真剣な話をしているんだ。笑うところじゃない」
「ま、それもそうやね」
適当な返しをしながら、ラナは、腰にぶら下げている剣を手に取る。
「か弱い王女様だけならともかく、兄ちゃんもいるんやもんな、笑ってられへんわ」
「狙いはイーダ王女か」
「そうそう。しっかしまぁ……ドジ女はまたしっかりドジったんやな」
やれやれというような動作をとるラナ。
「……ドジ女?」
「名前は確かー……フィリーナやったっけ」
ラナの発言に、ベルンハルトの目つきは一段と鋭くなる。
「フィリーナ、だと」
そんな……。
「確かそんな名前やった気がするわ」
「彼女もお前らの仲間か」
「厳密にはちゃうんやけど、ま、半分仲間みたいな感じやな。同じ依頼主から同じ任務を貰ったって意味では、仲間と言えると思うわ」
ラナは何やら楽しげな声色でそんなことを話す。他人が驚き戸惑うところを見るのが楽しいのかもしれない。
「そうか。あの女、やはり敵だったか」
「びっくりしないんや?」
「あれほど能力のないやつが王女つきの侍女になるのはおかしいと思っていた」
淡々とした調子で述べながら、懐からナイフを取り出すベルンハルト。
「一人になったイーダ王女を狙いでもする作戦だったのか」
「そんなとこやな」
「卑怯の極みだな。けれど、卑怯者であってくれる方がいい。その方が、僕もやりやすい」
ラナとベルンハルトは普通に話している。どちらも武器を持ってはいるが、手を出そうとしている感じはまだない。
しかし、このまま時が経てば、いずれは戦いに発展してしまうことだろう。
殺意を向けられることは怖い。けれど、それよりずっと恐ろしいのは、ベルンハルトが傷つくこと。
あるいは、従者が負傷すること、とも言える。
「こっちから行くで!」
「ここで暴れるな」
先に仕掛けようと動いたのはラナ。
しかし、先に放たれたのはベルンハルトの蹴りだった。
彼の蹴りをラナは咄嗟に防ぐ。が、勢いを殺しきれなかったのか、数メートル後ろへ飛ばされていた。
ベルンハルトとラナの位置が、ベッドから一気に離れる。
これで少しは動けそうだ。
「いきなり蹴るんはなしやろ!」
「何とでも言えばいい」
「そんな生意気言ってられんのも今だけや」
ラナは剣を左手で持つと、柄の部分に設置されている一枚の歯車を、くるりと一周回転させる。
何だろう?
そう思っていると、ラナの右腕が変化し始めた。
小さな体にまったく似合わない、太い腕と巨大な手。しかも、手のひら部分以外すべてに、深緑の鱗が張り付いている。また、指先には長く鋭い爪が生えている。
とても人間のものとは思えない腕だ。
「……またそれか」
ベルンハルトは目を細める。
私はラナの腕の変化に動揺を隠せなかったが、彼は驚いてはいないようだった。
「そうや。これはうちの武器の一個やからね」
ラナの右腕は、今や、化け物の腕。
直視できるものではない。
「知ってる? うち、小さい頃は第一収容所にいたんよ」
「……だったら何だ」
「うちはそこで、強化人間を作る実験のために、手術を受けさせられてん。やからこんなことができるってわけ」
ラナは本当によく喋る。
刺客とは思えないくらいのお喋りだ。
「ま、実験は破綻したみたいやけどね」
「……時間稼ぎか」
ベルンハルトは怪訝な顔で発する。
「何やそれ! そんなせこいこと、するわけないやんか!」
「……違うのか」
「時間稼ぎなんかせーへんわ。そんなんせんでも、うちは強いもん!」
直後、ラナはベルンハルトに飛びかかった。
ベルンハルトは咄嗟に飛び退く。
「遅いわ!」
着地したベルンハルトに向けて、ラナの巨大な手が振り下ろされる。
「一発で終わらせたる!」
「……あまりなめるなよ」
ラナの巨大な手を、ベルンハルトは、すれすれでかわす。
「ふっ!」
そして、ナイフを振る。
銀色に煌めく刃が、ラナの左腕を切り裂いた。
「……ちっ。わりとやるやん」
しかしラナは、腕をナイフで切りつけられたくらいでは止まらない。彼女の瞳には、まだ、戦う意思が宿っている。
「ここからは本気やで!」
ラナはベルンハルトに再び接近する。
目にも留まらぬ速さで。
そして、彼の前まで来ると、姿勢を低くする。
それでもベルンハルトの目は、ラナの姿を確かに捉えていた。
「とぅおりゃ!」
ラナは背の低さを活かし、低い位置でベルンハルトに突進する。
それに気づかないベルンハルトではない。が、高さに結構な差があるため、彼は適切に対応しきれなかった。
「……っ!?」
ラナに突き飛ばされたベルンハルトは、バランスを崩し、転倒とまではいかないがよろける。
恐らく、それがラナの狙いだったのだろう。
体勢を保ちきれないベルンハルトに向かって、ラナは、巨大な手を振った。
0
あなたにおすすめの小説
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
遺産は一円も渡さない 〜強欲な夫と義実家に捨てられた私、真の相続人と手を組み全てを奪い返す~ (全10話)
スカッと文庫
恋愛
「お前の価値なんて、その遺産くらいしかないんだよ」
唯一の肉親だった祖父を亡くした夜、夫の健一と義母から放たれたのは、あまりにも無慈悲な言葉だった。
四十九日も待たず、祖父が遺した1億2000万円の遺産をアテに贅沢三昧を目論む夫。だが、彼には隠し通している「裏切り」があった――。
絶望の淵に立たされた由美の前に現れたのは、亡き祖父が差し向けた若き凄腕弁護士・蓮。
「おじい様は、すべてお見通しでしたよ」
明かされる衝撃の遺言内容。そして、強欲な夫たちを地獄へ叩き落とすための「相続条件」とは?
虐げられてきた妻による、一発逆転の遺産争奪&復讐劇がいま幕を開ける!
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
見た目は子供、頭脳は大人。 公爵令嬢セリカ
しおしお
恋愛
四歳で婚約破棄された“天才幼女”――
今や、彼女を妻にしたいと王子が三人。
そして隣国の国王まで参戦!?
史上最大の婿取り争奪戦が始まる。
リュミエール王国の公爵令嬢セリカ・ディオールは、幼い頃に王家から婚約破棄された。
理由はただひとつ。
> 「幼すぎて才能がない」
――だが、それは歴史に残る大失策となる。
成長したセリカは、領地を空前の繁栄へ導いた“天才”として王国中から称賛される存在に。
灌漑改革、交易路の再建、魔物被害の根絶……
彼女の功績は、王族すら遠く及ばないほど。
その名声を聞きつけ、王家はざわついた。
「セリカに婿を取らせる」
父であるディオール公爵がそう発表した瞬間――
なんと、三人の王子が同時に立候補。
・冷静沈着な第一王子アコード
・誠実温和な第二王子セドリック
・策略家で負けず嫌いの第三王子シビック
王宮は“セリカ争奪戦”の様相を呈し、
王子たちは互いの足を引っ張り合う始末。
しかし、混乱は国内だけでは終わらなかった。
セリカの名声は国境を越え、
ついには隣国の――
国王まで本人と結婚したいと求婚してくる。
「天才で可愛くて領地ごと嫁げる?
そんな逸材、逃す手はない!」
国家の威信を賭けた婿争奪戦は、ついに“国VS国”の大騒動へ。
当の本人であるセリカはというと――
「わたし、お嫁に行くより……お昼寝のほうが好きなんですの」
王家が焦り、隣国がざわめき、世界が動く。
しかしセリカだけはマイペースにスイーツを作り、お昼寝し、領地を救い続ける。
これは――
婚約破棄された天才令嬢が、
王国どころか国家間の争奪戦を巻き起こしながら
自由奔放に世界を変えてしまう物語。
過労薬師です。冷酷無慈悲と噂の騎士様に心配されるようになりました。
黒猫とと
恋愛
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。
明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。
そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。
………何でこんな事になったっけ?
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる