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120話 王女という言葉に
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「……王女!」
ようやく少し聞き取れたその「王女」という言葉に、私は、急激に目を覚ました。
なぜなら、私を「王女」と付けて呼ぶのはベルンハルトだけだから。
何がどうなってこうなったかのかは分からない。ただ、ベルンハルトの顔を思い出すたびに、明るいものが込み上げてきた。
彼が私を呼んでくれている。
手を取って、早く返事をしなくては——!
その時、視界が晴れた。
目に映るのは、灰色をした無機質な天井と——ベルンハルトではなく、アスター。
「……アスター、さん?」
セットされた白髪。
それは確かに、アスターのものだった。
私の記憶にあるアスターの姿とは、服装が異なっている。けれど、頭部を見れば、彼がアスターであることは明らかである。
「おぉ。目が覚めたようだね」
「……どう、して?」
声は確かに、私を「王女」と呼んでいた。私の周りにいる人で、私を呼ぶ時「王女」と付けるのはベルンハルトだけだ。だから、私を呼んでくれているのはベルンハルトだと思い、それを疑わなかった。
けれど、アスターだった。
ベルンハルトではなかったのだ。
「どうして……貴方が」
拍子抜けだ。
もちろん、嬉しいことは嬉しいけれど。
「ベルンハルトくんだと勘違いさせてしまったなら、すまなかったね。私が『イーダ王女』と呼んだのは、わざとなのだよ」
……やはり、そうだったのね。
騙されたことに対して腹はまったく立たない、と言うと嘘になるだろう。ベルンハルトが来てくれたと思い喜んだ瞬間を返してくれ、と言いたいくらいだ。
しかし、アスターを恨む気はない。
むしろ感謝している。
彼が来てくれたから、私は今こうして生きているのだ。感謝しないわけがない。
「また嘘をついてしまったが……まぁそこは許してくれたまえ」
「……えぇ」
「もちろん、タダで許せとは言わないよ。綿菓子でも林檎飴でも、後で好きなものをプレゼントするとも」
プレゼントの例のチョイスが謎。
「で、イーダくん。座れるかな?」
「えぇ……」
私はゆっくりと上半身を起こした。
特に痛みはない。
数秒して拳銃のことを思い出し、こめかみに手を当てる。
特に何もついていないようだ。
「私、確か……拳銃で撃たれかけて……」
撃たれたはずなのに傷一つないこめかみを、不思議に思いながら触っていると、アスターは軽やかに笑った。
「ははは。大丈夫だよ」
「え」
「私の狙撃が、何とか間に合ったからね」
その言葉を聞き、ハッとする。
気を失う直前に火花が散るのを見た記憶が、今になって、鮮明に蘇ってきたのだ。
「じゃあ、あの火花も……アスターさんの狙撃?」
「火花?」
「見えたの、気を失う直前に。私はシュヴァルが拳銃を撃った時に出たのだと思っていたのだけど……」
するとアスターは、目を大きく開く。
「なるほど! そういう火花なら、狙撃によるものだろうね」
「良かった……って、違った!」
シュヴァルは? シュヴァルはどうなったのよ!?
すっかり忘れてしまっていたけれど、一番重要なのはそこだ。
「アスターさん、シュヴァルはっ!?」
「眠っているよ」
「へ?」
意外な答えに、私はつい情けない声を漏らしてしまった。
「そこを見たまえ」
アスターが示した方へ、視線を向ける。
そして驚いた。
なぜなら、シュヴァルが床に仰向けに横たわっていたから。
「まさか……アスターさんが殺したの」
「えっ、ないない! 殺したりはしていないよ!」
「……本当に?」
「もちろん! 薬品を撃ち込んだだけだとも! 少しすれば目を覚ますよ。もっとも、できれば数日は目覚めないでもらえる方がありがたいのだがね」
何その発言、ちょっと怖い。
「さて、今のうちに脱出するとするかな」
「待って。リンディアが……」
「分かっている」
いつもは軽やかさのあるアスターの声だが、その時だけは硬く重苦しかった。
「だが、君を連れ出すのが先なのだよ」
アスターはきっと、リンディアのことが心配でならないのだろう。そんな中でも、彼は私を優先してくれた。
それは多分、仕事だから。
本当は、彼の心は、リンディアを助けたいと願っているに違いない。
「……ごめんなさい」
私は思わず謝った。
彼の心を少しも考えず、軽い気持ちで余計なことを言ってしまったから。
しかし、アスターはというと、私の謝罪に戸惑った顔をした。
「ん? どうしたのかね、いきなり」
「私、アスターさんの気持ちも考えず余計なことを言ってしまったから、申し訳ないなと思って」
敢えて説明するというのも複雑な気分ではあるが、やむを得ない状況なので、簡単に説明しておいた。
するとアスターは、大型の銃を片手に立ち上がる。
「なに、気にすることはないよ」
そう言って、銃を持っているのとは違う方の手を、私へ差し出してくれた。
なぜだろう。ベルンハルトが手を差し出してくれた時と違って、まったくときめかない。胸の鼓動が速まることさえない。
ただ、落ち着きはする。
それは、アスターに包容力があるからかもしれない。
「ありがとう、アスターさん」
私は彼の手を掴み、十秒ほどかかって立ち上がった。
立つだけに十秒も、と驚かれそうな気もする。しかし、アスターの支えがなければ、もっとかかってしまっていたことだろう。
ようやく立ち上がった時、ふと髪に風を感じて、振り返る。
部屋に唯一あった窓が、割れていた。私が感じた風は、どうやら、そこから吹き込んでいるようだ。
……あそこから狙撃したのかしら。
私は密かに、そんな風に考えたりした。
「歩けるかね? イーダくん」
「えぇ」
「よし。では行こ——」
アスターが言いかけた、ちょうどその時。
入り口部分が開いた。
そこから現れたのは、二人の男。
そう、私とリンディアをここへ連れてきた、やや腹が出ている男とユニコーン頭の男だ。
「侵入者は覚悟しろよ!」
「行かせないっぷ!」
やや腹の出た三十代くらいと思われる男は、太くてごつい斧を。ユニコーン頭の男は、手のひらで包み込める程度の細さの金属製棒を。それぞれ持っている。
暴力に訴える気か、二人は。
「……やれやれ。面倒臭いね」
アスターはそう呟くと、大型の銃を男たちへ向ける。
「大丈夫なんですか? アスターさん」
「何かね、その質問は」
「だってほら、アスターさん、まだ病み上がりでしょう?」
すると彼は、口角をくいっと持ち上げた。
「なるほど。その心配なら不要だよ。なぜなら……」
アスターの瞳に鋭い光が宿るのが分かった。
「やる気になれば、体調なんて関係ないからね」
ようやく少し聞き取れたその「王女」という言葉に、私は、急激に目を覚ました。
なぜなら、私を「王女」と付けて呼ぶのはベルンハルトだけだから。
何がどうなってこうなったかのかは分からない。ただ、ベルンハルトの顔を思い出すたびに、明るいものが込み上げてきた。
彼が私を呼んでくれている。
手を取って、早く返事をしなくては——!
その時、視界が晴れた。
目に映るのは、灰色をした無機質な天井と——ベルンハルトではなく、アスター。
「……アスター、さん?」
セットされた白髪。
それは確かに、アスターのものだった。
私の記憶にあるアスターの姿とは、服装が異なっている。けれど、頭部を見れば、彼がアスターであることは明らかである。
「おぉ。目が覚めたようだね」
「……どう、して?」
声は確かに、私を「王女」と呼んでいた。私の周りにいる人で、私を呼ぶ時「王女」と付けるのはベルンハルトだけだ。だから、私を呼んでくれているのはベルンハルトだと思い、それを疑わなかった。
けれど、アスターだった。
ベルンハルトではなかったのだ。
「どうして……貴方が」
拍子抜けだ。
もちろん、嬉しいことは嬉しいけれど。
「ベルンハルトくんだと勘違いさせてしまったなら、すまなかったね。私が『イーダ王女』と呼んだのは、わざとなのだよ」
……やはり、そうだったのね。
騙されたことに対して腹はまったく立たない、と言うと嘘になるだろう。ベルンハルトが来てくれたと思い喜んだ瞬間を返してくれ、と言いたいくらいだ。
しかし、アスターを恨む気はない。
むしろ感謝している。
彼が来てくれたから、私は今こうして生きているのだ。感謝しないわけがない。
「また嘘をついてしまったが……まぁそこは許してくれたまえ」
「……えぇ」
「もちろん、タダで許せとは言わないよ。綿菓子でも林檎飴でも、後で好きなものをプレゼントするとも」
プレゼントの例のチョイスが謎。
「で、イーダくん。座れるかな?」
「えぇ……」
私はゆっくりと上半身を起こした。
特に痛みはない。
数秒して拳銃のことを思い出し、こめかみに手を当てる。
特に何もついていないようだ。
「私、確か……拳銃で撃たれかけて……」
撃たれたはずなのに傷一つないこめかみを、不思議に思いながら触っていると、アスターは軽やかに笑った。
「ははは。大丈夫だよ」
「え」
「私の狙撃が、何とか間に合ったからね」
その言葉を聞き、ハッとする。
気を失う直前に火花が散るのを見た記憶が、今になって、鮮明に蘇ってきたのだ。
「じゃあ、あの火花も……アスターさんの狙撃?」
「火花?」
「見えたの、気を失う直前に。私はシュヴァルが拳銃を撃った時に出たのだと思っていたのだけど……」
するとアスターは、目を大きく開く。
「なるほど! そういう火花なら、狙撃によるものだろうね」
「良かった……って、違った!」
シュヴァルは? シュヴァルはどうなったのよ!?
すっかり忘れてしまっていたけれど、一番重要なのはそこだ。
「アスターさん、シュヴァルはっ!?」
「眠っているよ」
「へ?」
意外な答えに、私はつい情けない声を漏らしてしまった。
「そこを見たまえ」
アスターが示した方へ、視線を向ける。
そして驚いた。
なぜなら、シュヴァルが床に仰向けに横たわっていたから。
「まさか……アスターさんが殺したの」
「えっ、ないない! 殺したりはしていないよ!」
「……本当に?」
「もちろん! 薬品を撃ち込んだだけだとも! 少しすれば目を覚ますよ。もっとも、できれば数日は目覚めないでもらえる方がありがたいのだがね」
何その発言、ちょっと怖い。
「さて、今のうちに脱出するとするかな」
「待って。リンディアが……」
「分かっている」
いつもは軽やかさのあるアスターの声だが、その時だけは硬く重苦しかった。
「だが、君を連れ出すのが先なのだよ」
アスターはきっと、リンディアのことが心配でならないのだろう。そんな中でも、彼は私を優先してくれた。
それは多分、仕事だから。
本当は、彼の心は、リンディアを助けたいと願っているに違いない。
「……ごめんなさい」
私は思わず謝った。
彼の心を少しも考えず、軽い気持ちで余計なことを言ってしまったから。
しかし、アスターはというと、私の謝罪に戸惑った顔をした。
「ん? どうしたのかね、いきなり」
「私、アスターさんの気持ちも考えず余計なことを言ってしまったから、申し訳ないなと思って」
敢えて説明するというのも複雑な気分ではあるが、やむを得ない状況なので、簡単に説明しておいた。
するとアスターは、大型の銃を片手に立ち上がる。
「なに、気にすることはないよ」
そう言って、銃を持っているのとは違う方の手を、私へ差し出してくれた。
なぜだろう。ベルンハルトが手を差し出してくれた時と違って、まったくときめかない。胸の鼓動が速まることさえない。
ただ、落ち着きはする。
それは、アスターに包容力があるからかもしれない。
「ありがとう、アスターさん」
私は彼の手を掴み、十秒ほどかかって立ち上がった。
立つだけに十秒も、と驚かれそうな気もする。しかし、アスターの支えがなければ、もっとかかってしまっていたことだろう。
ようやく立ち上がった時、ふと髪に風を感じて、振り返る。
部屋に唯一あった窓が、割れていた。私が感じた風は、どうやら、そこから吹き込んでいるようだ。
……あそこから狙撃したのかしら。
私は密かに、そんな風に考えたりした。
「歩けるかね? イーダくん」
「えぇ」
「よし。では行こ——」
アスターが言いかけた、ちょうどその時。
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そこから現れたのは、二人の男。
そう、私とリンディアをここへ連れてきた、やや腹が出ている男とユニコーン頭の男だ。
「侵入者は覚悟しろよ!」
「行かせないっぷ!」
やや腹の出た三十代くらいと思われる男は、太くてごつい斧を。ユニコーン頭の男は、手のひらで包み込める程度の細さの金属製棒を。それぞれ持っている。
暴力に訴える気か、二人は。
「……やれやれ。面倒臭いね」
アスターはそう呟くと、大型の銃を男たちへ向ける。
「大丈夫なんですか? アスターさん」
「何かね、その質問は」
「だってほら、アスターさん、まだ病み上がりでしょう?」
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「なるほど。その心配なら不要だよ。なぜなら……」
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