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前編
しおりを挟む友人だと思っていた同じ年齢の女性に婚約者を奪われた。
私は彼女のことを他の誰よりも親しい友人だと思っていて信頼もしていた。にもかかわらず、彼は裏で私の婚約者に近づき、私には秘密で彼と深い仲にまでなっていた。
そうしてその時が来ると、二人は私のところへやって来た。
「君との婚約、破棄することにした」
「なぜってぇ~あたしのお腹に赤ちゃんが来たからよっ」
友人だと思っていた彼女はにこにこ笑顔。
信じられなかった。
どうして私の前で平然とそんなことを言えるのか。
「ま、そういうことなので。君との関係はおしまいだ。これからは、この愛を持って、彼女と共に生き彼女と共に生命を育んでいく。君は必要ない」
こうして私と彼の関係は終わった。
まさかこんなことになるなんて。
すぐにはこれが現実だと理解できなくて。
けれども時の経過と共に怒りが込み上げてきた。
絶対に許さない!
二人に罰を与えることを決意した。
◆
その後父にこの件について話し彼らに罰を与えることを望んでいると伝えた。すると父は理解を示してくれて。迷うことなく、協力する、と言ってくれた。私の父は権力者の知人も多い、彼ならきっとやってくれるだろう。
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