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我が婚約者は、婚約破棄を宣言して自滅しました。~威張っていたのにそれですか、情けないですね~
しおりを挟む「お前のような醜い女、もう傍に置いてはやらん! 婚約は破棄だ!」
茶会にて、婚約者ブルーストから告げられる。
その調子は刺々しい。
明らかに私への敵意をはらんだ声だ。
「そんな……どうして……」
こちらは何もやらかしていなかったと思うのだけれど……。
「ふん! お前を置いてやっていたのは金のためだ、お前の実家は太いからな。だがもういい! なぜならいちいち生意気を言うからだ。『同時に十人と浮気するのはどうかと思います』とか言うからだ!」
なんということだ。
それが理由か。
一般的に考えて普通のことを言っているだけではないか、こちらは。
「え、それが理由ですか」
「あったりまえだろう! くちごたえするクソ女を置いておく義理はない!」
常識を言えばくちごたえ?
馬鹿げている。
呆れてしまう。
「そうですか、分かりました」
「去れ!」
「はい、去りますね」
その後私は両親に相談し、ブルーストの家への金銭的支援を打ち切った。
それによって彼と彼の家はやっていけなくなり終わった。
◆終わり◆
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急にendというようなイメージで書きました。
読んでくださりありがとうございました!m(_ _)m