我が婚約者は、婚約破棄を宣言して自滅しました。~威張っていたのにそれですか、情けないですね~

四季

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我が婚約者は、婚約破棄を宣言して自滅しました。~威張っていたのにそれですか、情けないですね~

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「お前のような醜い女、もう傍に置いてはやらん! 婚約は破棄だ!」

 茶会にて、婚約者ブルーストから告げられる。

 その調子は刺々しい。
 明らかに私への敵意をはらんだ声だ。

「そんな……どうして……」

 こちらは何もやらかしていなかったと思うのだけれど……。

「ふん! お前を置いてやっていたのは金のためだ、お前の実家は太いからな。だがもういい! なぜならいちいち生意気を言うからだ。『同時に十人と浮気するのはどうかと思います』とか言うからだ!」

 なんということだ。
 それが理由か。
 一般的に考えて普通のことを言っているだけではないか、こちらは。

「え、それが理由ですか」
「あったりまえだろう! くちごたえするクソ女を置いておく義理はない!」

 常識を言えばくちごたえ?

 馬鹿げている。
 呆れてしまう。

「そうですか、分かりました」
「去れ!」
「はい、去りますね」

 その後私は両親に相談し、ブルーストの家への金銭的支援を打ち切った。

 それによって彼と彼の家はやっていけなくなり終わった。


◆終わり◆
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感想 1

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みんなの感想(1件)

penpen
2023.04.22 penpen

ふぁ?(´゚д゚`)

2023.04.22 四季

急にendというようなイメージで書きました。

読んでくださりありがとうございました!m(_ _)m

解除

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