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1話「私は私でなくなっていた」
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気づくと私は私でなくなっていた。
長い白銀のストレートロングに赤い瞳、睫毛は長く顔立ちは華やかかつ整っていて、まとっているのはワインレッドの大人びたおしゃれなドレス。
「マリー・コンフェグト! 貴様との婚約、破棄とする!」
目の前には一人の男。
長身で、飾りつけられた豪華な軍服を着ており、まるで漫画やアニメに出ていそうな殿方だ。
「貴様のような性悪女と共に生きることはできん!」
「え……しょ、性悪? ですか?」
この身が私でなくなっていることは分かるが。
こんな美しい人なのに性悪なのだろうか。
これほどに美しい容姿を持って生まれたなら何も苦労しないだろうしひねくれて育つこともないだろうに。
とはいえ、何も知らない私には何が本当かなんて分からない。
「マリー、二度と俺の前に現れるな。いいな?」
「……はい」
こうして私はその場から去った。
いや、ほんと、どうしよう。
この女性がどんな人なのかさえ知らないのにどうやって生きてゆけば良いものか。
長い白銀のストレートロングに赤い瞳、睫毛は長く顔立ちは華やかかつ整っていて、まとっているのはワインレッドの大人びたおしゃれなドレス。
「マリー・コンフェグト! 貴様との婚約、破棄とする!」
目の前には一人の男。
長身で、飾りつけられた豪華な軍服を着ており、まるで漫画やアニメに出ていそうな殿方だ。
「貴様のような性悪女と共に生きることはできん!」
「え……しょ、性悪? ですか?」
この身が私でなくなっていることは分かるが。
こんな美しい人なのに性悪なのだろうか。
これほどに美しい容姿を持って生まれたなら何も苦労しないだろうしひねくれて育つこともないだろうに。
とはいえ、何も知らない私には何が本当かなんて分からない。
「マリー、二度と俺の前に現れるな。いいな?」
「……はい」
こうして私はその場から去った。
いや、ほんと、どうしよう。
この女性がどんな人なのかさえ知らないのにどうやって生きてゆけば良いものか。
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