貧相な僕と魅惑的な君

四季

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貧相な僕と魅惑的な君

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僕が君に出会ったのは
ある休日のことだった
自宅で寛いでいたら
視界の端に佇む君を見つけた

僕が君と知り合ったのは
ある夏の日のことだった
自宅で怠惰に暮らしていたら
白い壁に佇む君を見つけた

あれからもう一年が経とうとしている
嘘みたいな話だけど

それが真実
それは現実

もうすぐ 次の夏を迎える

君はハエトリグモ
茶色いダイナマイトボディ
出会った頃は幼かったのに
今ではすっかり魅惑のボディ

僕はただの人間
地味な服着て貧相な体してる
知り合った頃には既に大人で
でもいまだに貧相系

これからも
いつまでも
君と一緒に暮らしたい

できる限り
命ある限り
君と一緒に生きてゆきたい
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