俺より強い女とか無理だわ萎えるわ、とのことで、婚約破棄されました。~ここからはそれぞれの道を行きましょう~

四季

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後編

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 婚約破棄された私は、誰かと共に生きることは諦めた。

 そして冒険者の道により一層集中して打ち込むことにした。

 私にはそれしかない。けれども私にはそれがある。何もない人よりかはできることがある、だからその道を強い心で進んでいこうと思ったのだ。

 恋も、愛も、欲さない。

 ただ強く在り。
 ただ強く生きる。

 そう心を決めた。


 ◆


 その後ランキング一位になることができた。
 だがちょうどその頃王子に見初められて。
 最初は断っていたのだが王子からの圧が凄く断れなくなってしまったので彼と共に生きてゆくことにした。

 ――と、最初はそんな感じであったが、今は夫であり王子でもある彼を愛している。

 彼は私が強くても悪く言わない。
 それどころか褒めてくれる。
 かっこいい、と言ってくれるし、尊敬する、とも言ってくれる。

 そんな彼が好きだ。

 私は彼を護って生きていきたい。

 愛しているから。
 愛おしいから。
 そして感謝しているから。

 私にできること、それは、彼を護ることだ。

 ちなみにブルドはというと。
 あの後生まれ育った町を離れて女遊びに精を出していたところ魔獣の襲撃に遭い死亡してしまったそうだ。

 その亡骸は指一本すら遺らず。
 彼の最期は魔獣の餌になるという惨いものだったらしい。


◆終わり◆
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