転生したら無自覚ざまぁ能力を手に入れました

四季

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3話

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 殺害した人物はすぐに捕まった。彼は四十手前の男で「不気味な子を生んだ女だから」と殺すことにしたそうだ。

 よくもそんなことを平気で話せたものだ。

 ただ、私にとって、この事件は衝撃的なものであった。なぜなら、私という存在ざ原因だったから。私という存在のせいで、一番親切にしてくれた人が殺された。それが辛くて、徐々に引きこもりがちになっていった。

 後日、私のところへやって来た青年がいた。

 彼は母親の知り合いだったらしい。母親の知り合い、というには、少々若い気もするけれど。ただ、どことなく愛らしい感じで気さくな雰囲気を漂わせている、嫌な印象ではない青年であった。

「貴女のお母さんを殺したあの犯罪者、突然死したそうですよ」

 彼はいきなりそんなこそを告げてきた。

 私の母を殺したあの男は、殺人犯としてひとまず牢に入れられていたそうだ。だが、数日後の朝、係の者が見にいくと死んでいたらしい。

 ちなみに、自殺したと思われるような痕跡は少しもなかったそうだ。
 亡骸は解剖に回されたらしいが、それでも死因ははっきりせず、死因の調査は結局打ち切りとなったとか。

 またしても謎の死だった。

 そして、これを期に、私のことを『死神』と呼ぶ者が出てくることとなる。
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