これまで貴方に尽くしてきたのに婚約破棄だなんて許せません。父に頼んで復讐いたします。

四季

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3話「仕留めて未来へ」

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 ◆


 それから数日、父が送り込んだ刺客によってアボガとその相手女性は仕留められた。

 夜にアボガの部屋で二人いちゃついているところを狙ったとのことで。
 二人とも素人だということもあって、あっさりと仕留めることができたようだった。

 アボガは女性を放って走って逃げようとしたらしい……。

 それを聞くと、彼は酷い人だなぁ、と思ってしまう。

 相手女性の味方をするわけではないけれど。
 でもどうしても多少思いを馳せてしまう部分もあった。

 危機的状況に陥った時に放って先に逃げていってしまう男、というのは、どうにも……。

 ま、いずれにせよ、これで二人は片付いた。

 私の復讐がここでおしまい。

 ここからは未来へ。
 過去は捨て、忘れ、先へと行こう。


 ◆


 その後私は親戚の紹介で顔を合わせることとなった本好きな資産家の男性と結ばれた。

 結婚した今も、私は家事はしなくて良い状況だ。
 なぜなら夫が家事係を雇っているからである。
 家主の妻である私は基本的には何もしなくて良い。

 なので私は、本の買い出しの手伝いだけを行っている。

 夫が購入を希望していた本を聞いておいてそれを買ってくる、ということをしている。

 彼はいつも本について教えてくれるので、喋っているととても楽しい。


◆終わり◆
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