婚約者がやたらと幼馴染みと比べて下げてくるので、彼の前から去ることにしました。

四季

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後編

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 アズレイの婚約者が消えた。
 それは騒ぎになった。
 騒ぎは騒ぎを呼び、彼の行いも世に出る。

「アズレイさんって凄いわよねー、婚約者がいるのに他の女と夜まで仲良しだなんてー」
「さすがに引くわ」
「理解不能よね。というか、そんな男論外」

 町中でもそんな会話を聞いたほど、アズレイの件は有名な話となっていた。

 私が消えるや否や、アズレイは喜んで私との婚約を破棄し、レレイと婚約したようだ。
 しかしその時には既にレレイは心を病んでいて。
 世界中の人たちから批判されている、という妄想にとりつかれたレレイは、毎日自室で暴れるようになっていったらしい。

 そんなある日、暴れている最中に窓から転落し、即死したそうだ。

 アズレイはレレイ死を知り発狂。
 後を追うように自ら死を選んだ。

 ちなみに私はというと、全国展開している服屋の社長で資産家でもある男性と結婚した。


◆終わり◆
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