妹から「地味でダサいお姉様には需要はありませんのよ!」と言われ、婚約者を奪っていかれてしまいました。が、その後私の方が幸せになりました。

四季

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3話「意外な進展」

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 ◆


 そうして王族が暮らす城で働き始めた私は、一年も経たないうちに王子ダリアンからアプローチを受けるようになる。

 彼と初めて言葉を交わしたのは、私が同僚から押し付けられた窓拭きを一人でこなしていた時。彼はただの働き手でしかない私に「いつも見ていたよ。一人でも努力していて偉いね」と言ってくれたのだ。もっとも、その時の私は王子に声をかけられたということに怯んでしまってまともに言葉を返せなかったのだが。しかしそれによって嫌われることはなく。むしろ、それ以来、定期的に声をかけられるようになっていった。

 そこから関係は徐々に発展し、やがて告げられる。

「よければ僕の妻になってほしいんだ」

 一回目、そのようなことを言われた時には、夢でも見ているのではないかと不安になったが。

「……はい、よろしくお願いします」

 数度目で受け入れ。
 私はダリアン王子と結婚することになった。

 その頃、実家から手紙が届き、リイナが不幸になっていることを知った。
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