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3話「満足したルルネリア」
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数日後、ルルネリアはアボデストのもとへ現れる。
愛する女性の死を聞いて弱りきっていたアボデストは、ルルネリアの姿を見ると「俺も死にたいんだ、せっかくだからあの世へ連れていってくれ」と懇願した。
だが、それを聞いて、ルルネリアは彼を殺めることはやめた。
死を望むなら死を与えても意味がない。
そう思ったからだ。
ルルネリアはアボデストを西の山へと連れ去った。
そしてそこにある木の一本にくくりつけて。
以降、彼女は、アボデストを死なない程度に痛めつけ続けた。
彼は十秒に一回程度の頻度で「お願いだ、死なせてくれよ」と泣きながら頼んでいたけれど、ルルネリアは死なせなかった。ルルネリアは躊躇なく痛めつけ続けた。来る日も、来る日も。
それから数週間が経ち、アボデストはついに絶命した。
「私の心の痛み……少しは理解していただけたでしょうか」
そう呟いて、ルルネリアは消えた。
◆
こうして無事復讐を終えたルルネリアは、再びあの世へ行き、穏やかに眠ることができた。
その時の彼女は穏やかな精神状態だった。
◆終わり◆
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