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75.その蝶はきっと虹を目指す
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――軍の会合の解散後。
「昨日のスカウトはどうでしたかな?」
「結果が気になりますぞ」
「貴方のことですからきっとアンダーを取り戻せそうなのでしょうな!」
白髪交じりなひげを蓄えたナンバーツーの周囲に人だかりができている。
「実は」
ナンバーツーを取り囲む者たちは、皆、エイヴェルン軍の中でそれなりの位を持っている者たちだ。それゆえ全員男性である。
「失敗してしまったのだ……」
途端に広がるざわめき。
「な、なんという」
「我が軍のナンバーツーが直々に頼み込んでもなお拒否するとはある意味凄いですぞ」
「信じられませんな」
まさかの拒否。
その場にいる誰もが驚きのうねりに呑み込まれていた。
「で、ですが、やつの力が必要なのでは?」
「それはその通り。できれば欲しい。今はただ戦力を欲しているからな」
「ではどうされるのです?」
「……この件については後日改めてヴィーゲン将軍に相談してみようかと考えているところだ」
それだけ言うと、ナンバーツーはその場から立ち去った。
ナンバーツーが去った後、他の男たちは唇に粘着質な黒い笑みを滲ませて「あの男、やはり無能ですな」「ナンバーツーといっても親の権力でなっただけですぞ。それゆえ何もできない、予想はしていましたが……」「似たようなものにせよ、オイラー殿の方がいくらか有能でしたな」などと馬鹿にするような悪口を言っていた。
彼らはナンバーツーの男のことを実は良く思っていない。
本人の前では尊敬しているかのように振る舞いちやほやしているが、それはあくまでそうしている方が印象が良くなるからでしかないのだ。
褒める言葉も、持ち上げる言葉も、あくまでお付き合い。
「ガチ勢のヴィーゲン殿とは大違いですな」
「比べるのも無礼ですぞ」
「確かにそうですな。ははは。ヴィーゲン殿は家柄も実力も兼ね備えた最上の軍人ですからな」
「ただ、娘さん大好き」
「いやいや! そういうところも含めて素敵なのですぞ! 人間らしさを感じるではないですか。人の心や思いやりなくして組織の長は務まらないでしょう!」
◆
ワシーは走ってエネルギーを生み出している。
もう毎日ダッシュだ。
罪を償うために、自由を得るために、彼は運動が得意でない中でもひたすら足を動かしていた。
どったん、ばったん、と、最初はぎこちない走り方だった。
見張りの男にはよく笑われた。
馬鹿みたいな走り方だと言われもした。
それでもワシーは逃げ出さなかった。
体力がないため休み休みにはなるが毎日ほぼ一日中走り続けて――段々慣れてきて、同時に、それなりの走り方にはなってきた。
「お父さま」
そんなワシーのもとに現れたのはアイリーン。
彼女は今日ここを出る。
罪人のための場所、牢、そこを。
「……本日、ここを出ます」
「どういうことだ?」
「罰として決められていた分の仕事が終わりましたので」
アイリーンが真剣な面持ちのまま言えば、ワシーは無表情で「そうか」と短く返した。
娘が解放されるというのに、少しも嬉しそうではない。
「これからどうするつもりだ」
「ラン様のもとへ戻ります」
即座に返ってきた言葉にワシーは驚く。
なぜならその声には真っ直ぐな強さがあったからだ。
「馬鹿な。その女はお前の本性を知っているはずだ。以前のような関係に戻れるはずがない」
「そうかもしれません。ですがラン様は戻って来いと言ってくださっていますので。ですので必ず、戻ります」
アイリーンはいつもワシーの圧に押し潰されていた。
命令されれば断れず。
静かな威圧感で支配されて。
……でも、今はもう違う。
「ここから先はわたしの道です」
今はもう自分の道を自分で選ぶことができる。
その覚悟がある。
「お父さまが決めた道を歩くのは、もうおしまいにします」
そう述べるアイリーンの瞳は澄んでいた。
「アイリーンさん!」
「ぇ」
そこへ現れたのはラン。
「あ……も、申し訳ありません、お話の途中に声をかけてしまい……」
タイミングが悪かった、と、後悔しているような顔をしている。
「いえ。ですがどうして」
「迎えに来てしまいました……その、アイリーンさんが自由になられるのが本日であると聞きまして……楽しみで、じっとしていられず」
「そうでしたか」
「先ほど少しお聞きしました。わたくしのところへ帰ってきてくださるのですね」
その言葉に少しばかり気まずそうな目をするアイリーンだが。
「良かったぁぁぁ!!」
次の瞬間、涙目になったランに飛びかかられる。
アイリーンは驚きに面を染めながらも子どものように号泣するその身体を抱き寄せた。
「ずっと、ずっと……この時を待っていたんです……!」
ランは国王の妻とはとても思えないような豪快かつ激しい泣き方をしている。
滝のように流れ落ちる涙で顔はぐしゃぐしゃになっていて、それでも彼女は涙を止めようとはしない――それは多分、その涙が悲しみから生まれたものではなく喜びから生まれたものだからだろう。
「アイリーンだぁぁぁぁぁぁん!!」
ランは、ずっと帰りを待っていた人の名を呼んだ。
そんな彼女をアイリーンは強く抱き締める。
アイリーンの胸もとはきっともうランの涙で濡れきっているだろう。
――それから数分ランは泣き続けたが。
「この日をずっとずっと待っていました!」
ようやくランは笑った。
その可憐な面には大輪の花が開いている。
「すべて貴女のおかげです、色々ありがとうございました」
「い、いえいえっ」
アイリーンは手袋をはめた手でランと握手を交わす。
「迷惑もたくさんかけてしまいましたが、どうか、またかつてのように呼ばせてください」
ランがいつかみた夢。
その結末は今ここに在る。
「ただいま戻りました、ラン様」
流した涙も。
立ち向かった言葉も。
信じ続けた明日も。
すべてがここへ至るためのものだった。
「おかえりなさい! アイリーンさん!」
どんな長雨もいつかは止む。
その時が来れば。
――羽根を休めていた蝶は飛び立ち、虹を目指すだろう。
「昨日のスカウトはどうでしたかな?」
「結果が気になりますぞ」
「貴方のことですからきっとアンダーを取り戻せそうなのでしょうな!」
白髪交じりなひげを蓄えたナンバーツーの周囲に人だかりができている。
「実は」
ナンバーツーを取り囲む者たちは、皆、エイヴェルン軍の中でそれなりの位を持っている者たちだ。それゆえ全員男性である。
「失敗してしまったのだ……」
途端に広がるざわめき。
「な、なんという」
「我が軍のナンバーツーが直々に頼み込んでもなお拒否するとはある意味凄いですぞ」
「信じられませんな」
まさかの拒否。
その場にいる誰もが驚きのうねりに呑み込まれていた。
「で、ですが、やつの力が必要なのでは?」
「それはその通り。できれば欲しい。今はただ戦力を欲しているからな」
「ではどうされるのです?」
「……この件については後日改めてヴィーゲン将軍に相談してみようかと考えているところだ」
それだけ言うと、ナンバーツーはその場から立ち去った。
ナンバーツーが去った後、他の男たちは唇に粘着質な黒い笑みを滲ませて「あの男、やはり無能ですな」「ナンバーツーといっても親の権力でなっただけですぞ。それゆえ何もできない、予想はしていましたが……」「似たようなものにせよ、オイラー殿の方がいくらか有能でしたな」などと馬鹿にするような悪口を言っていた。
彼らはナンバーツーの男のことを実は良く思っていない。
本人の前では尊敬しているかのように振る舞いちやほやしているが、それはあくまでそうしている方が印象が良くなるからでしかないのだ。
褒める言葉も、持ち上げる言葉も、あくまでお付き合い。
「ガチ勢のヴィーゲン殿とは大違いですな」
「比べるのも無礼ですぞ」
「確かにそうですな。ははは。ヴィーゲン殿は家柄も実力も兼ね備えた最上の軍人ですからな」
「ただ、娘さん大好き」
「いやいや! そういうところも含めて素敵なのですぞ! 人間らしさを感じるではないですか。人の心や思いやりなくして組織の長は務まらないでしょう!」
◆
ワシーは走ってエネルギーを生み出している。
もう毎日ダッシュだ。
罪を償うために、自由を得るために、彼は運動が得意でない中でもひたすら足を動かしていた。
どったん、ばったん、と、最初はぎこちない走り方だった。
見張りの男にはよく笑われた。
馬鹿みたいな走り方だと言われもした。
それでもワシーは逃げ出さなかった。
体力がないため休み休みにはなるが毎日ほぼ一日中走り続けて――段々慣れてきて、同時に、それなりの走り方にはなってきた。
「お父さま」
そんなワシーのもとに現れたのはアイリーン。
彼女は今日ここを出る。
罪人のための場所、牢、そこを。
「……本日、ここを出ます」
「どういうことだ?」
「罰として決められていた分の仕事が終わりましたので」
アイリーンが真剣な面持ちのまま言えば、ワシーは無表情で「そうか」と短く返した。
娘が解放されるというのに、少しも嬉しそうではない。
「これからどうするつもりだ」
「ラン様のもとへ戻ります」
即座に返ってきた言葉にワシーは驚く。
なぜならその声には真っ直ぐな強さがあったからだ。
「馬鹿な。その女はお前の本性を知っているはずだ。以前のような関係に戻れるはずがない」
「そうかもしれません。ですがラン様は戻って来いと言ってくださっていますので。ですので必ず、戻ります」
アイリーンはいつもワシーの圧に押し潰されていた。
命令されれば断れず。
静かな威圧感で支配されて。
……でも、今はもう違う。
「ここから先はわたしの道です」
今はもう自分の道を自分で選ぶことができる。
その覚悟がある。
「お父さまが決めた道を歩くのは、もうおしまいにします」
そう述べるアイリーンの瞳は澄んでいた。
「アイリーンさん!」
「ぇ」
そこへ現れたのはラン。
「あ……も、申し訳ありません、お話の途中に声をかけてしまい……」
タイミングが悪かった、と、後悔しているような顔をしている。
「いえ。ですがどうして」
「迎えに来てしまいました……その、アイリーンさんが自由になられるのが本日であると聞きまして……楽しみで、じっとしていられず」
「そうでしたか」
「先ほど少しお聞きしました。わたくしのところへ帰ってきてくださるのですね」
その言葉に少しばかり気まずそうな目をするアイリーンだが。
「良かったぁぁぁ!!」
次の瞬間、涙目になったランに飛びかかられる。
アイリーンは驚きに面を染めながらも子どものように号泣するその身体を抱き寄せた。
「ずっと、ずっと……この時を待っていたんです……!」
ランは国王の妻とはとても思えないような豪快かつ激しい泣き方をしている。
滝のように流れ落ちる涙で顔はぐしゃぐしゃになっていて、それでも彼女は涙を止めようとはしない――それは多分、その涙が悲しみから生まれたものではなく喜びから生まれたものだからだろう。
「アイリーンだぁぁぁぁぁぁん!!」
ランは、ずっと帰りを待っていた人の名を呼んだ。
そんな彼女をアイリーンは強く抱き締める。
アイリーンの胸もとはきっともうランの涙で濡れきっているだろう。
――それから数分ランは泣き続けたが。
「この日をずっとずっと待っていました!」
ようやくランは笑った。
その可憐な面には大輪の花が開いている。
「すべて貴女のおかげです、色々ありがとうございました」
「い、いえいえっ」
アイリーンは手袋をはめた手でランと握手を交わす。
「迷惑もたくさんかけてしまいましたが、どうか、またかつてのように呼ばせてください」
ランがいつかみた夢。
その結末は今ここに在る。
「ただいま戻りました、ラン様」
流した涙も。
立ち向かった言葉も。
信じ続けた明日も。
すべてがここへ至るためのものだった。
「おかえりなさい! アイリーンさん!」
どんな長雨もいつかは止む。
その時が来れば。
――羽根を休めていた蝶は飛び立ち、虹を目指すだろう。
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