信じていたかった

四季

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信じていたかった

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あなたのことが好きよって

言おうとしていたのは

その想いが本当のものなのだと

そう信じたかったから



あなたを愛しているのって

言わずにいられなかったのは

その想いに偽りはないのだと

そう信じようとしていたから



けれども

何もかもすべてが

偽りと

いつしか気づいてしまった



人の心は難しいもので



真実に

一度気づいてしまったら



二度と

引き返すことはできない



信じていたかったことがあった

それは事実なのだけれど

もう信じることはできない

それもまた事実
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