最強の戦士ここにあり

田仲真尋

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師匠巡り~其の参~

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魔王との死闘の後、私はクレイヴの港町から船に乗り、ギアン大陸に別れを告げていた。

きっと今頃、クレイヴ国では魔王退治の功労者である私を、皆が必死に探していることだろう。

やはり祝宴の席に、英雄が不在では締まらないだろうからな。

だか私は、まだ出席するつもりはない。

待たせれば待たせるだけ、皆の歓喜は大きくなるはずだ。

やはり英雄は遅れていかねばならぬのだ。

それまで、せいぜい仮のパーティでもやらせておけばよい。

主役の私が戻った暁には、盛大なパレードでも催してもらおう。


そんな私は現在、船の上にいる。

本音を言えば船には乗りたくない。

船酔いの恐怖と戦いながら私は海を見つめていた。

私は気持ちの良い海風も潮の香りも……大嫌いだ。


今回、海を渡りレト大陸に向かうのには理由があった。

レト大陸はギアン大陸のクレイヴから、船で半日ほどである。

ギアン大陸全土の約二倍の面積をほこるレト大陸にも、私の師匠が沢山いる。

今回、訪ねる師匠の名は「ゼブラ」と、いう頑固で偏屈な爺さんだ。

ゼブラは鍛冶職人である。

私が教わったのは主に剣の打ち方。

何度も頭を小突かれ罵倒されながらも私は基礎から学び、ようやくゼブラ師匠から一人前のお許しを得た。

今でも当時の辛く厳しい思い出が鮮明に甦ってくる。



「おぇっ!」

レト大陸の港町「マリーナ」に到着した、私への最初の試練は

船酔いを醒ますことであった。

一泊をマリーナで過ごし、体調を整えた私は朝から元気に朝食を食べ、出発した。

ゼブラ師匠が住む、「ガルフ」という村落は、マリーナより徒歩数時間の山あいにある。

私は、のどかな田舎道を歩いた。

天気が良く、乾いた風が心地よかった。

ガルフに着いたのはそんな、のどかな昼下がりであった。

「以前とは随分様変わりしたな。」と、いうのが率直な意見である。

ちょっと前まではガルフといえば代表的な鍛冶屋の村であった。

ガルフ産の武器や防具は人気が高く多くの戦士が、ここを訪れた。

他にも商人だったり一般の人々も訪れるようになり、ここは人気の観光地でもあった。

かっては、それはもう多くの人で賑わいをみせたものだ。

ところが今、私が目にしているのは閑古鳥が鳴く村のメインストリートである。

私は急ぎ、ゼブラ師匠の家を尋ねた。


ゼブラは昔と、ちっとも変わらぬまま剣を打っていた。

「いや、ちょっと老けたな。」

「カンカンカン!」と、小気味いい音が鳴り響く。

ふと、手を止めたゼブラが私に気づいた。

「おぉ!?おおぉ!?おおおぉ!」と、だけ唸るとゼブラは、また剣を打ち始めた。

「な、なんだったのだ今のは?」

私は、どう対処してよいものか分からず呆然としていた。

再び手を止めたゼブラは今度は立ち上がり、

「生きておったか」と、一言かけてきた。

「いや、それは私の台詞ですぞ師匠」と、思った。

なにせ、良いお年だ。

ここに来るまで私は師匠の生死を、どれほど心配したか……。


「その剣を見せてみろ。」

ゼブラは急に手を差し出し、私の腰の物を要求した。

「し、しまった!」

ゼブラ師匠は、こと剣に関しては厳しい、お人である。

こんな剣を見せたら、どんなお叱りを受けるか分からんぞ。

しかし拒否することは出来ず、私は渋々剣を手渡した。

「おい小僧。儂がやった剣は、どうした。」

脂汗が額から流れ出す。

あの剣は確か……クラーケン退治の時に紛失したはずだ。

第二話を参照である。

私は、すっとぼけた顔で首を横に振った。

「チッ!この、なまくらの剣はなんだ!?」

「街の古びた武器屋で格安で買った中古品です」とは、口が裂けても言えやしない。

しかも、この間の魔王バロールとの闘いで、私の奥義に耐えきれずに大きな亀裂が生じてしまっている。

「しょうがねぇ。久しぶりに、お前の腕を見てやる。打て!」

――私は一生懸命に剣を打った。


「駄目だ!」

「くそう!」

私とゼブラは、それを三日三晩も繰返した。

さすがの私も頭にきて、

「師匠のバカ!」

心の中で叫び、ゼブラの家を飛び出した。

「久々なのだから、そう上手くいくはずがないんだ。」

私は道の小石を蹴り飛ばし、ふてくされていた。

ふと、村の家々に貼られた告知紙に目が止まった。

(第八十八回ガルフ、剣品評会。近日開催!)

「こんなことを、やっているのか。」

しかも、なかなか長い歴史もあるようだ。

私は、その貼り紙を一枚剥ぎ取り、ゼブラの家へと戻った。



家に戻った私はゼブラに品評会の紙を、そっと渡した。

「そんなもんに出品なんかしねーよ。どうせ最初から結果なんて決まっているんだからな。」

私にはゼブラの言っている意味が理解できなかった。

「優勝はフラボンだ。ここ数年ずっとそうだからな。」

フラボン?――聞いたことはある。

確か、昔から続く由緒正しい鍛冶屋だ。

「しかし情けない!我が師匠ともあろう者が戦う前から匙を投げるとは。」

私は、そんな事を考えながらゼブラを見た。

すると、私の心の中を読み取ったようにゼブラは言った。

「フラボンの店へ行ってみな。俺が言っている意味がわかるからよ。」

言われるまでもなし。

行くしかないだろう。

私はフラボンの店へと向かった。

「あの師匠が、ああも弱気なのだ。きっと凄い名剣ばかりなのだろう。」



フラボンの店はメインストリートの中央辺りにある。

この村で一番良い場所である。

造りも豪華で、まるで高級なワインと食事が楽しめるような、お洒落な店であった。

「いらっしゃいまし。」

店の奥から出てきたのは、小太りの中年の男だった。

「今日は剣を、お求めで?」

私が頷くと、店主らしき男は、

「こちらなんてどうです?剣士様は、お強そうでございますから、やはりこれ位の物が良いかと存じ上げます。」

「分かるか!やはり分かる者には分かるのだ。私から滲み出る強さのオーラが。」

「当店の取り扱う剣は、かの有名なエクスカリバーやアロンダイトと、いった物に負けず劣らずの品ばかりですよ。他にも聖剣や魔剣など何でも揃っております――中でも我がフラボン家の一振りは最高でございます、どうぞこちらを。」

私は、薄ら笑いしながら店主が勧める剣を手に取ってみた。

「むっ!こ、これは。」

「如何でしょう。当店で一番の名剣で御座いますよ。」

ふと、値札を見て吃驚仰天した。

そこには見たこともないような桁の、丸が並んでいるではないか。

私は、そっと剣を鞘に戻して置いた。

そして、店主の隙をつき俊敏な動きで店を抜け出た。


ゼブラの家へ戻った私を、師匠は待ち構えていた。

「見てきたか?」

私は頷いた。

「あんなもんが優勝だぞ。やってられんだろ。」

確かに私が見た剣は二流品――いや三流品だ。

ゼブラは品評会の告知紙を突きだし、

「見ろ。審査委員長の名前を。」

(審査委員長、ミソ・フラボン)

「おお!なんか体に良さそうな名だ。」

「そいつは、フラボン家の長男だ。今は、この国の少将を努めているらしい。」

なるほど、からくりが分かった。

それではゼブラ師匠が参加したくないのも納得である。


その夜、ゼブラは酒を浴びるほど飲み、弟子の私に散々愚痴を吐いた。

「ガルフは鍛冶屋の聖地なのだぞ、ヒック!それなのに、あのフラボン家ときたら、ヒック!あの家も昔は良かったのになあ、ヒック!」

私は、うんうんと聞いてあげた。

「くそっ!あの野郎ぶっ殺してやる!」

「畜生……わーん!」

「ガハハハ!俺は最高の鍛冶屋だ!」

……喜怒哀楽の激しい人だ。

昔は、こんなに酒癖が悪い人ではなかったのだがな。

師匠も、この年で一人では鬱憤もたまるだろう。

今まで鍛冶職人一筋で生きてきた男だからな。

私は眠ったゼブラに、そっと布団を掛け作業場へと向かった。

「やるか!」



「――久しぶりに、良く寝た。ん?あいつはどこ行った?」

ゼブラは作業場へと足を向けた。

そこには、自分の弟子の姿があった。

顔は黒ずみ、汗まみれの弟子は誇らしげに一本の剣を差し出してきた。

「こ、こりゃあ……いい剣だ。」

初めて弟子の剣を誉めてあげた気がした。



「どうだ、師匠よ!」

私は徹夜で完成させた自信作を、師匠に手渡し満面の笑みを見せた。

この名剣を気合いと根性と真心で、一晩で作ってしまう、私の才能が恐ろしい。

とは、思ったものの師匠の腕には、まだ及んではいない。

「よくやった。まだ儂には追い付いてはいないがな。」

「わかっとるわい!」と、突っ込みたくなるのを我慢、我慢。

「よし、この剣は儂が貰おう。」

何ですと!?

丹精こめて作り上げた剣を、師匠といえど度が過ぎますぞ……私は我を忘れて低級魔法を唱え始めた。

「その替わり、これを持っていけ。昔、お前にくれてやった剣、白い雪スノーホワイトと一緒に作った、暗雲ダーククラウド――真打ちだ。」

「師匠~!」

私は低級魔法を唱えるのを止め、その剣を受け取った。

「お前を見てたら、儂もやる気が出てきた。あいつを品評会に出品してみるか。どうせ優勝はできねぇけどな、ハハハ。」

ゼブラは笑いながら一振りの剣を持ち出した。

「こいつだ。雹塊ヘイルストームだ。」

私は、その剣を手に取った。

それは握った瞬間から伝わってきた。

これまでの剣とは別次元の感触。

そして、この美しさ!

「これ、優勝だ!!」と、私は確信した。



品評会当日。

会場には多くの人が集まっていた。

「今回はゼブラが出品するらしいぞ。」

「そうらしいな。だから来たんだ。」

「俺もだ。こんな茶番劇はどうでもいい。ゼブラの剣を一目見たいと思って、はるばるギアンから海を渡って来たんだ。」

そんな声が、あちらこちらから聞こえてくる。

「ああ、誇らしいですぞ師匠!」


審査は滞りなく進み、最終まで残ったのはゼブラの剣とフラボンの剣であった。

ゼブラは黙って結果を待っていた。

「皆様、お待たせ致しました。これより第八十八回優勝の剣の発表を致します。では審査委員長お願いします。」

紹介を受け、壇上に現れたのは小太りの男だった。

「では、このサイディン国少将であるミソ・フラボンが発表しよう。今回の優勝者は……もちろんフラボン家!おめでとう。」

会場はしらけムード全快である。

「なあ、俺は剣の事をよく分からないんだが、本当にあのフラボンっていうのが作った剣が良いのか?」

「馬鹿!そんな訳ないだろ。出来レースだよ。」

会場はそんな話で包まれていた。


「ちょっと待て!」

突然、大声で叫んだのはゼブラであった。

「師匠?」

ゼブラは壇上に駆け上がると、

「納得いかん!儂の剣のどこがどう劣っていたか具体的に教えてもらおうか?」

「どこがって、全部だよ全部。」

「ふん!お前みたいなもんに剣の何が分かるというのだ。こんな茶番みたいな品評会は、もう止めるべきだ!」

ゼブラの主張に会場からは、疎らではあるが拍手が贈られた。

「こ、この爺。愚弄しやがって。親父、それ貸せ。」

ミソ・フラボンは父親から品評会の優勝品の剣を取り、抜いた。

「いいか、少将の俺を馬鹿にしたんだ。死んでも文句は言うなよ!」

「ふん!斬りたきゃ斬れ!だが、そんな出来損ないでは斬られたくはない。儂の剣で斬ってくれ!」

「だ、だまれ!」

ミソ・フラボンは逆上してゼブラに斬りかかった。


キィン!と、甲高い音が会場に鳴り響いた。

「お、お前。」と、ゼブラは驚いた。

「なんだ貴様は?邪魔をするな!」

私はゼブラの剣、雹塊ヘイルストームを奪取してミソ・フラボンの剣撃を防いでやった。

「おお。やはりいい剣だ。」と、私は改めて感心させられた。

なぜなら初撃を受け止めただけで、奴の剣に刃こぼれを生じさせているからだ。

「このぉ!俺を舐めるな!」

ミソ・フラボンは渾身の一撃を見舞った。

私は少しだけ力を入れて奴の剣を弾いた。

パキン!

ミソ・フラボンの剣は見事に折れた。

「ば、ばかな!」

一方、私が持つゼブラの剣には傷ひとつない、綺麗なものであった。

観客たちは惜しみ無い拍手をゼブラと私に贈った。

「師匠これが答えですぞ。」と、ばかりに私は剣を高く掲げた。

「くそ!まだだ、この二人を反逆罪でとらえよ。」

ミソ・フラボンは部下たちに命じた。

今の私に敵は無し!

「かかってきなさい。」と、ばかりに構える。

「そこまで!」

突然の声に皆が一時停止状態となった。

「こ、これはバラガス大将殿。なぜ、このような所へ。」

「私は剣の愛好家でね。こういったイベントには、お忍びでよく顔を出しているのだ。しかしミソ・フラボンよ。お前の行動にはガッカリだ。」

「バラガス大将殿。これは、その……」

「言い訳はよさんか。大体の事情は聞いておる。私の開く『剣マニアック同好会』でな。」

ミソ・フラボンはついに観念したのか、その場で崩れ落ちた。

「皆、聞いてくれぬか。私は剣を、こよなく愛する男だ。だから審査は平等で公平に行うと、約束する。もし皆が賛同してくれるなら次回からは、この私バラガスが審査委員長を努めてもよいだろうか?」

会場は割れんばかりの拍手で包まれた。

「ゼブラ殿。もしよければ貴方の剣を持たせてもらえないか?」

「は、はい。儂の剣でよければ。」

私はバラガスに師匠の剣を手渡した。

「おお!なんという美しさ。穢れない、この刃はまるで少女のようだ。スリスリ。」

「……変態か。頬から血が出てるし……」と、私はバラガスを冷めた目で見つめた。

きっと、ここにいる誰もが、そんな目をしていたに違いない。



結局、今回の審査は覆ることはなかったが、次回からは鍛冶職人の誰もが、気兼ねなく参加できる品評会になるであろう。

私は、師匠の最高の剣を頂き大満足である。

「本当に行っちまうのかい。寂しくなるな。」

珍しく弱気なゼブラの言葉に私は、少々気持ち悪くなった。

「また来いよ。」

私はゼブラ師匠に一礼し、師匠の元を去った。



その後、風の噂によれば品評会で優勝を逃したゼブラであったが、その高い技術力と職人としての魂に惹かれた若者たちが、数多く弟子入りし、共に楽しく暮らしているということを耳にした。

師匠の作業場の一番目立つ場所には、今も私が打った剣が誇らしげに飾られているらしい。


めでたしめでたし――なのである。

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