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入学前の下準備
紳士センサーが導く出会い
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「づがれだぁー」
あの後、俺は兵士たちを絶滅させたあとに宝物庫の金銀財宝を頂いていないことに気づき、ボロボロになった宮殿の中に戻って根こそぎかっぱらってから家に帰ってきたのだ。
学園にはエリアから採れたものを売ることができる場所があるため、お宝を手に入れた俺はもう億万長者と言っても過言ではないのだ。ファーハッハッハ!
そして家に帰ってきたのが午前4時すぎ。エリアの中と外は時間の流れが一緒なので、深夜に宮殿にする時点で朝帰りになることは分かっていた。分かっていたが、宮殿の兵士たちを絶滅させることになるとは予想できなかった。
だれだ!マスケット銃で殴ることもできると気づいてテンションぶちアゲたやつは!……俺ですねすいません。
だがそのバカ(自分)のおかげで俺のレベルはかなり上がったと思う。測る機械的なものがないのでどこまで上がったかは分からないが。
そして嬉しい誤算もあった。
マスケット銃は俺とかなり相性が良いということが分かったのだ。宮殿をぶっ壊す3時間程の時間で、俺はマスケット銃の扱いを少しマスターすることができた。さすがは真の紳士、略して真士の俺だな。
レベル上げも順調、武器の扱いも少しマスターした。ふむふむ、俺の計画は順調だな。
よしっ、今は寝て疲れをとる。そして明日はもちろん………
「もう1回三銃士エリア行くか…」
☆ ☆ ☆
それから3日後、事件は起こった。
それは俺がエリアに行くために街を歩いているときだった。
街中の女性たちをチラ見してぐふふしていた俺(不審者)の耳に入ってきた声。
「……………せ!………………だろ!」
「…!…………………!」
俺の紳士センサーがけたたましく警報を鳴らす。“レディーが危険だ!今すぐ助けろ!”と。
俺は真の紳士、略して真士だ。女性が危険な状態ならばどんなことでも後回しにして駆けつけるぜ!
幸い昨日レベル上げをしていたおかげで体力はかなり増えている。昨日のバカ(自分)に感謝しつつ、俺は声のする方へ急ぐ。
3分程走った昼間なのに薄暗い路地裏で現場を発見した。そんなに遠くの声も拾える紳士センサーに惜しみない拍手を。さすがは紳士センサー、今日も感度良好だな!
現場には男が5人、いや、豚が5匹だな。が1人の女性を囲っている。ふつふつと怒りが湧いてくる。なんてやつらだ。もはや紳士どころか同じ男であることが不愉快極まりない。自分がぐふふしていたことは置いといて俺はそいつらに近づいて行く。
「おい。なにをしている。」
俺の怒りを乗せた声にビクッとした豚どもが一斉に振り向く。全員ブサイクやん……
「っ!……ってなんだ。ガキか」
「ギャハハ!ヒーローごっこかよ!」
「邪魔すんじゃねぇ!俺たちは今取り込み中なんだよ!」
「痛い目見たいのかよ!このクソガキ!」
「殺すぞオラァ!」
豚どもがなんか言っているが、俺は豚語を話せないのでガン無視する。そんなことより囲まれている女性が心配だ。
女性とは少し距離があるが、ここから見た感じ暴力を振るわれてはなさそうだ。
最悪の事態にはなっていないようで安心していると、俺の視線に気づいたのか、彼女と目が合った。
「ッッッッ!」
驚愕するあまり固まってしまった。
俺は彼女を知っている
囲まれている彼女の名前は黒島 瑞希
俺の推しの1人だ。
そんな彼女が………………………泣いている。
俺の中でブチッとなにかが切れる音がした。
________________________________________
クソザコナメクジの怒りを思い知れ!
ちなみに紳士センサーの効果範囲は約1kmでござる
読んでくれた人に感謝!
あの後、俺は兵士たちを絶滅させたあとに宝物庫の金銀財宝を頂いていないことに気づき、ボロボロになった宮殿の中に戻って根こそぎかっぱらってから家に帰ってきたのだ。
学園にはエリアから採れたものを売ることができる場所があるため、お宝を手に入れた俺はもう億万長者と言っても過言ではないのだ。ファーハッハッハ!
そして家に帰ってきたのが午前4時すぎ。エリアの中と外は時間の流れが一緒なので、深夜に宮殿にする時点で朝帰りになることは分かっていた。分かっていたが、宮殿の兵士たちを絶滅させることになるとは予想できなかった。
だれだ!マスケット銃で殴ることもできると気づいてテンションぶちアゲたやつは!……俺ですねすいません。
だがそのバカ(自分)のおかげで俺のレベルはかなり上がったと思う。測る機械的なものがないのでどこまで上がったかは分からないが。
そして嬉しい誤算もあった。
マスケット銃は俺とかなり相性が良いということが分かったのだ。宮殿をぶっ壊す3時間程の時間で、俺はマスケット銃の扱いを少しマスターすることができた。さすがは真の紳士、略して真士の俺だな。
レベル上げも順調、武器の扱いも少しマスターした。ふむふむ、俺の計画は順調だな。
よしっ、今は寝て疲れをとる。そして明日はもちろん………
「もう1回三銃士エリア行くか…」
☆ ☆ ☆
それから3日後、事件は起こった。
それは俺がエリアに行くために街を歩いているときだった。
街中の女性たちをチラ見してぐふふしていた俺(不審者)の耳に入ってきた声。
「……………せ!………………だろ!」
「…!…………………!」
俺の紳士センサーがけたたましく警報を鳴らす。“レディーが危険だ!今すぐ助けろ!”と。
俺は真の紳士、略して真士だ。女性が危険な状態ならばどんなことでも後回しにして駆けつけるぜ!
幸い昨日レベル上げをしていたおかげで体力はかなり増えている。昨日のバカ(自分)に感謝しつつ、俺は声のする方へ急ぐ。
3分程走った昼間なのに薄暗い路地裏で現場を発見した。そんなに遠くの声も拾える紳士センサーに惜しみない拍手を。さすがは紳士センサー、今日も感度良好だな!
現場には男が5人、いや、豚が5匹だな。が1人の女性を囲っている。ふつふつと怒りが湧いてくる。なんてやつらだ。もはや紳士どころか同じ男であることが不愉快極まりない。自分がぐふふしていたことは置いといて俺はそいつらに近づいて行く。
「おい。なにをしている。」
俺の怒りを乗せた声にビクッとした豚どもが一斉に振り向く。全員ブサイクやん……
「っ!……ってなんだ。ガキか」
「ギャハハ!ヒーローごっこかよ!」
「邪魔すんじゃねぇ!俺たちは今取り込み中なんだよ!」
「痛い目見たいのかよ!このクソガキ!」
「殺すぞオラァ!」
豚どもがなんか言っているが、俺は豚語を話せないのでガン無視する。そんなことより囲まれている女性が心配だ。
女性とは少し距離があるが、ここから見た感じ暴力を振るわれてはなさそうだ。
最悪の事態にはなっていないようで安心していると、俺の視線に気づいたのか、彼女と目が合った。
「ッッッッ!」
驚愕するあまり固まってしまった。
俺は彼女を知っている
囲まれている彼女の名前は黒島 瑞希
俺の推しの1人だ。
そんな彼女が………………………泣いている。
俺の中でブチッとなにかが切れる音がした。
________________________________________
クソザコナメクジの怒りを思い知れ!
ちなみに紳士センサーの効果範囲は約1kmでござる
読んでくれた人に感謝!
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