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第15話 フローラ・リン・シャンブー侯爵令嬢
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これまでの経験で関わってはいけない人物が見えて来た。
メインヒロインであるマリア・ハーネスト嬢、僕に対して異常な執着心を持っている。正直、猪突猛進の武闘派ヤベェ人物。
悪役公爵令嬢、ルナール・ミラ・フォクスト嬢、僕に対して常にストーカーをする。またはストーカーの指示を出す。コイツも正直、僕を24時間365日監視し続けるヤベェ人物。
ヒロイン1、メアリー・アン・ジェーンスター伯爵令嬢、僕にほとんど興味無しで、大変良い人。善人確定!
ヒロイン2、ミレーユ・ファンシー・メルヘン子爵令嬢、天然キャラ。何を考えているのか想定出来ない。表裏のある人間かもしれない。コイツも取りあえず、ヤベェ人物の分類に入れておこう。
ヒロイン3、フローラ・リン・シャンブー侯爵令嬢、今のところほぼ無害。この人も良い人。善人確定!
ヒロイン4、クリス・アン・チャンスキー男爵令嬢。完全無敵の中二病患者。全ての人間を中二病の闇に突き落としてくれる。とてもヤベェ人物。高確率でヤベェ人物確定!
総合的にファンクラブの連中には関わらない方がベスト! しかし、たまにはガス抜きをしなければ鬱憤が溜まって爆発し実害が出るかも知れない。非常に危ない綱渡り状態だ…… ――すでに綱が切れそうだけど。
◇
お茶会から数日後、フローラ嬢が僕がいる教室を訪ねて来た。
「あら、アレク様」
「フローラ嬢、お茶会ぶりですね」
「ウフフ。お茶会楽しかったですわ。アレク様はどうだったかしら?」
「僕も皆さんと話をする機会があって楽しかったですよ」
「ウフフ。それは良かったわ」
フローラ嬢は僕と同じ同級生なのに美人、ボンキュッボン体型。その上、気品と清楚もあり、まさに清純派のお姉様と言った感じで、男子生徒からの人気も高い。マジでお姉様とお呼びしたい!
「それでフローラ嬢は、なぜ僕のところに?」
「ルナールさんからアレク様宛の手紙を預かって来ましたの」
ルナール嬢は僕に一通の手紙を差し出した。
「ルナール嬢からの手紙ですか……」
「本当は本人が渡せば良いと思うのだけど、ファンクラブの規則に抜け駆け厳禁ってあるでしょ。ファンクラブ会長の立場を使ってアレク様に会いに行ったら会員に示しがつかない。って、ルナールは本当に真面目な娘よね」
「そうですね…… フローラ嬢、わざわざ足を運んでくれてありがとう」
僕はフローラ嬢の優雅さに心を奪われそうになる。普通以上の人物がこんなに素晴らしいとは…… 大感動である。
「じゃあ、用事も済んだことですし、私はこれで。アレク様、ごきげんよう」
「ごきげんよう……」
――ゲームとは違って、本当に姉上とか居たら、こんな感じなんだろうなぁ。
「おい、アレク。フローラ嬢に惚れるなよ」
「わっ!? ドールか!? ビックリするじゃないか!」
突然、背後からドール達に声をかけられた。
「何をニヤニヤしているんだか」
普段ポーカーフェイスを崩さない僕のニヤニヤした顔をマリックに見られていたようだ。
「そんなにニヤニヤしてたか?」
「大変な…… キモいったらありゃしない」
「サンペータ。そんなにか?」
「マジでそのキモい顔を鏡で見てこい」
「……………………」
――サンペータにマジでキモいと言われてしまった。自他共に認めるイケメンがニヤつく顔がそんなにキモいのか?
「アレク。フローラ嬢には気を付けろ」
ルブランが真剣な顔で僕に忠告をした。
「ルブラン。急にどうしたんだ? フローラ嬢に気を付けろって?」
「あれは、魔性の女の類だ。知らず知らずのうちにフローラ嬢の…… ん~、何と言えば良いかぁ。色香と言うか魅力と言うか、とにかくフローラ嬢に近付くことはオススメしない」
「意味がわからんのだが」
ルブランの言葉に?マークが頭の上で回っていると、マリックが僕を覗き込むように
「魅了だ、魅了。フローラ嬢は魅了の魔法を使っているわけではない。ましてや魅了のアイテムを使っているわけでもない。生まれもっての魅了の力だろう」
「――!? 魅了って、あれか! 異性を骨抜きにして誑かし、あんなことやこんなこととかいやらしいことする。あの禁忌とされている魅了のことか?」
僕は魅了と聞き、マリックに尋ねた。
「お前の発言は下品極まりないが概ね合っている。ルブランが言った通り、先天性の魅了なんだろう。効力はそんなに強くないと思うが、フローラ嬢にかかれば、女性慣れしていないアレクなら一発で落とされるじゃないか」
「……………………」
「どうした? アレク。女慣れしてないって言われてショックでも受けたのか?」
ドールが黙り込んでしまった僕に女性慣れしていないというところを強調してツッコミを入れてきた。
「いや、女性慣れしていないとかじゃないんだ。確かにフローラ嬢と話をした時、姉上とか身内と話しているようで素の自分になると言うか、不思議な感じがしたんだよなぁ」
僕はフローラ嬢に対して率直な思いをドール達に伝えた。
「それが魅了の恐ろしいところだよ。ビッチならそれなりに警戒するだろうが、気品、清楚、純情派ともなれば、知らず知らずのうちにフローラ嬢の意思に関わらず男どもはフローラ嬢の虜になって行くんだろうね。現にフローラ嬢は男子生徒からの人気も凄いからね」
「そうか、フローラ嬢の持っている気品がヤローどもの暴走を抑制しているとも言えるよな。それでもヤローどもはフローラ嬢を遠慮しながら姉上のように慕う。それがいつの間にか、お姉様キャラになったかも知れないな」
僕たちはフローラ嬢のお姉様キャラについて考察してみた。
「フローラ嬢はアレクと違って包容力もあるからな」
「さすがドール。見事な観察眼だな……」
僕は素直にドールの人物に対しての観察眼に賛辞を送りたいが、コイツは確実に地獄に落ちる!
「いや、俺もフローラ嬢のファンだから」
「「「――――!?」」」
――ドール。お前フローラ嬢の魅了にやられてるじゃん!
メインヒロインであるマリア・ハーネスト嬢、僕に対して異常な執着心を持っている。正直、猪突猛進の武闘派ヤベェ人物。
悪役公爵令嬢、ルナール・ミラ・フォクスト嬢、僕に対して常にストーカーをする。またはストーカーの指示を出す。コイツも正直、僕を24時間365日監視し続けるヤベェ人物。
ヒロイン1、メアリー・アン・ジェーンスター伯爵令嬢、僕にほとんど興味無しで、大変良い人。善人確定!
ヒロイン2、ミレーユ・ファンシー・メルヘン子爵令嬢、天然キャラ。何を考えているのか想定出来ない。表裏のある人間かもしれない。コイツも取りあえず、ヤベェ人物の分類に入れておこう。
ヒロイン3、フローラ・リン・シャンブー侯爵令嬢、今のところほぼ無害。この人も良い人。善人確定!
ヒロイン4、クリス・アン・チャンスキー男爵令嬢。完全無敵の中二病患者。全ての人間を中二病の闇に突き落としてくれる。とてもヤベェ人物。高確率でヤベェ人物確定!
総合的にファンクラブの連中には関わらない方がベスト! しかし、たまにはガス抜きをしなければ鬱憤が溜まって爆発し実害が出るかも知れない。非常に危ない綱渡り状態だ…… ――すでに綱が切れそうだけど。
◇
お茶会から数日後、フローラ嬢が僕がいる教室を訪ねて来た。
「あら、アレク様」
「フローラ嬢、お茶会ぶりですね」
「ウフフ。お茶会楽しかったですわ。アレク様はどうだったかしら?」
「僕も皆さんと話をする機会があって楽しかったですよ」
「ウフフ。それは良かったわ」
フローラ嬢は僕と同じ同級生なのに美人、ボンキュッボン体型。その上、気品と清楚もあり、まさに清純派のお姉様と言った感じで、男子生徒からの人気も高い。マジでお姉様とお呼びしたい!
「それでフローラ嬢は、なぜ僕のところに?」
「ルナールさんからアレク様宛の手紙を預かって来ましたの」
ルナール嬢は僕に一通の手紙を差し出した。
「ルナール嬢からの手紙ですか……」
「本当は本人が渡せば良いと思うのだけど、ファンクラブの規則に抜け駆け厳禁ってあるでしょ。ファンクラブ会長の立場を使ってアレク様に会いに行ったら会員に示しがつかない。って、ルナールは本当に真面目な娘よね」
「そうですね…… フローラ嬢、わざわざ足を運んでくれてありがとう」
僕はフローラ嬢の優雅さに心を奪われそうになる。普通以上の人物がこんなに素晴らしいとは…… 大感動である。
「じゃあ、用事も済んだことですし、私はこれで。アレク様、ごきげんよう」
「ごきげんよう……」
――ゲームとは違って、本当に姉上とか居たら、こんな感じなんだろうなぁ。
「おい、アレク。フローラ嬢に惚れるなよ」
「わっ!? ドールか!? ビックリするじゃないか!」
突然、背後からドール達に声をかけられた。
「何をニヤニヤしているんだか」
普段ポーカーフェイスを崩さない僕のニヤニヤした顔をマリックに見られていたようだ。
「そんなにニヤニヤしてたか?」
「大変な…… キモいったらありゃしない」
「サンペータ。そんなにか?」
「マジでそのキモい顔を鏡で見てこい」
「……………………」
――サンペータにマジでキモいと言われてしまった。自他共に認めるイケメンがニヤつく顔がそんなにキモいのか?
「アレク。フローラ嬢には気を付けろ」
ルブランが真剣な顔で僕に忠告をした。
「ルブラン。急にどうしたんだ? フローラ嬢に気を付けろって?」
「あれは、魔性の女の類だ。知らず知らずのうちにフローラ嬢の…… ん~、何と言えば良いかぁ。色香と言うか魅力と言うか、とにかくフローラ嬢に近付くことはオススメしない」
「意味がわからんのだが」
ルブランの言葉に?マークが頭の上で回っていると、マリックが僕を覗き込むように
「魅了だ、魅了。フローラ嬢は魅了の魔法を使っているわけではない。ましてや魅了のアイテムを使っているわけでもない。生まれもっての魅了の力だろう」
「――!? 魅了って、あれか! 異性を骨抜きにして誑かし、あんなことやこんなこととかいやらしいことする。あの禁忌とされている魅了のことか?」
僕は魅了と聞き、マリックに尋ねた。
「お前の発言は下品極まりないが概ね合っている。ルブランが言った通り、先天性の魅了なんだろう。効力はそんなに強くないと思うが、フローラ嬢にかかれば、女性慣れしていないアレクなら一発で落とされるじゃないか」
「……………………」
「どうした? アレク。女慣れしてないって言われてショックでも受けたのか?」
ドールが黙り込んでしまった僕に女性慣れしていないというところを強調してツッコミを入れてきた。
「いや、女性慣れしていないとかじゃないんだ。確かにフローラ嬢と話をした時、姉上とか身内と話しているようで素の自分になると言うか、不思議な感じがしたんだよなぁ」
僕はフローラ嬢に対して率直な思いをドール達に伝えた。
「それが魅了の恐ろしいところだよ。ビッチならそれなりに警戒するだろうが、気品、清楚、純情派ともなれば、知らず知らずのうちにフローラ嬢の意思に関わらず男どもはフローラ嬢の虜になって行くんだろうね。現にフローラ嬢は男子生徒からの人気も凄いからね」
「そうか、フローラ嬢の持っている気品がヤローどもの暴走を抑制しているとも言えるよな。それでもヤローどもはフローラ嬢を遠慮しながら姉上のように慕う。それがいつの間にか、お姉様キャラになったかも知れないな」
僕たちはフローラ嬢のお姉様キャラについて考察してみた。
「フローラ嬢はアレクと違って包容力もあるからな」
「さすがドール。見事な観察眼だな……」
僕は素直にドールの人物に対しての観察眼に賛辞を送りたいが、コイツは確実に地獄に落ちる!
「いや、俺もフローラ嬢のファンだから」
「「「――――!?」」」
――ドール。お前フローラ嬢の魅了にやられてるじゃん!
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