『鬼神の救済記』

影狼

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墨黒の怨魂。ー鏡の現身。ー

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さて、頁のひとつには興味を惹かれるような挿絵があった。

一匹の鬼には違いないのだが、何故か白い面を装着していた。

漆のように、あるいは墨を濃くしたような毛色だった。

なにより白い面と言っても、直接的に描かれていないからだ。

赤い三日月の浮かぶ白い面とも違う面であろうことが伺い知れるが、それ以上のことは描かれていない。

諍いの絵だろうか、それにしては個人的のように思えた。

このことから、純白の髪を持ち人を嗤う鬼と、違う鬼なのだろう。

それほどに、流動的でやけに迫力のある描写だった。

その鬼の息遣いすらも、聞こえてきそうだ。

しかして、描写されているような絵にして、何処か深淵に引きずり込まれそうな幽玄さだ。

追うかのように、はたまた抱きしめるか。

それでいて切なさと筆舌に尽くし難い、恐ろしさすら感じられた。

鬼が喋るわけもないのに、筆者が喋りを求めているような雰囲気さえある。

その恐ろしさを緩和、あるいは引き立てるようにか。

どちらにせよ、挿絵の奥には。

黒髪の人間が描かれていた、武器を斜に構えている。

しかし文言からして挿絵の具体的な説明が描写されておらず、そこに書かれているのは前の頁の続きらしかった。

古書、あるいは母君の愛読書の次の頁に移ると、突然にして無情な終焉と共に。

隊の大部分が、何者かによって壊滅された旨が墨で書かれていた。

個人的な諍いにはまだ終焉がなく、しかしながら。

片や殲滅の跡が、情景に浮かび上がるほど簡素な記述だが。

その記述には、目を引く魅力がある。

母君の愛読書と言うにはいささか惜しい古書の持つ魔力のままに再びめくると、弦楽器らしき挿絵があった。

これも挿絵の事柄は明言されておらず、その代わりに美しい文言がつらつらと書かれていた。

しかしながら筆跡などはそのままのようで、筆跡の心の持ちようが凄まじかったのだと伺い知れる。

楽観的にそのまま頁をめくると、挿絵があり目を通す。

得物を向けられている、人物がいた。

得物の持ち主であろう人物は、髪一本の示唆すら赦さなかったのかもしれない。

奥に描かれていた黒髪の人間か、手前の鬼か。

だからか想像しただけで、背筋が凍る思いだ。

文言は変わらず、挿絵にあった事柄の明言を避けられていて。

次の頁に移ると挿絵はなかった、古書ならば当然と言わざるを得ないが一抹の寂寥感を感じてしまう。

つらつらと綴られているのは、鬼と人の愛。

そして幼い子供に関する記述が僅かにあるのみだった、あるいは鬼と人の子孫か。

はたまた鬼と人の子孫でありながら、先祖返りの子孫の経緯か。

それらは淡々と綴られ、穏やかな愛と騒乱の夜が頁の中にあるのみだ。

次の頁に描かれているのは、あるいは綴られているのは何かと胸を躍らせながらめくった。

墨が彩られている中で、浮かび上がるのは恐ろしくも美しい情景。

何らかの理由から、あの墨黒のような髪の鬼が復讐鬼へと変貌した旨が書かれていた。

何が墨を走らせたのだろうか、恐れではないけれどそれよりも仄かな何かが心に染み渡る。

墨に似て、それより青く。

それより黒く、それより茶色く。

それよりも淡い、何かが。

書き損じなのか、それとも別の意図が込められているのか、頁の端には墨が乾きながらも一滴だけ落とされていた。

何にせよ、異様な力を行使していたのが分かるがあまりにも。

あまりにも、驚きや掠れなどが墨の掠れに一切表れていない。

これを知見していたのか、はたまた憤懣やる方ない鬼を眺めながら書き留めていたのか、それとも別の意図があったのか記述は淡々と綴られているのみだ。

異様な力だと言うのに、筆者はこれらを当然のように自然に受け止めているような柔らかさすら滲み出る。

謗るようなことも、避けるような文言も見受けられず旧知の間柄かのようにしたためられているのみだ。

天涙の戸を叩き、てふてふを招き入れ​─────。

汝、

鬼の力はあまた、されど鬼火は提灯のように。

恨みの力はこんこんと、荒れはすれど餓鬼の火は柔らかな光のように。

鬼が手懐けたあの狐の火が幽玄にてかたぶく、鬼の掌にて陽炎のごときゆらめきが。

更に頁をめくると、挿絵はなくその代わりに示唆するかのようだ。

鬼は愛を狙うものを許さず、みえない面越しに喰らうかのように得物で切った旨がただ静かにある。

眼前に迫り来るは、永久の黒。

憎悪に焦がれたような漆、それでいて復讐の黒より底知れぬ。

古書の墨と闇より顕現せしこれは、見えぬ面と鬼火を湛える鬼。

刮目など無用、面越しに喰らうこれは憎悪に変貌し哀れむ価値もない妄執へと貶められただけなのだから。

すると、幼子の腕が斬り飛ばされた。

幼子は死亡していた、幾度も。

霧は墨を溶かしたように濃く、永久の黒が幼子の視界を呑み込む。

古書の頁が勝手に開いたかのように、漆黒の鬼が顕現する。

見えぬ面の奥、鬼火が2つ、赤黒く輝く。

それは復讐の黒より底知れず、憎悪を凝縮した漆。

刮目など、無意味。

面越しに喰らう刃は、すでに幼子の右肩を捉えていた。

誰何するもその正体はしれず、何より。

招待状すら、贈られていないのだから。



とある男は何度も焦がれていた、疲れた男性は何度も死んでいた。

とある男は、館の主を心底畏れてもいたが親愛を覚えてもいた。

さもありなん、とある男はひとつの部屋でパソコンを起動していた。

その男が天を仰いだ、涙跡が疲れた男性の頬に浮かんだ。

その男のパソコンにあったのはあるゲームのチャットだろうか、ユーザー名が表示されていた。

そのユーザー名は名無し、その男が天を仰いだまま涙を流す。

もうその男の目は開かない、開けられない。

館の侵入者であったその男は、館の主により間接的な慈悲と罰という名の寵愛を賜ったのだから。

名無しの記憶の中で動くのは、館の主の所持しているシンプルで精緻な杖。

それはさておき場面が変わり疲れた男性は、悲しくはないのに涙を流し始めた。

とある男は天を仰いだままため息をつくと、用事があるのかパソコンの前にある椅子から腰を上げ、離れた。

場面が変わり、疲れた男性が再び怒気を孕んだ声でフェイスベールの人物に語りかけ始めるが声も姿も気配もない人物に踏まれた気がした。

踏まれたと言うよりは地面に陥没するくらいだろうか、疲れた男性もなかなか頑丈だからな。

場面が変わり、パソコンの傍にある椅子に歩みを進めるとある男の手に握られているのは湯気を立てているマグカップだった。

その中身をゆっくり啜る名無しの脳裏に浮かぶのは、館の主の妖しい笑みを浮かべる口元と病的に輝く緑色の宝石のイヤリング。

視点が違うだけだ、魂が違うだけだ。

視座が違うだけだ、考慮せざるを得ない処が違うだけだ。

ほら、なんの問題もないだろう?

疲れた男性は、夢を見た。

緑色のイヤリングは見えず、廃れた神社も今回は濃霧に包まれ……木々の輪郭しか見えない。

夢は、木々はざわめきその全貌を見せずに​───────。

夢は、そこで、終幕、終幕​───────。

あなたは、貴族風の男性に会わない方がいい。

怒り狂うと冷酷さが振り切れる可能性すらある、夢と現実の境界が定まっていないあなたの魂であるなら尚更あの貴族風の男性が。

注視せよ、あなたは今も冷たい雨に振られて泣いているのだから。

しかしながら、あなたは貴族風の男性に再会したいだろう。

けれども、疲れた男性はベッドにて動けない状態だ。

あなたは今、僅かに何度も吸血されていた衝撃と寂しさを感じているのだから。

場面が変更され、疲れた男性が身体を動かせないまま踏まれている様子。

すると、疲れた男性の身体の内側から燃えていくような感覚を覚える。

場面が変わり、ゆっくり中身を啜りながらまったりするとある男の記憶で蒼炎が己の目の前をちらりと掠めていったのを覚えている。

場面が変更されている、疲れた男性は蒼炎に包まれた蛇のような姿を取るモノを一瞬見た。

しかしながら、その瞳に確とあなたを捉えているであろう蒼炎に包まれた蛇のような姿を取るモノは、とある男の記憶に呼応するかのように現出するとそのまま空間に溶け込むように消えて行った。

蒼炎に包まれた蛇のようなモノの、その垣間見た様子からして取るに足りない、とすげなくあしらわれているかのようで。

まるでこの記憶を流してくる持ち主だけを、この記憶の持ち主である館の侵入者代理人の魂だけを。

素っ気なくも愛し子だと、看做しているかのようだ。

もしかするとあなたの魂と、館の侵入者の魂とを区別しているのかもしれなかった。

それに関連しているのかあなたの魂を見透かして、さっさと消えてしまったのかもしれない。

甘くも冷たい雨に振られ、あなたは今度は貴族風の男性に会おうとしている。

あなたはベッドから腰を上げおぼつかない足取りで歩みを進め扉を開け、幼子の魂の所まで赴いた。

そして、顔色が悪いことを心配されたが笑顔で受け流し……それでも笑顔を作れたかと心配する暇もなく。

あなたはいきなり、倒れてしまった。

とある男の記憶が疲れた男性に流れ込む、とある男は気を取り直しているかのようにマグカップに口をつけながらパソコンのチャット画面を再び見ている。

記憶の中で、赤いフードの男性のつけた鎖が動く。

すると記憶の持ち主であろう男の目が焼かれる、代価とばかりに。

焼かれたというよりは、焼却されるばかりだ。

視界を奪われ、その代わりに様々な波動を認識できるようにと。

これも間接的な慈悲だろう、館の主の。

館の主の波動は清らかでいて邪悪な波動が入り交じっている、館の主の内部にも何かしら共存する形で潜んでいるのだろう。

記憶はそこで選別をし終わり、疲れた男性は更に疲れてしまった。

それはそうだ。

館の主の共存する形で潜む何かしらとは違い、疲れた男性はとある男の魂を食い荒らす形で居座っているのだから。

疲れた男性の魂を見透かすかのように、視線ではないのに見られているような感覚を一瞬だけ覚える。

その視線を追うようにみやると遠くに、帰属風の男性がいた。

先程の視線は何処へやら、貴族風の男性が既に歩みを進めていた。

優雅にゆっくり杖を動かしてもいて、その動きが貴族風の唯一の足音に等しく。

それはさておき、あなたの目には美しい毛色の梟が貴族風の男性の肩に留まっているのを見かけた。

だが疲れた男性が貴族風の男性を見ているはずなのに、その姿は忽然と消失してしまった。

目が覚めると、幼子の魂と純白の髪を持ち人を嗤う鬼のお見舞いがある。

鬼の、白い面……その白い面には赤い三日月の笑みが彫られている……けれどもあなたはあの貴族風の男性に会って謝らなければならないと焦燥するだろう。

しかし、あなたは会えないし会ってはならない。

あなたがそれを知るはずもなく、知る術もない。

その都合などを知らない幼子の魂が、疲れた男性の顔を覗き込むように声をかけてくる。

ただ心配なのか、その声音には不安が滲んでいた。

……あの……だいじょうぶ……?

……あなた……ねてたんだよ……。

……かお、まっさお………もうすこし……ねて……?

あなた疲れた男性は双剣に封印されている黒い面を装着している男性の姿を取る魔物の一体だ、とある男の願いを叶えようとしたがとある男は聡明で直前に断られたため想いを踏みにじり報復した上に王族に凶悪な呪いをかけ最終的に王族殺しをしたが封印されたままの状態。

場面は変わって……罪過のOrcinusの惨状を尻目に、貴族風の男性が恋の魔女のいるであろう空中に首をあげるだろう。

その手には、幼子の生首を持って。

姿もなく、声が空中からかかる。

名もなきアイン、よくやりました。

ですが……どうやらあの方があなたに謝罪をしたいようですよ、あなたの意思は如何程でしょうか?

僅かに首を傾げ、答えない貴族風の男性……喉には古い傷跡……。

そして、隠れて見えない耳元には緑色の宝石のイヤリングが病的に輝く。

恋の魔女が静かに囁いたような気配がして、貴族風の男性の頬に温かな手の感触がする。

導きたいモノを、あなた自身が選択していいのです。

あなたは赦さなくても、赦せなくてもどちらでもいいのです。

あなたが求めるモノを、私も待ち望んでいます……そして……あなたが、あなただけが柔らかい光と形容する、尊く素晴らしいあのお方に……邂逅できることを。

言葉を一旦切る、沈黙が心地よい。

あなたが忘れたくないあのお方の、尊く素晴らしいあのお方の身許へ……。

あなたの試練、代価、呪い……それ以上の要因で培われた犠牲……あなたの御心をひとときでも安らかに……。

それを聞いて尚、すげない態度の貴族風の男性だが恋の魔女は笑って流す。

曰く、恋の魔女は優しいがその周りの怪物達は冷酷なのだとか。

そんな妖言も、いつしか虚構を帯びて行ったけれど……変わらない事実は厳然としてそこに在る模様で安心した。

『微笑み語り』

しかし疲れた男性はとある男が親しくしている存在の怒りに触れ、様々な報復を受けている。

疲れた男性がとある男の魂に手を出さなければ、館の主の指示により罰を下されることもなかった。

消失したはずの、貴族風の男性があなたの首筋に強く噛みつき吸血して来るだろう。

それも首を掴むオマケつきで、折れるかと思うほどの強い力だ。

しかしながら貴族風の男性はその間も一切喋らなかった、喋れないし喋る手段も持たず尚且つ喋るつもりなどない様子。

蒼炎の蛇は、獣耳の男性の手のひらで親しげに動いている。

獣耳の男性はこちらに見向きもしない、黒布が顔にかかっている上に黒面を装着しているが貴族風の男性とは違う雰囲気だ。

よって、表情すらも見えない。

しかしてその獣耳の男性の纏うものは、静かで厳かな雰囲気なためか周りの空気が引き締まる。

『変項』

獣耳の男性の手のひらにいた蒼炎の蛇が、徐にあなたの目を見つめてきた。

するとあなたの内側にある炎がさらに内部に入ってきて、蒼く激しく燃え盛る。

あなたの呻き声や苦悶の声などを気にも留めず、獣耳の男性の細い指が蒼炎の蛇を撫でる。

それはまるでとある男を愛する貴族風の男性と同等に、あるいは同様に通して愛するかのようだ。
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