3 / 5
宝石はきれいだもんね☆ー類友。-
しおりを挟む
じゃ、モノのついでに宝の仔らも説明しちゃうよ?
宝の仔ぉ?
っひ!
そうだね、まずはアメジストやアクアマリン。
それから、バライバトルマリンなんかもある。デュモルチライトもね!
ラベンダージェードと、カーネリアンやサンストーンにムーンストーン以外にもブラッドストーンってやつもあるね。
それに、ドラゴンアイなんかも素敵で美しい輝きを持っているし磨くのに最適な「眼」だ。
…だから、ぼくらなんかは近づけやしないのがねぇ?
ねー、ヴァンパイアの形を模った■■■?
くすっ。
笑うな、「王族」を守り切った門番。
おや、私のことをお忘れですか?皆様方を貶め烙印を焼き付けたのはあなたですの。
…フォレード!
私とあなたは同胞です、けれどあなたの考えは「異端」の吸血鬼たちに…ですのでどうしようもなく苛立ちを覚えている。
何を企んでいる?
そんなのお見通しに決まっているのに、あなたこそこの武闘家の何をご所望で?
ふ、それこそお前の父親が知っていただろうに小癪な。
どうやらあなたもこれにてこずっている様子、渡せませんが。
ぼくらのお兄様も、君たちの隠し玉を警戒しているよ?
お前ら、フェイスとか名乗ったやつらになにか謀るよう言われたな?
その名懐かしいですね、まるで「フェレテリア」嬢の再来のように思います。
気紛れな女神の…これは、してやられた!
『歓談と流行り病のごとく輝く宝石』
と、なるとあの澱もか。
お似合いになられていましたよ、熾烈な攻防が「魔」と「魔」のぶつかり合いはやはり。
鼻持ちならない奴だ、その薄汚い口からよくもまあ「べらべらと」言葉が出てくる。
それはあなたもではありませんか?私と、おしゃべりに興じているのですからね。
…お前もか、「虚」。
その通りです、「貧相な銀色のロワ・シャレゼ」様?
ここのところおとなしくしていたと思ったら、そうだったか。
ところで、コーヒーと紅茶のほかにモヒートもありますが如何なさいますか?
ふん、その誘いには乗らんぞ?
それは誠に残念です、「幸福なお時間」をご提供して差し上げようと思いいたりましたが。
『三択、ベント』
はっ、まさか葡萄酒に沈めようとしたアマと同列に語られようとはな?
お嬢様もなかなか豪快でしたよ、あなたと違いもしましょうに。
それにしても、あそこの主とやらは自らの弱点になりえる銀を見境なく名につけるのが趣味のようで喜ばしいことだよ全く。
おや、その代わりにあなたがここに折檻されていらっしゃって。
それはお前もだろう、素寒貧の虹色が美しい龍よ。
さすがは、「銀色のロワ・シャレゼ」と謡われる鉛色の御髪を簒奪なさった旅団のうちのひとつに所属していた御方。
知っていたか、情報が回るのが速くて驚愕したぞ。
盛り上がってまいりましたね、私共としましては「喜ばしくない」限りです。
『暗号、舌戦は薬に足らず』
宝の仔らは喋絵れない代わりに特殊な念話をしていただいています、次元爆弾も丁寧にご説明したうえで。
快諾いただけた方のみに、現出してもらう運びとなっています。
河屋と、座敷、そして遊郭にも何ら影響がなかったのでご安心下さいませ。
『猫の仔』らより、技術が劣っているのですが致し方ないといいますか。
それでは、種族間の強さはどうなっているのかといいますと、私の一存ではお答えしかねます。
私はしがない案内人の、一人ですので。
『新情報と魔物の攪乱、人狼の発見には至らず』
どうだい☆
私もやってみればいいものだね、案外逆鱗に触れることはできやしないけれどね?
『竜の仔』らも頑張ってくれてたし、そろそろいい塩梅なのではないかい?
アンダリューサイトもあることだし、何より宝石はきれいだもんね。
はぁ、お前は毎回突飛な発想をしでかしてくれる。
柔軟だと言ってくれるかな、ヴァンパイアくん。
『変人が親交を深めるは、鬼人と名を冠するモノ』
宝の仔ぉ?
っひ!
そうだね、まずはアメジストやアクアマリン。
それから、バライバトルマリンなんかもある。デュモルチライトもね!
ラベンダージェードと、カーネリアンやサンストーンにムーンストーン以外にもブラッドストーンってやつもあるね。
それに、ドラゴンアイなんかも素敵で美しい輝きを持っているし磨くのに最適な「眼」だ。
…だから、ぼくらなんかは近づけやしないのがねぇ?
ねー、ヴァンパイアの形を模った■■■?
くすっ。
笑うな、「王族」を守り切った門番。
おや、私のことをお忘れですか?皆様方を貶め烙印を焼き付けたのはあなたですの。
…フォレード!
私とあなたは同胞です、けれどあなたの考えは「異端」の吸血鬼たちに…ですのでどうしようもなく苛立ちを覚えている。
何を企んでいる?
そんなのお見通しに決まっているのに、あなたこそこの武闘家の何をご所望で?
ふ、それこそお前の父親が知っていただろうに小癪な。
どうやらあなたもこれにてこずっている様子、渡せませんが。
ぼくらのお兄様も、君たちの隠し玉を警戒しているよ?
お前ら、フェイスとか名乗ったやつらになにか謀るよう言われたな?
その名懐かしいですね、まるで「フェレテリア」嬢の再来のように思います。
気紛れな女神の…これは、してやられた!
『歓談と流行り病のごとく輝く宝石』
と、なるとあの澱もか。
お似合いになられていましたよ、熾烈な攻防が「魔」と「魔」のぶつかり合いはやはり。
鼻持ちならない奴だ、その薄汚い口からよくもまあ「べらべらと」言葉が出てくる。
それはあなたもではありませんか?私と、おしゃべりに興じているのですからね。
…お前もか、「虚」。
その通りです、「貧相な銀色のロワ・シャレゼ」様?
ここのところおとなしくしていたと思ったら、そうだったか。
ところで、コーヒーと紅茶のほかにモヒートもありますが如何なさいますか?
ふん、その誘いには乗らんぞ?
それは誠に残念です、「幸福なお時間」をご提供して差し上げようと思いいたりましたが。
『三択、ベント』
はっ、まさか葡萄酒に沈めようとしたアマと同列に語られようとはな?
お嬢様もなかなか豪快でしたよ、あなたと違いもしましょうに。
それにしても、あそこの主とやらは自らの弱点になりえる銀を見境なく名につけるのが趣味のようで喜ばしいことだよ全く。
おや、その代わりにあなたがここに折檻されていらっしゃって。
それはお前もだろう、素寒貧の虹色が美しい龍よ。
さすがは、「銀色のロワ・シャレゼ」と謡われる鉛色の御髪を簒奪なさった旅団のうちのひとつに所属していた御方。
知っていたか、情報が回るのが速くて驚愕したぞ。
盛り上がってまいりましたね、私共としましては「喜ばしくない」限りです。
『暗号、舌戦は薬に足らず』
宝の仔らは喋絵れない代わりに特殊な念話をしていただいています、次元爆弾も丁寧にご説明したうえで。
快諾いただけた方のみに、現出してもらう運びとなっています。
河屋と、座敷、そして遊郭にも何ら影響がなかったのでご安心下さいませ。
『猫の仔』らより、技術が劣っているのですが致し方ないといいますか。
それでは、種族間の強さはどうなっているのかといいますと、私の一存ではお答えしかねます。
私はしがない案内人の、一人ですので。
『新情報と魔物の攪乱、人狼の発見には至らず』
どうだい☆
私もやってみればいいものだね、案外逆鱗に触れることはできやしないけれどね?
『竜の仔』らも頑張ってくれてたし、そろそろいい塩梅なのではないかい?
アンダリューサイトもあることだし、何より宝石はきれいだもんね。
はぁ、お前は毎回突飛な発想をしでかしてくれる。
柔軟だと言ってくれるかな、ヴァンパイアくん。
『変人が親交を深めるは、鬼人と名を冠するモノ』
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
置き去りにされた転生シンママはご落胤を秘かに育てるも、モトサヤはご容赦のほどを
青の雀
恋愛
シンママから玉の輿婚へ
学生時代から付き合っていた王太子のレオンハルト・バルセロナ殿下に、ある日突然、旅先で置き去りにされてしまう。
お忍び旅行で来ていたので、誰も二人の居場所を知らなく、両親のどちらかが亡くなった時にしか発動しないはずの「血の呪縛」魔法を使われた。
お腹には、殿下との子供を宿しているというのに、政略結婚をするため、バレンシア・セレナーデ公爵令嬢が邪魔になったという理由だけで、あっけなく捨てられてしまったのだ。
レオンハルトは当初、バレンシアを置き去りにする意図はなく、すぐに戻ってくるつもりでいた。
でも、王都に戻ったレオンハルトは、そのまま結婚式を挙げさせられることになる。
お相手は隣国の王女アレキサンドラ。
アレキサンドラとレオンハルトは、形式の上だけの夫婦となるが、レオンハルトには心の妻であるバレンシアがいるので、指1本アレキサンドラに触れることはない。
バレンシアガ置き去りにされて、2年が経った頃、白い結婚に不満をあらわにしたアレキサンドラは、ついに、バレンシアとその王子の存在に気付き、ご落胤である王子を手に入れようと画策するが、どれも失敗に終わってしまう。
バレンシアは、前世、京都の餅菓子屋の一人娘として、シンママをしながら子供を育てた経験があり、今世もパティシエとしての腕を生かし、パンに製菓を売り歩く行商になり、王子を育てていく。
せっかくなので、家庭でできる餅菓子レシピを載せることにしました
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる