偶然のフェレテリア。-ゲヘナー

影狼

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ごちそうさまでした。-■■■■■■■■■。-

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こんばんは、ご機嫌麗しゅう。

先程は凄まじかったですね、お怪我はございませんか?

僕の相方が失礼いたしました、餌を見るとがっつきたくなる暴食性があるのです。

貴方も、食事するでしょう?

それぞれ生きるのに必死でしょ?同じですよ、形は違えど。

やだなあ、先程相方が当劇場と言っていたではありませんか。

『馨、質疑応答に近しい談話』

ご招待した皆様方にお教えできればと思っていたのですが、そちらのお嬢さんは…壊れてしまっていますね。

■■■■、いいよ?

ゴポッ…ゴポッ…チャポン。

■■■■■■■■■。

油が少し足りないですね、こってりとした食感が好ましく思うのですが。

君ならそうだね、僕らは音を出すことを生業にしているのだれどさっぱりとした味がいいかな。

私は隠密を賜っておりますゆえ、上からせっつかれることが。

君も大変だね、大将の奥方のお名前を告げてしまったから。

そうでしたね、あの方も奥方を寵愛してございますから。

『無音の鉄槌』

それにしても大将も姿を隠すのがお上手だよね、さすがこちら出身なだけはある。

何を言っているんです?彼方出身の方々にも姿を消すのがお巧い御方がそこら辺の路端に存在する意思のように数多いらっしゃるではありませんか、比べてもどうにもなりませんよ。

この世界もある意味過酷な世界だもんね、ゴロゴロといらっしゃるのは当たり前か。

声が届かないのもごく当然ですよ、住む世界が違いすぎるのですから。

どれどれ、「不死身の眷属」さまはご期限麗しいかな?

わー、銭ゲバの精霊がやってきたー。

剣劇音が響く、おそらくなぎなたやククリナイフ辺りだろう。

ひどいなあ、あの美味しいバスにも見劣りするその体を何とかしてくれない?臭っさいよ、君。

弓を引き絞る音が聞こえるので、和弓かいずれかだ。

それはどっちのバスかなあ?教えてくれないのかい、病みを誘発する品のない井戸端に引きこもっている火の精霊さん。

風を切る音が聞こえた、それは手裏剣だ。

とある草の方に決まってるじゃん、君にはお似合いだね。

ふむ、打撃音が何度も聞こえてきたが確かコンバットもあったな。

期限麗しいなら火の精霊さんはもうとっくに廃棄されていると思うのだけど大層欲しがられているみたいだね、喉から手が出るぐらいには。

風魔法の中に毒矢が混ざっている音がする、おそらく射出装置代わりにしたか。

それは僕を食べてみたい美食家からのご依頼かい、眩止のヴァンパイアさん。

絶滅させる魔法を放たれたがその中に凶悪な呪いもあったようだ、精霊はこれを食らってもピンピンしている様子で何よりでそれごときでやられていては欠陥品の精霊とすら呼ばれもしまい。

そんな仰々しい呼び名で呼ばないでよ、昔のことだろ。

煙と水魔法を併用してくるとはあっぱれ、私の名は言えないため適当にグリフォンとでも呼べ。

『ごちそうさまでした、食後の運動はいかが?』
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