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悩みと本願。ー梟と鴉。ー
しおりを挟む何があった?
いいえ、何もございません。
『ほーほーほーほー、ほーほー……』
梟が鳴く。
森の匂いがする。
さわさわと風に揺れる木々の密やかな声が、聞こえるようだ。
遠くから、深遠なる処から。
『ほーほー、ほーほー……』
森が近づいてくる。
爽やかな香りが香ってくる。
『どうして……花の香りが……。』
『ほーほー、ほーほーほーほー、ほーーーー………』
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