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103 隔絶された世界
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ドアのふちから一歩も進めない南雲の背後から、冬次は南雲を見つめる藤井を見ていた。
「近づく?」
南雲は首を横にふる。
「ここでいい」
これ以上は近づきたくないというのは藤井も一緒だった。南雲がリビングに入ってからこれまで運命の番に対するとは思えない難しい表情を変えなかった。
短い対面のあいだに流れた雷のような衝撃を冬次は想像するしかないが、南雲の首筋を伝う冷や汗と藤井の引き結ばれた唇が二人にだけ共感できる運命とやらの存在を物語る。これに居合わせるのは病院の時と二度目だが、南雲がいる世界から弾かれた感覚は胸にくるものがあり寂しかった。
「帰る⋯⋯」
南雲が冬次の袖を引いた。
藤井に影響されて濃くなったフェロモンが南雲のあとをついていくように空気中を流れる。
冬次の胸にチクリとした痛みを残す。
「うん。帰ろう」
冬次は南雲に付き添って外へ出た。外の空気に南雲のフェロモンが霧散し消える。止めていた息を思いっきり吸うと、南雲の体の調子を心配した。
「どう。大丈夫?」
「少し、きつい」
南雲は道にしゃがみ、顔を腕で覆う。強がれない南雲を見るのは冬次もつらく、彼の頭から自分の上着をかけた。
「ヒートは平気?」
「そこまではね。心拍数が異常なだけ。多分すぐおさまる」
ぽつぽつと答えながら、南雲が冬次の上着に包まるように手でおさえ匂いを嗅ぐ。
「まさか臭い?」
「おっさん臭いよ。でも落ち着く」
上着に鼻を埋めた南雲はおさまりきっていない蕩けた目を閉じた。
「このやろう」
冬次は南雲から目を逸らして頭をかきまわす。
「ちゃんと研究の糧になったか?」
この問いに、目をあけた南雲は藤井家を仰ぎ見る。
「一度目は偶然だと思いたかったけど今日も鳥肌が立った。あの人は僕と相性のいいアルファだって認めてやるよ」
「ははは、鳥肌かぁ。それを運命の番って言うらしいですよ博士」
「くだらな⋯⋯。運命の番なんて遺伝子の相性がいいだけなのに」
南雲は唇を尖らせ、冬次の上着に爪を立てた。
「はいはいそうでござんした。でも特別なもんを感じたでしょ。メカニズムや名前はこの際頭から抜かしてその感覚だけを見てよ。ちゃんと涼くんの中にあったよね?」
もし運命の赤い糸が見えたなら藤井と南雲はまちがいなく繋がっていた。藤井家のリビングで彼らを引き合わせるためにピンと張りつめた糸の幻覚が冬次に見えていた。
「よくわからない」
「いい加減に素直になったらいかがですか」
南雲は冬次の言葉に舌打ちする。
「初めてじゃないんだよ」
「ああ、病院で会ってるからね」
「その前にも同じ感覚になったことがある」
「克己さんに会ってたかもしれないの?」
藤井が私生活のどこかで南雲とすれ違っていたことはありえないわけじゃない。
「そうじゃない気がする。記憶が曖昧なんだよ。いつなのか。どこでなのか。まったく思い出せない」
南雲は考えこみ、夢とつぶやいた。
「夢だ。僕は生まれる前の記憶があって、小さい頃は母さんの腹で見た夢だと思ってたんだ」
「胎内記憶ってやつか」
「それ。母さんがあの人と会ってたから胎児の僕に影響があったのかな」
「なるほど」
「そんなことありえるのかな。ね、おっさんがあの人に訊いてきてよ」
キラキラした目でお願いされたら断れない。冬次がリビングに戻ると、兄貴と藤井が親密に話しこんでいた。
「ごめん。邪魔した」
兄貴は南雲を気にして冬次の後ろを探るような目の動きをする。
「玄関にいる」
冬次が教えると、兄貴は肩をすくめて出ていった。冬次は藤井に駆け寄る。
「克己さん今日は本当にありがとう」
「これが最後だからな。あの子の顔を見てただろう? 俺に会って嬉しいって顔じゃなかったよ」
「克己さんもいい勝負してたよ」
「ったく。それでどうした?」
藤井は冬次が戻ってきた理由に首をかしげた。
「ああうん。克己さんって涼くんの母親に会いにいったことある?」
包みかくさずそのように訊くと、藤井は笑いながら首を横にふった。
「行くわけないよ。居場所も知らないのにどうやって行ける?」
それから不意に笑うのをやめる。
「知ってたとしても行かないな」
藤井は無表情な声でそう言い、冬次の背中をポンと叩いた。
「だよね⋯⋯変なこと訊いた」
「大丈夫か? 他に質問がないなら兄貴が呼んでるっぽいぞ」
藤井が顎でさしたドア付近で兄貴が待っていた。
「行くよ。またね」
冬次は藤井に心残りのある視線を送りながらも時計を気にする兄貴の逆鱗に触れる前に従った。
車の中、冬次は後部座席の南雲から催促され、藤井の答えを兄貴にも聞かせた。南雲は次の推測を立てるために自分の世界に閉じこもり黙る。兄貴は冬次の話を聞きながら始終わけがわからないという顔をしていた。
「克己が涼くんの母親に会いに行く? そんな馬鹿な」
兄貴が吐露する感想に冬次は苦笑してしまった。
「克己さんにも同じこと言われた」
「訊くまでもないことだろう」
「そうなんだけどさ」
冬次は後部座席の南雲を親指でさす。
「ね、頼まれたから」
「まったくお前は頼まれたからってなんでもきいてやってるのか?」
兄貴にため息をつかれ、冬次は反論を呑みこむしかない。兄貴には運命の番の件を明かしたばかり。タイムスリップのことは秘密のままで、藤井と南雲に因縁じみた面識があったと知らない。話せばややこしく・・・・・・というか信じてもらえるのにどれだけの時間がかかるだろうかと考えただけで頭が痛くなった。
「そりゃ頼まれたら可愛いですからねー」
冬次は座席の背に体重をのせる。リラックスした姿勢になり、頭の下で手を組むとウトウトしてきた。
「そういえば善光くんだが」
兄貴が話しかけてきたが冬次は寝たふりを決めこむ。
「冬次・・・・・・? まったく」
兄貴は諦めて運転に集中したが、後ろの南雲が突然覚醒して「そうか!」と声をあげたので、冬次の狸寝入りは一発でばれてしまう。
「おっさん!」
非難的な兄貴の目から逃れるために、冬次は上半身全部を使って後ろを向いた。
「聞いてるよ」
南雲がいきいきと話しだす。
「きっと僕が感じてたのは母さんの運命の番だと思うんだ。きっと母さんのそばに母さんの運命の番がいたんだよ。僕は母さんが感じた感覚を共有してたんだ」
すると運転席から兄貴がうなずく。
「仮説としてはありえるな」
その兄貴の反応に南雲はすかさず食いついた。
「近づく?」
南雲は首を横にふる。
「ここでいい」
これ以上は近づきたくないというのは藤井も一緒だった。南雲がリビングに入ってからこれまで運命の番に対するとは思えない難しい表情を変えなかった。
短い対面のあいだに流れた雷のような衝撃を冬次は想像するしかないが、南雲の首筋を伝う冷や汗と藤井の引き結ばれた唇が二人にだけ共感できる運命とやらの存在を物語る。これに居合わせるのは病院の時と二度目だが、南雲がいる世界から弾かれた感覚は胸にくるものがあり寂しかった。
「帰る⋯⋯」
南雲が冬次の袖を引いた。
藤井に影響されて濃くなったフェロモンが南雲のあとをついていくように空気中を流れる。
冬次の胸にチクリとした痛みを残す。
「うん。帰ろう」
冬次は南雲に付き添って外へ出た。外の空気に南雲のフェロモンが霧散し消える。止めていた息を思いっきり吸うと、南雲の体の調子を心配した。
「どう。大丈夫?」
「少し、きつい」
南雲は道にしゃがみ、顔を腕で覆う。強がれない南雲を見るのは冬次もつらく、彼の頭から自分の上着をかけた。
「ヒートは平気?」
「そこまではね。心拍数が異常なだけ。多分すぐおさまる」
ぽつぽつと答えながら、南雲が冬次の上着に包まるように手でおさえ匂いを嗅ぐ。
「まさか臭い?」
「おっさん臭いよ。でも落ち着く」
上着に鼻を埋めた南雲はおさまりきっていない蕩けた目を閉じた。
「このやろう」
冬次は南雲から目を逸らして頭をかきまわす。
「ちゃんと研究の糧になったか?」
この問いに、目をあけた南雲は藤井家を仰ぎ見る。
「一度目は偶然だと思いたかったけど今日も鳥肌が立った。あの人は僕と相性のいいアルファだって認めてやるよ」
「ははは、鳥肌かぁ。それを運命の番って言うらしいですよ博士」
「くだらな⋯⋯。運命の番なんて遺伝子の相性がいいだけなのに」
南雲は唇を尖らせ、冬次の上着に爪を立てた。
「はいはいそうでござんした。でも特別なもんを感じたでしょ。メカニズムや名前はこの際頭から抜かしてその感覚だけを見てよ。ちゃんと涼くんの中にあったよね?」
もし運命の赤い糸が見えたなら藤井と南雲はまちがいなく繋がっていた。藤井家のリビングで彼らを引き合わせるためにピンと張りつめた糸の幻覚が冬次に見えていた。
「よくわからない」
「いい加減に素直になったらいかがですか」
南雲は冬次の言葉に舌打ちする。
「初めてじゃないんだよ」
「ああ、病院で会ってるからね」
「その前にも同じ感覚になったことがある」
「克己さんに会ってたかもしれないの?」
藤井が私生活のどこかで南雲とすれ違っていたことはありえないわけじゃない。
「そうじゃない気がする。記憶が曖昧なんだよ。いつなのか。どこでなのか。まったく思い出せない」
南雲は考えこみ、夢とつぶやいた。
「夢だ。僕は生まれる前の記憶があって、小さい頃は母さんの腹で見た夢だと思ってたんだ」
「胎内記憶ってやつか」
「それ。母さんがあの人と会ってたから胎児の僕に影響があったのかな」
「なるほど」
「そんなことありえるのかな。ね、おっさんがあの人に訊いてきてよ」
キラキラした目でお願いされたら断れない。冬次がリビングに戻ると、兄貴と藤井が親密に話しこんでいた。
「ごめん。邪魔した」
兄貴は南雲を気にして冬次の後ろを探るような目の動きをする。
「玄関にいる」
冬次が教えると、兄貴は肩をすくめて出ていった。冬次は藤井に駆け寄る。
「克己さん今日は本当にありがとう」
「これが最後だからな。あの子の顔を見てただろう? 俺に会って嬉しいって顔じゃなかったよ」
「克己さんもいい勝負してたよ」
「ったく。それでどうした?」
藤井は冬次が戻ってきた理由に首をかしげた。
「ああうん。克己さんって涼くんの母親に会いにいったことある?」
包みかくさずそのように訊くと、藤井は笑いながら首を横にふった。
「行くわけないよ。居場所も知らないのにどうやって行ける?」
それから不意に笑うのをやめる。
「知ってたとしても行かないな」
藤井は無表情な声でそう言い、冬次の背中をポンと叩いた。
「だよね⋯⋯変なこと訊いた」
「大丈夫か? 他に質問がないなら兄貴が呼んでるっぽいぞ」
藤井が顎でさしたドア付近で兄貴が待っていた。
「行くよ。またね」
冬次は藤井に心残りのある視線を送りながらも時計を気にする兄貴の逆鱗に触れる前に従った。
車の中、冬次は後部座席の南雲から催促され、藤井の答えを兄貴にも聞かせた。南雲は次の推測を立てるために自分の世界に閉じこもり黙る。兄貴は冬次の話を聞きながら始終わけがわからないという顔をしていた。
「克己が涼くんの母親に会いに行く? そんな馬鹿な」
兄貴が吐露する感想に冬次は苦笑してしまった。
「克己さんにも同じこと言われた」
「訊くまでもないことだろう」
「そうなんだけどさ」
冬次は後部座席の南雲を親指でさす。
「ね、頼まれたから」
「まったくお前は頼まれたからってなんでもきいてやってるのか?」
兄貴にため息をつかれ、冬次は反論を呑みこむしかない。兄貴には運命の番の件を明かしたばかり。タイムスリップのことは秘密のままで、藤井と南雲に因縁じみた面識があったと知らない。話せばややこしく・・・・・・というか信じてもらえるのにどれだけの時間がかかるだろうかと考えただけで頭が痛くなった。
「そりゃ頼まれたら可愛いですからねー」
冬次は座席の背に体重をのせる。リラックスした姿勢になり、頭の下で手を組むとウトウトしてきた。
「そういえば善光くんだが」
兄貴が話しかけてきたが冬次は寝たふりを決めこむ。
「冬次・・・・・・? まったく」
兄貴は諦めて運転に集中したが、後ろの南雲が突然覚醒して「そうか!」と声をあげたので、冬次の狸寝入りは一発でばれてしまう。
「おっさん!」
非難的な兄貴の目から逃れるために、冬次は上半身全部を使って後ろを向いた。
「聞いてるよ」
南雲がいきいきと話しだす。
「きっと僕が感じてたのは母さんの運命の番だと思うんだ。きっと母さんのそばに母さんの運命の番がいたんだよ。僕は母さんが感じた感覚を共有してたんだ」
すると運転席から兄貴がうなずく。
「仮説としてはありえるな」
その兄貴の反応に南雲はすかさず食いついた。
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