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28 予感
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冬次は待っている家族のところに一歩踏み出した。自分が家族だと思いたい人たち。
南雲と藤井が冬次に気がつく。自分に集中する目線に、阿呆らしいと思いつつ照れた。
「二人とも何してんの。俺のストーカーかよ。可愛いかわいい俺がいくら心配だからってさ、帰ってくる時間もわかんないじゃん」
呆れ顔の藤井が、気怠げに顎を逸らす。
「スマホ見ろよ」
「あー。ごめんなさい、連絡くれてたのね」
スマホをチェックすると、冬次は血の気が引いた。藤井から受信したメッセージを繰り返し読み、送信した本人の口からも直接聞くことを求める。
「おばさんの容態がよくないの?」
「ああ。治療中の病気じゃなく風邪をこじらせてしまったみたいで、父さんが病院に行った。落ち着くまで近くのホテルに泊まり込むって」
「俺が遊んでる時に大変なことに・・・・・・」
「けどまぁ母さんは大丈夫だって南雲のお墨付きもあるし、そんなしょぼくれた顔するな」
だが悪い出来事はストレートに迫りくる未来と結びついてしまう。脳裏に浮かぶ最悪の連想ゲームに、気持ちが下を向いた。
「ごめんな。出かけている時に伝えない方がよかったな。父さんが冬次にもすぐ連絡しろって引かないからメッセージ入れたけど改めるべきだった」
冬次は弱る心を奮い立たせ首を横に振った。
「後から教えられてたらもっとへこんでた。南雲さんの言葉を信じるから」
そして南雲を見つめようとしたが、いない。どこかへ消えていた。
「あれ? あんなとこにいるよ」
自由人は自販機コーナーの前で飲み物を物色中だ。
「またかあいつは。小銭で遊びやがって」
藤井はため息をつく。
「またかって、南雲さんいつも自販機にかじりついてんの?」
「現金入れて飲み物買うのが楽しいらしいぞ」
「未来の人だから?」
未来は電子マネーの普及率が百パーセントになってるのかも。グッバイ、財布。
「そういうことじゃなくて、南雲って未来じゃ一人で出歩かせてもらえなかったから自販機自体触ったことないんだって」
「え?」
やってしまった感を滲ませた、お前は知らないのかという藤井の目。藤井に冬次を牽制する理由はないので、無意識による不意打ちが余計にグサっときた。
ひがむな俺よ。圧倒的不利な自分に些細な負けは幾度となくやってくるんだぞ。
「・・・・・・そうらしいね」
あー、もう、強がってしまった。「そうなんだよ」と藤井も安堵した顔をするから、突き通すしかない。
次のコメントが出せないので間が保たなくなるのは必須で、南雲が自販機コーナーから戻ってきたことに胸を撫で下ろした。
「ココアのメーカー飲み比べしてみようよ」
ホット缶が冷めないように腕の中で温めながら、外気の寒さで鼻頭をほんのり赤くしながら、無邪気に見える南雲に心の中がほろ苦くなる。
「けっこう待ってたんだよね」
ごめんねと頭を下げると、南雲が眉をひそめた。
「変なもの食べてきたんじゃないか」
「ひど」
「だってしおらしくて気持ち悪い」
「ひどすぎる」
しかし南雲らしい返しに逆に安心させられ、冬次は失笑し、ニヤニヤしてると嫌な顔をされるのはお約束だった。
「克己くんが大事な連絡はスマホを使わない方がいいってしつこくってさ、こういうとこ頑固なのはおじさんと似てるよ」
思いがけず暴露された藤井は釈然としないようだったが、聞き流して肩をすくめる。
「父さんから冬次に伝言預かってる。そう長くかからないと思うけど、仕事を休むあいだシフト以外の日も学校終わってから細々した業務を手伝ってほしいって」
「わかった。やるよ、まったくみんな俺がいないと何もできないんだな」
「ったく、偉そうに」
藤井が冬次の頭をぐりぐりと撫でた時には、フライングする未来の影は消えており、かけがえのない場所はいつもどおりになっていた。
◆
「克己も冬次くんも南雲さんも心配かけてごめんなさいね、おかげさまで起き上がれるようになりましたよ。お父さんを独り占めしちゃって悪いわ、ふふ」
食卓上のティッシュ箱に立てかけたスマホのちっちゃな画面の中でおばさんが微笑み、嬉しそうにおばさんの肩を抱くおじさんが映った。
おばさんの体調は日ごと改善にむかい、各自の心に隠れていた初日の切迫感が嘘のように凪いでる。なんでもない風邪が少し長引いてるだけとケロッと豪語していた南雲の株が藤井家では爆上がりしているわけで。
まるで神様のお告げみたいな扱われ方をして、スマホ越しに拝むおじさんを笑ってはいけないと思いつつ、南雲が手を合わせられるたび狐につままれた顔をするから面白い。
「お礼しないとねぇ、南雲くんはほしいものあるかい」
「これ。僕もスマホがほしいな」
「おじさんが契約しておくよ」
ちゃっかりお願いするあたりが南雲だし、受け入れるおじさんもなかなかだ。変だと思っていても疑いを面に出さないのが懐の深さなのか。参考にしよう。
藤井がテレビ電話を通常モードに切り替え、席を立つと耳にあてた。親子だけでしたい会話もある。冬次は空いたテーブルに肘をついて通話中の藤井の背中を眺めた。
「スマホ、もらってどうすんの」
南雲に訊ねる。
「別に。明確な理由があった方がいいか」
ずるんと肘がすべった。
「ないけど、だったらスマホいらなくない?」
南雲は冬次を綺麗に無視し居間を出て行く、入れ替わりで藤井の電話が終わった。
「母さんの退院が決まったぞ」
「やったじゃん、おめでとう! いつ?」
「クリスマスの前には許可がおりるだろうって」
冬次の関心は一気に新しい話題に向く。
「クリスマスか・・・・・・」
「何が言いたいのかわかってる。俺だって退院早々に悲しませるようなことはしたくないよ」
「だよね」
喜べる方向に進んでると思っていいんだよな。楽観はできないが水を差すのも嫌で、冬次は閉口した。
とうとう十二月に入った。おばさんの退院を一週間後に控え、藤井家は心なしかソワソワしてぎこちない。
冬次は今日登校すれば冬休みになる。おじさんが仕事に復帰してくれたので、自由になった放課後は南雲とおばさんの退院祝いを買いにいく約束をしていた。冬次から一方的に約束を取り付けた感じだが、スーパーに行く時の荷物持ちを除けば数少ない二人きりの外出だった。控えめに言ってテンションは昨晩から爆上がりだ。
授業のあいまにスマホが震える。一瞬ヒヤッとしたものの、相手は谷峨。〝クリスマスパーティーやるよ~〟というお誘いだった。しかも今日かよ、急すぎんだろ。授業中に口を滑らせそうになって、あわやのところで呑み込んだ。
机の陰に隠れながら、〝ごめんなさい、予定があります〟と返事を打ち込む。既読はすぐつき、〝おっけー〟と返答があった。
メッセージのやり取りを終えスマホをポケットに戻すが、冬次は座間っち経由じゃないことにわずかな疑問が。
うーん。疑問はもやもやと残り続け、休み時間に座間っちの教室におもむいた。すっきりさせたいだけの軽い気持ちだ。
全員ベータで構成された教室で冬次はちょっとした珍獣扱い。憧憬もあれば嫉妬もあり、あらゆる感情を含んだ視線にうんざりしつつ、迷惑そうに立ち上がる真面目くんを見るのは超絶愉快だった。
「こっちに来るなら先に教えとけ。アルファ様なんか来たら女子が倒れるわ」
「眩しくてごめんね。おい顔笑ってんぞ」
「ひひひ、で何?」
挨拶もそこそこに、移動を促す。人目につきにくい場所を選び、やっと落ち着いた。せっかくなので近くの自販機で紙パックのジュースを買い、階段を椅子がわりにする。
「座間っち谷峨さんにクリスマスパーティー誘われた?」
「はぁー? それ訊くために呼び出されたのかよ」
「時間の無駄とか言わないでよ」
「そこまで言ってない」
呑気にジュースを飲む冬次の横で、座間がため息をつく。
「どうなの。気になるじゃん」
「やるって聞いてるけど行かないつもりだから。奈良林は誘われたなら行きなよ。最近谷峨さんと仲良いんだろ」
「あっちが勝手に絡んでくるんだよ」
冬次がじっと見やると、座間の横顔は意地になってそっぽを向いたまま。
「デリケートな男の子事情だろうから何があったか訊かないけど、なんかあった?」
「訊いてるじゃんかよ!」
「へへ」
「笑いごとじゃない。もう、僕たち昔から色々あんの。喧嘩すんのなんか初めてじゃないからほっといて」
「ふぅん、そっか。了解」
ジュースを秒で飲み干し、冬次は立ち上がる。
「本気で悩んだらちゃんと相談しろよな?」
「うん。了解」
「よし、教室戻ろ」
南雲と藤井が冬次に気がつく。自分に集中する目線に、阿呆らしいと思いつつ照れた。
「二人とも何してんの。俺のストーカーかよ。可愛いかわいい俺がいくら心配だからってさ、帰ってくる時間もわかんないじゃん」
呆れ顔の藤井が、気怠げに顎を逸らす。
「スマホ見ろよ」
「あー。ごめんなさい、連絡くれてたのね」
スマホをチェックすると、冬次は血の気が引いた。藤井から受信したメッセージを繰り返し読み、送信した本人の口からも直接聞くことを求める。
「おばさんの容態がよくないの?」
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「俺が遊んでる時に大変なことに・・・・・・」
「けどまぁ母さんは大丈夫だって南雲のお墨付きもあるし、そんなしょぼくれた顔するな」
だが悪い出来事はストレートに迫りくる未来と結びついてしまう。脳裏に浮かぶ最悪の連想ゲームに、気持ちが下を向いた。
「ごめんな。出かけている時に伝えない方がよかったな。父さんが冬次にもすぐ連絡しろって引かないからメッセージ入れたけど改めるべきだった」
冬次は弱る心を奮い立たせ首を横に振った。
「後から教えられてたらもっとへこんでた。南雲さんの言葉を信じるから」
そして南雲を見つめようとしたが、いない。どこかへ消えていた。
「あれ? あんなとこにいるよ」
自由人は自販機コーナーの前で飲み物を物色中だ。
「またかあいつは。小銭で遊びやがって」
藤井はため息をつく。
「またかって、南雲さんいつも自販機にかじりついてんの?」
「現金入れて飲み物買うのが楽しいらしいぞ」
「未来の人だから?」
未来は電子マネーの普及率が百パーセントになってるのかも。グッバイ、財布。
「そういうことじゃなくて、南雲って未来じゃ一人で出歩かせてもらえなかったから自販機自体触ったことないんだって」
「え?」
やってしまった感を滲ませた、お前は知らないのかという藤井の目。藤井に冬次を牽制する理由はないので、無意識による不意打ちが余計にグサっときた。
ひがむな俺よ。圧倒的不利な自分に些細な負けは幾度となくやってくるんだぞ。
「・・・・・・そうらしいね」
あー、もう、強がってしまった。「そうなんだよ」と藤井も安堵した顔をするから、突き通すしかない。
次のコメントが出せないので間が保たなくなるのは必須で、南雲が自販機コーナーから戻ってきたことに胸を撫で下ろした。
「ココアのメーカー飲み比べしてみようよ」
ホット缶が冷めないように腕の中で温めながら、外気の寒さで鼻頭をほんのり赤くしながら、無邪気に見える南雲に心の中がほろ苦くなる。
「けっこう待ってたんだよね」
ごめんねと頭を下げると、南雲が眉をひそめた。
「変なもの食べてきたんじゃないか」
「ひど」
「だってしおらしくて気持ち悪い」
「ひどすぎる」
しかし南雲らしい返しに逆に安心させられ、冬次は失笑し、ニヤニヤしてると嫌な顔をされるのはお約束だった。
「克己くんが大事な連絡はスマホを使わない方がいいってしつこくってさ、こういうとこ頑固なのはおじさんと似てるよ」
思いがけず暴露された藤井は釈然としないようだったが、聞き流して肩をすくめる。
「父さんから冬次に伝言預かってる。そう長くかからないと思うけど、仕事を休むあいだシフト以外の日も学校終わってから細々した業務を手伝ってほしいって」
「わかった。やるよ、まったくみんな俺がいないと何もできないんだな」
「ったく、偉そうに」
藤井が冬次の頭をぐりぐりと撫でた時には、フライングする未来の影は消えており、かけがえのない場所はいつもどおりになっていた。
◆
「克己も冬次くんも南雲さんも心配かけてごめんなさいね、おかげさまで起き上がれるようになりましたよ。お父さんを独り占めしちゃって悪いわ、ふふ」
食卓上のティッシュ箱に立てかけたスマホのちっちゃな画面の中でおばさんが微笑み、嬉しそうにおばさんの肩を抱くおじさんが映った。
おばさんの体調は日ごと改善にむかい、各自の心に隠れていた初日の切迫感が嘘のように凪いでる。なんでもない風邪が少し長引いてるだけとケロッと豪語していた南雲の株が藤井家では爆上がりしているわけで。
まるで神様のお告げみたいな扱われ方をして、スマホ越しに拝むおじさんを笑ってはいけないと思いつつ、南雲が手を合わせられるたび狐につままれた顔をするから面白い。
「お礼しないとねぇ、南雲くんはほしいものあるかい」
「これ。僕もスマホがほしいな」
「おじさんが契約しておくよ」
ちゃっかりお願いするあたりが南雲だし、受け入れるおじさんもなかなかだ。変だと思っていても疑いを面に出さないのが懐の深さなのか。参考にしよう。
藤井がテレビ電話を通常モードに切り替え、席を立つと耳にあてた。親子だけでしたい会話もある。冬次は空いたテーブルに肘をついて通話中の藤井の背中を眺めた。
「スマホ、もらってどうすんの」
南雲に訊ねる。
「別に。明確な理由があった方がいいか」
ずるんと肘がすべった。
「ないけど、だったらスマホいらなくない?」
南雲は冬次を綺麗に無視し居間を出て行く、入れ替わりで藤井の電話が終わった。
「母さんの退院が決まったぞ」
「やったじゃん、おめでとう! いつ?」
「クリスマスの前には許可がおりるだろうって」
冬次の関心は一気に新しい話題に向く。
「クリスマスか・・・・・・」
「何が言いたいのかわかってる。俺だって退院早々に悲しませるようなことはしたくないよ」
「だよね」
喜べる方向に進んでると思っていいんだよな。楽観はできないが水を差すのも嫌で、冬次は閉口した。
とうとう十二月に入った。おばさんの退院を一週間後に控え、藤井家は心なしかソワソワしてぎこちない。
冬次は今日登校すれば冬休みになる。おじさんが仕事に復帰してくれたので、自由になった放課後は南雲とおばさんの退院祝いを買いにいく約束をしていた。冬次から一方的に約束を取り付けた感じだが、スーパーに行く時の荷物持ちを除けば数少ない二人きりの外出だった。控えめに言ってテンションは昨晩から爆上がりだ。
授業のあいまにスマホが震える。一瞬ヒヤッとしたものの、相手は谷峨。〝クリスマスパーティーやるよ~〟というお誘いだった。しかも今日かよ、急すぎんだろ。授業中に口を滑らせそうになって、あわやのところで呑み込んだ。
机の陰に隠れながら、〝ごめんなさい、予定があります〟と返事を打ち込む。既読はすぐつき、〝おっけー〟と返答があった。
メッセージのやり取りを終えスマホをポケットに戻すが、冬次は座間っち経由じゃないことにわずかな疑問が。
うーん。疑問はもやもやと残り続け、休み時間に座間っちの教室におもむいた。すっきりさせたいだけの軽い気持ちだ。
全員ベータで構成された教室で冬次はちょっとした珍獣扱い。憧憬もあれば嫉妬もあり、あらゆる感情を含んだ視線にうんざりしつつ、迷惑そうに立ち上がる真面目くんを見るのは超絶愉快だった。
「こっちに来るなら先に教えとけ。アルファ様なんか来たら女子が倒れるわ」
「眩しくてごめんね。おい顔笑ってんぞ」
「ひひひ、で何?」
挨拶もそこそこに、移動を促す。人目につきにくい場所を選び、やっと落ち着いた。せっかくなので近くの自販機で紙パックのジュースを買い、階段を椅子がわりにする。
「座間っち谷峨さんにクリスマスパーティー誘われた?」
「はぁー? それ訊くために呼び出されたのかよ」
「時間の無駄とか言わないでよ」
「そこまで言ってない」
呑気にジュースを飲む冬次の横で、座間がため息をつく。
「どうなの。気になるじゃん」
「やるって聞いてるけど行かないつもりだから。奈良林は誘われたなら行きなよ。最近谷峨さんと仲良いんだろ」
「あっちが勝手に絡んでくるんだよ」
冬次がじっと見やると、座間の横顔は意地になってそっぽを向いたまま。
「デリケートな男の子事情だろうから何があったか訊かないけど、なんかあった?」
「訊いてるじゃんかよ!」
「へへ」
「笑いごとじゃない。もう、僕たち昔から色々あんの。喧嘩すんのなんか初めてじゃないからほっといて」
「ふぅん、そっか。了解」
ジュースを秒で飲み干し、冬次は立ち上がる。
「本気で悩んだらちゃんと相談しろよな?」
「うん。了解」
「よし、教室戻ろ」
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