異世界帰りのゲーマー

たまご

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やってきた憂鬱

名は体を表す

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 「いらっしゃいませ。ギルドへようこそ。何かご依頼ですか?」

 「いや、冒険者ギルドのギルドマスターに繋いでくれ。連絡が言っているはずだ」

 俺はマッチョと並んでギルドへ来ていた
 



 15分前


 「後のことは頼んだぞ」

 俺はマッチョこと、ゴンザレスにクエストの事やギルドに用事がある事などを話した

 ゴンザレスって似合いすぎかよ名前

 厳つい顔をしたゴンザレスは、ここの隊長らしい

 俺の話を聴いたゴンザレスは真偽を確かめると言って、ギルドへの同行を申し出てきた

 ゴンザレスは部下に言付けすると、俺の右腕に赤い宝石が付いた腕輪を嵌める

 「その腕輪はスキルや魔法を抑える力がある。逃げようという意思は無さそうだが、逃げようとしても無駄だからな」

 はいはい、逃げませんよっと

 俺は黙って頷き、ゴンザレスについて行った





 コン、コン

 「入りたまえ」

 今、俺は、貝になりたい

 マッチョな衛兵に連れられた男が注目を集めないはずが無かったから、ギルドマスターの部屋に来るまで居心地が悪かった

 「ゴンザレス、久しぶりじゃな。偶には顔を見せんか」

 「これでも隊長として忙しいんですよ」

 ギルドマスターとゴンザレスは顔見知りらしい

 それよりも、お爺ちゃんだ、お爺ちゃん

 ギルドマスターは、けっこう歳をとっていて、頭の方は残念な事になっているが髭がモサモサと見事に手入れされており、服も高級そうなローブを着ている
 まるで物語から出てくる魔法使いの様な姿だ

 わくわく

 「ところで、そやつが通信で言っとった小僧か」

 さすがはギルドマスターだ
 ゴンザレスと話している時は気の良さそうなお爺ちゃんだったが、俺の方を向いた途端、威圧感が増した

 「おいおい、ギルマスやめてくれ。別にまだ犯罪者と決まったわけじゃないんだ」

 「ほほっ、悪かったのう。じゃがコヤツは全然気にしておらんようじゃぞ。大した小僧じゃ」

 ゴンザレスはやっぱりいい奴だな

 ギルドマスターの方は分かってて試した気がする
 だとしたら役職通り、油断ならない相手だろう

 「さて、テイムというスキルとモンスターの事じゃったな・・・」

 ギルドマスターは顎髭を撫でながら手元にある書類を見る

 「下で登録して来るがよい。準備は出来ているはずじゃ」

 「はい?」

 おかしい、なんかスムーズすぎるぞ?
 
 こんな事で済むのなら詰所でのやり取りはなんだったのだ

 ゴンザレスの方をみると、ゴンザレスも困惑している様にみえる

 「ギルマス、ちょっと話を聞いてもいいか」

 「まぁ、そう来るじゃろうて。ワシも先程まで、そう簡単に片付くとは思っていなかったしのぅ」

 コン、コン

 「お茶をお持ちしました」

 ギルドの職員だろうか
 えらい美人さんだな
 受付のお姉さんも綺麗な人だったし、将来はこういうところに就職したい

 「ありがとう。よいタイミングじゃ。もう下がってよいぞ」

 「では失礼致します」

 そうギルドマスターに言われると、美人さんは一礼して退室していった

 

ああ、目の保養が

 
 

 
 
 
 
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