The hero is dead ~復讐と魔女と果ての世界~

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第三章【破滅へと至る者】

3―18 Side→abnormal

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【第三の歴史】と呼ばれ、歴史書に残される世界。しかし、この世界について詳しく知る者はいないに等しい。

英雄リョウタロウが世界を分断した時、人間界はそのまま残っていたが、人間界の一部の大地は切り離されてしまっていた。そして、遥か世界の端に、一つの大地が落ちることとなる。
一部の人間はその大地と共に落ち、天使や魔族にせっかく勝ったというのに、もはや何も関係のない場所に放り出されてしまった。
なんの因果か、実験の末にその身に魔術を刻み込んだ人間ばかりが落ちたのだ。
だが、その小さな大地で、その人間達は生きるしかなかった。
それと共に、実験の成れの果ての怪物ーー魔物もいた。

魔術を魔法と言い換え、魔法というものが当たり前に存在し、世界を統べる人間の王様やお姫様が誕生し、生活を脅かす魔物と戦う世界。

もはや、天使と魔族との争いとは掛け離れた世界だ。

やがて、魔法は生活の営みの為だけに使われる力となる。
天使と魔族に対抗する為、実験の果てに変化した人間の体。十五の歳を過ぎた頃、人間の体に魔力というものが生まれ、自然を生み出すことが出来るようになる特異体質となった。

先人は、天使と魔族のいた時代を隠し、この大地が分断されたということも隠した。
時は過ぎ、先人達は大地に還り、分断されたその大地に生きる人々は、もはや何も知らない。
この大地こそが、当たり前の世界となった。

だが、その小さな大地の歴史も長くは続かなかった。
たった一人の、魔女と呼ばれた少女により大地は消滅し、夢の世界が創造される。

後に魔女と呼ばれる赤髪の美しい少女。
彼女は教会の孤児院の経営者である両親の娘であり、歳の近い弟もいた。
少女も弟も、孤児院の子らと同じ場所で暮らし、幸せに生きていた。
しかし、時が経ち、孤児院の子供達は少女とその弟を羨み始める。自分達には本当の親がいないのに、この二人は本物の家族を持っているーーと。
少女と弟は孤児院の子らから酷い苛めを受けた。

しかし、少女は自分と弟を傷付けた奴等に対し、復讐を選ぶ。
十五歳にも満たない少女は無理矢理に自分の中に魔力を生み出したのだ。
魔力を持った魔物を死にもの狂いで殺し、その血肉を自分の体内に取り込んだ。

そして、手に入れた力で教会を燃やし、子供達を火だるまにした。
これで、自分達は家族四人で幸せになれる。少女が確信した瞬間、両親は燃え行く教会の中へと駆け込んだ。
孤児院の子供達も、自分達の子供だからーーと。

少女は、両親を喪った。
そこから、少女は愛を見失ったのだ。

少女の望み通りにはならず、帰る場所も、両親も喪ってしまうこととなる。少女は弟を連れ、宛の無い旅を始める。
幼い体に無理矢理に魔力を生み出した体は弱り、毎日酷い咳と血を吐く日々を送った。

辿り着いた雪降る街で、少女は一人の少年に出会い、優しい彼に愛を感じる。
少年は二人の姉弟に同情し、二人の友達に、味方になると、絶対に、裏切らないと約束した。
だが、その夜に、不慮の事故で少年は死んだ。少女は酷く、裏切りを感じる。


ーー少女は生まれた場所から旅立ってからずっと、金を稼ぐ為、弟には隠しながら、男達に体を売っていた。自分の、何よりも弟の為に。

やがて、多くの男に抱かれ続けた少女は妊娠してしまう。
だが、すでに体が特異体質になっていた少女は、人の子を産まなかった。魚の産卵のように数多の、産声を上げない、蠢く何かが自分の体から産み落とされる恐怖‥‥


ーー‥‥とある日、弟がならず者に殺されかけた。
少女は魔法を使い、ならず者を燃やし、殺した。

そして‥‥不完全な魔力を制御出来ず、ならず者と共に、気付かぬ内に弟も燃やしてしまっていた。
紛れもない、守り続けると決めた弟を。

弟は死の間際、姉を見て『ばけもの』と言い残し、絶命した。

その現場を目撃した人々は、人に対し魔法を使った年若い少女を、禁忌を犯した魔女だと称した。


魔法ーー生活の営みの為だけに使われるもの。
十五の歳を過ぎた頃、人間の体に魔力と言うものが生まれ、自然を生み出すことが出来るようになる。
魔法は、人に害を与えてはいけない。
それは、禁忌である。

その全てを、少女は破っていた。


愛を失い、誰かから愛されたくて。唯一残った弟の為にこの身を犠牲にして生きて来た。その全てが、無駄だった。

人々に魔女だと罵られながら、濁った天を仰ぎ、少女は涙を流しながら高笑いをする。
狂った笑いは雷鳴を喚び、海原を荒れさせ、世界中を業火で包んだ。

弟を守る為に魔物を食ったあの日。
少女の中の魔力は日に日に力を育み続け、普通のものではなくなっていた。それは正に、魔女の力だ。

何がしたかったのか、なんの為に生きていたのか、誰の為にここまでしたのかーー。最早、なんの理由もない。

その日、世界は死んだ。
自身の魔法に巻き込まれた少女の体は、深く、深く海の底へ、深淵へと沈み行く。
この海に身を委ねよう‥‥そう思った時、何かが上から沈んで来る。

無数の、赤い、何か。
それは、少女が産み落として来た、バケモノ達だった。

それらは沈み行く少女を取り囲み、まるで寄り添うかのように共に沈んで行く。

自分が産み落とし、捨て去ったそれらは、なぜか少女を見捨てずに、寄り添った。

少女は夢を見ることを望む、醜い世界の夢を。
最初から世界が醜ければ、もう自分が傷付くことはない。そして、そんな醜い世界で、愛を見つける夢を望んだ。

少女は自分を裏切った二人ーー弟と、雪降る街の少年の魂も夢の世界へ連れて行くことに決めた。
二人さえ自分を裏切らなければ‥‥自分は幸せになれたのに。

そうして、魔女の夢の世界が生み出された。

自らの子、赤い塊の子らの形を想像し、人間に作り替え、その子らを魔女や魔王として世界に放った。

法も秩序もない、人が人を殺めるのが当たり前な世界。
名前が意味を持ち、その名前に人々は支配され、異常に生きて行く。

少女は自身を異常の魔女、アブノーマルと名乗る。

夢の世界の時が過ぎ、いつしかアブノーマルの血筋を持つ魔女や魔王は数少なくなる。
異常なこの夢世界で、アブノーマル自身も自らの創造した夢に溺れ、自分自身の存在を見失い始めた。
そのせいで魔女ーー想像主としての力は弱まり、この世界が自分の夢だということすら忘れる時もあった。

そうして、夢の世界の住人は魔女の手から離れ、自我を持ち、本物の世界に、本物の人間に生まれ変わる。

だが、アブノーマルは、少女は本来の目的を思い出した。
自分は愛を求めているのだ。
なのに、自らが創造した夢の世界でも、少女は愛を手に入れることは出来なかった。
こんな世界に意味はないと嘆き、自我を持ち始めた夢の世界を、少女は壊すことに決めた。
また、新しい夢世界を創造すればいいと。
だが、それは失敗に終わる。

魔女よりももっと強い復讐心を持った隻腕、隻眼の男がアブノーマルを、深淵に沈んだ少女の本体を殺した。

その男は、人々に、魔女の弟に、魔女アブノーマルに、シアワセを奪われた男だった。

そうして、創造主である赤髪の魔女が夢を見終えてしまい、また、肉体も滅んでしまい‥‥
その世界は微かに残った少女の魂だけでギリギリ保たれることとなる。
だが、魔女が滅んだ世界で、抗い続けた者がいた。

二人の愚者が、誰にも知られない場所で孤独に戦っていたのだ。

戦いは終わり、魂達は夢から覚める。魔女の夢から解放される時が来た。

赤髪の少女が多くに、そして最愛の弟に裏切られて壊してしまった世界。
人が、本当に生きていた世界。
夢の中で生まれた魂は、あの日の雪降る街の少年ーー核の意味を持つ、コアという少年の力により守られた。

誰かが鎮魂歌を奏で、夢の世界は現実へと呼び覚まされる。


「‥‥あたしも、救われてしまったのよ。二人の愚者やコア、弟に。全てを狂わせたあたしは‥‥生きていた」

ノルマルは胸に手を当て、

「でも、あたしの体は呪われている。成長が速いの。一年で歳をとるわけじゃない。数ヵ月ごとに、あたしは年老いて行くわ。でも、死なないの。老婆になって、死ぬかと思いきや、赤ん坊ではなく、少女の姿でまた人生が始まるの」
「どっ、どういうことですの?」

理解できず、ウェザは首を傾げた。

「こっちの世界はまだ千年ちょっとの歴史だけど、あたしが生きた大地は時間の流れがこっちと違ってね。今話したことはもう、何億年も前の話なのよ」
「なっ‥‥!?じゃあ、ノルマルさんは‥‥」
「ええ。あれから何億年も、繰り返し生きてるわ」

驚くアリアに、困ったような顔を向けながら答え、

「最初は‥‥あたしを愛してくれた人があたしを見送ったわ。死んだはずなの。なのに、目覚めたのよ。少女の姿で、海の中で。それの繰り返し。目覚めた時はいつも溺れてるのよ、最悪でしょ?」

なんて、冗談めかして彼女は言うが、笑えない話だ。

「あたし達の世界、abnormalとでも言ったらいいかしらね。その大地は今いる大地から凄く離れた海の先にあったわ。でも数百年前に災害が起きて、大地は動き、海の上を漂い‥‥今いる大地と繋がったの。それが、イーストタウン地方になるわ。あたし以外は皆、普通の人達だから、外の世界にはまだ大地があったんだって感覚ね。あたしは驚いたわ。英雄の話を調べ上げ、まさか、分断された一部の大地だったなんて‥‥ね」

ノルマルは腰に下げたポシェットから歴史書を取り出し、

「歴史書は淡々としてるでしょ?これは、レイル王が直々に書いたものなのは知ってるわよね。あたしは一度、レイル王に謁見したわ。そして、あたしのしたこと、夢の世界の話、全部、彼に話した。レイル王は微笑みながらあたしの話を聞き、あたしを優しい魔女さんと呼んだわ‥‥」
「レイル王から聞いていました。赤髪の小さな魔女が訪れたと。そして、その話を私も共有していました。ですから、貴女の存在を認識していた」

と、シーカーは言った。ノルマルもレイル王からネクロマンサーの話は聞いており、シーカーの存在を認識していたと笑う。

「‥‥あたしの世界の話だけど、何億年も経った今、なぜか、あたしの顔見知りの魂達の生まれ変わりがこの世界にいるの。しかも、ほとんどが壊れて喪われた人達‥‥レンジロウの娘も、そうよ」
「イノリさんが!?」
「ええ‥‥だから、何か起きてるのよ。この世界が急に平和をなくしたのと関係があるはず‥‥」

すると、シーカーが椅子から立ち上がり、

「魂達の通り道『果ての世界』というものがあります。恐らくこれは、ノルマルさんも知らないでしょう。そしてこれから話すことが、テンマをさんと魔族の少女‥‥私の果たすべき約束であり、エクスを救う為に通らねばならない道だと思うのです」

真剣な表情と声音で新たな話を始めようとする。
アリアとリダ、ルヴィリは顔をしかめ、ウェザは頭を抱えながら、

「ストップストップーーーー!!ちょっ、ちょっと待って!一気に話されて、頭がこんがらがるわ!少し休憩させてほしいんだけど!頭の中を整理させて!」
「ウェザさんに同感です。シーカーさんがネクロマンサーだというのはまあ聞きましたが、ノルマルさんが伝承の魔女で‥‥何億年も生きて‥‥その」

口ごもるアリアの代わりに、

「悪い奴だったってことだろ、テメェら二人」

リダがノルマルとシーカーに言ってやる。

「あなたが言える立場じゃないでしょ!」

と、ウェザはリダを指差しながら睨み付けた。
しかし、シーカーとノルマルは静かに頷く。

シーカーはネクロマンサーとして、英雄の予備として造られたテンマの復讐に協力した。

ノルマルは愛に絶望し、自分勝手に世界を壊して創造し、人々を苦しめた。

「ええ、そうよ。あたしは至上最悪の魔女。多くに恨まれているわ。誰に呪われていてもおかしくない。あたしは永遠に、消えない罪と共にこの世界をさ迷い続ける亡霊よ」

自虐的に笑うノルマルを見て、ウェザはぶんぶんと首を横に振り、

「もう、何億年も前の話なんでしょう!?あたくしには到底わからない。でもあたくしのおじい様もたくさん罪を犯したの!同族を、殺したの!それでもおじい様は生きた、赦された、おばあ様の愛に、親友からの愛に救われたんですのよ!だから、それは呪いじゃないと思うの‥‥!何かあるんだわ、ここまであなたが生きてきた理由が!この瞬間の為に、あなたがここにいる理由が!あなたと眼鏡様は、あたくし達の知らない多くを知ってる!だから、あなた達二人がきっと、この世界を救う鍵になるのよ!」

必死に、顔を真っ赤にしながらウェザは叫んだ。

「‥‥ぷっ。頭の中がお花畑ね」

ルヴィリに笑われ、ウェザは「うるさいわねっ!」と、彼女を睨み付ける。

「確かに、過去にあなた達が何かをしていたとしても、今の私達には関係ないことです。別に、今のあなた達は悪人じゃないんでしょう?人を傷付けることもしないんでしょう?なら別に、気にしませんよ。それに‥‥皆さんは教会の子供達を守ろうとしてくれました。少なくとも、私の中ではお二人は善人です」

アリアは困ったように笑いながらそう言い、シーカーはやれやれと肩を竦めた。

「人というのは、変わりませんねぇ」
「何がですの?」
「いえいえ、こっちの話です。まあ、要約すると」

シーカーはノルマルを横目に見遣り、

「私とノルマルさんは世界を犠牲にしたことがある。ですが、そんな我々を諭す人達がいた。時は経ち、我々はこの世界を守る道を選んだ。そういう感じです」
「なんか、軽いわね」

ルヴィリは眉間に皺を寄せ、小さく息を吐く。シーカーは「そんなものですよ」と、微笑んだ。

ノルマルは俯き、

『でも、生きるんだ、ノルマル‥‥その魂が在る限り、生きるんだ。それがぼくの、願いだ』

何億年も前、コアが最期に言った言葉を思い出す。

(あたしが生きてきたこれまでに、意味がある‥‥?これは、呪いじゃないの?コアの、誰かの、願いなの?)

わからない。これは罪なのか、呪いなのか、それとも、希望なのか‥‥震える彼女の肩にシーカーは手を置き、

「皆さんの頭の中を整理する時間を与えたいのは山々ですが、この話が一番重要なんです。ですから、しっかり聞いて下さいね」

そう、ニッコリ笑いながら言われ、

「えええええええええ!もう、理解が追い付かないわぁぁぁぁぁ」
「鳥女は頭の中も鳥ってことだなァ」

ウェザの叫びにリダが言い、

「なんですってぇ!?じゃあ、あなたは理解できてるんですの!?」
「理解しようとするからしんどいんだろ、適当に聞いときゃいーだけじゃねーか」
「あなたの方がよっぽど鳥頭よ!!!」

言い合いを始める二人を無視して、シーカーは話を始めた。

ーー果ての世界の話を。
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