60 / 105
五章【生きる証】
5-8 幻想を夢見て
しおりを挟む
快晴に晴れた空、窓から差し込む光。
目覚めは心地好いものであったーーが、
「えーーー!!?」
一人の叫びによって、それは崩された。
「ハトネちゃんどうしたの!?」
ハトネの叫びにフィレアはベッドから飛び起きる。
「りりりっ‥‥リオ君がまたいないよぉー!?」
昨晩までリオが寝ていたはずのベッドは、もぬけの殻であった。
◆◆◆◆◆
「お連れの方ですか?ええ、深夜頃に発たれましたよ」
宿屋の受付の女性に聞いたところ、そう言われてしまう。
「はぁ、やられた」
ラズは額に手をあてる。
「リオ君、また何も言わないでどっか行っちゃった‥‥」
ハトネは力なく俯いてしまう。
しかし、フィレアだけは違った。彼女はどこか晴れやかな表情をしていて、
「大丈夫よ」
ーーと。
「また会えるわよ。今までだって、そうだったんだから‥‥それに、道は繋がっているわ、きっと」
そう言って微笑む。
自分を勇気づけてくれた小さな少女。彼女の生き方を見て、自分も変わってみよう、フィレアはそう決意した。
◆◆◆◆◆
広い海が見渡せ、レイラフォードがよく見える崖の頂上。
リオは昨晩船に乗り、フォード大陸に戻っていた。
(こんなところ、誰も来ないだろうな)
フォード国ーーいや、レイラフォード付近の崖の頂上にある草原に、リオは友の為の十字架を建てた。亡骸は、ここにはないが。
(君の見たかった広い世界と、君が産まれ育った場所だよ)
祈るようにそう伝え、リオは立ち上がり、踵を返す。
「じゃあ、また来るよ、レイラ」
風が、一瞬強く吹いた。
◆◆◆◆◆
つい先日成り立ったレイラフォードは、国民達の協力のもと賑わっている。
リオはその中で誰かを捜していた。
「アイムさん!」
「おお、リオや。もう帰ってきたのか?」
リオに名前を呼ばれたアイムは嬉しそうに笑う。
「ここでの暮らしはどうですか?」
リオが聞くと、
「うむ。皆、協力的でな。良い国になりそうだよ」
「そうですか、良かった」
リオは微笑んだ。
「ところで、フィレアとラズは?」
「私は‥‥ちょっと一人で世界を旅してみようかと思って」
「そうなのかい?」
「はい。でも、でもいつかはこの国に戻ってきたい。大事な人との思い出がある、ここに」
リオの言葉にアイムは首を傾げる。
「リオや。何があったかは知らないが、ここはお前が新たに作った国じゃ。いつだってここは、お前の帰る場所なんだよ」
「アイムさん‥‥」
その優しい言葉が、リオの胸に突き刺さった。
「お前やフィレアは大切な娘だからね」
アイムは優しく、リオを抱き締める。
「じゃがな、リオ。無理に帰らんでいい。約束もしなくていい。旅人は、きっと旅先で何かを見つけるのじゃから。リオ。お前が安心してゆっくりと眠れるような、綺麗な、美しい場所を見つけるといい」
そう言われて、
「ゆっくり眠れるような‥‥?」
「ああ。お前はあれからずっと、疲れた顔をしておる。背負いすぎなくていい。お前は‥‥私と彼の願いを叶えてくれた。人を幸せにできる優しい子じゃ‥‥じゃから、次はお前が幸せになるんだよ、リオ」
そう言われ、リオは先日アイムが話していた『昔、貧困街から私を連れ出そうとしてくれた人』という話を思い出した。
アイムの優しさを感じ、リオは本当に感謝した。
この国に。出会いに。
◆◆◆◆◆
国を背に、リオは歩き出す。
(ありがとう‥‥アイムさん)
無理に帰らなくていい、約束もしなくていいと。
その言葉のお陰で、少しだけ重荷がなくなったような気がした。
でも、いつかはきっと、ここに戻れる淡い幻想を夢見ながらリオは歩く。
「不死鳥、聞こえるかい?」
今は届かない声をリオは紡ぎ、
「声が届かない今、君との約束を守れるのだろうか。最期の時まで裏切ることのないように‥‥その約束を、もしかして私は破ったのだろうか?私は、君は、サジャエルに何をさせられたんだろう」
そう言い、小さな小屋の前に立った。
「ここに来るのは久しいな、不死鳥」
コンコンッーーと、小屋の戸をノックする。
「む?誰じゃ、こんな朝から」
ガチャッと、扉が開けられた。
「お久しぶりです、エナンさん」
「リオ!?おお‥‥無事じゃったのか!!」
エナンは相も変わらず、不死鳥の山の前にあるこの小屋で暮らしている。
「リオや‥‥無事ということは、守りたい者は守れたのじゃな」
エナンは嬉しそうに言って、
「いいえ、私は守れませんでした」
リオは俯いた。
「‥‥そうか‥‥」
「エナンさん。私はあなたに伝えなければならないことがあり、来たんです」
ーー不死鳥が封印されたことをリオは話す。彼女は静かに聞いてくれていた。
「不死鳥が‥‥そうか、声が届かぬのじゃな」
聞き終えたエナンは目を伏せてしまう。リオは決意を固めるように強い目をして、
「でも必ず、不死鳥をまた取り戻します。彼との約束を果たします」
「ああ‥‥頼むよ、リオ。彼を救ってやってくれ、彼は‥‥」
エナンの言葉を彼女を見つめながら聞いていたリオは目を見開かせる。
「彼は私の大切な人だから」
一瞬、目の前にエナンではなく、若い少女の姿が見えて、その少女がそう言ったのだ。
だが、瞬きをすると、やはりそこにいるのは老婆のエナンである。
(今の少女はあの日、不死鳥の記憶の中で見た、若き日のエナンさん?)
なぜ、そのように見えたのか、何を示すのか。
その時のリオは知る由もなかった。
「‥‥じゃあエナンさん、私は行きますね」
リオは用件を伝えた為、小屋を出ることにする。
「わざわざすまんかったな。またいつでも来るのじゃぞ」
「はい。エナンさんはここを離れないんですか?フォード国は今、新たに復興され、皆が手を取り合い暮らしています。良かったらエナンさんも‥‥」
リオが言うが、
「いいや。ここでいいんじゃよ。先の短い命じゃ‥‥最期はここで迎えよう」
エナンはそう言って、薄く微笑んだ。
小屋の戸を開け、リオは一度だけ振り返り、一礼する。
寂しくは、ないのだろうかと感じながら。
ずっと一人で、大切な不死鳥を守る為にこの小さな小屋で。
(エナンさんの為にも早く、不死鳥を取り戻さないと)
◆◆◆◆◆
「あっ、お姉さん達」
ラタシャ王国の宿を出た一行は、聞き覚えのある声に呼び止められた。
「あら、あなた達は確か‥‥」
フィレアが言うと、
「フィレアさん達の知り合い?」
ハトネが尋ねる。
「僕はカルトルート。あっ!お姉さんはあの時、黒衣の剣士と一緒にいた黒髪の‥‥!?ほらっ、レムズも早く来なよ。この前のお姉さん達だよ。あの後、遺跡に向かって行ったから心配だったけど‥‥無事だったんだね」
カルトルートが言い、
「まあ、ね」
と、フィレアが困ったように答えた。無事、というわけではなかったから。
「あれ?もう一人の金髪のお姉さんは?」
カルトルートはリオがいないことに気付く。
「色々あって、別行動中なんだよ」
ラズが答えると、
「‥‥器は器の理由を知ったんだな」
フードを深く被った男、レムズがぽつりと言った。
「君が言っていた器‥‥君は本当に未来のようなものが分かるんだね」
ラズに言われ、
「‥‥エルフは占いの能力に優れ、魚人は海の中で歴史を見通す。それが重なってできた力なんだろうね」
カルトルートがそんなことを言うので、フィレア達三人は首を傾げる。
「レムズ。朝で人通りもないし、この人達ならいいんじゃない?悪い人達じゃないし」
「ああ‥‥別に、構わない」
レムズはそう言うと、簡単にフードを取って見せた。その姿に、フィレア達は驚く。
「レムズはね、エルフと魚人のハーフなんだよ」
透き通るような海の色をした髪に、頭から生えた角のような耳、長い爪、赤い瞳‥‥
「‥‥ハーフだから、嫌われ続けた。気持ち悪いと」
レムズは俯いて言った。しかし、すぐに、
「気持ち悪くなんかないですよ!」
真っ先に声を張り上げたのはハトネだった。
「気持ち悪くなんかない!」
「‥‥」
レムズはいきなりそう言われて戸惑いを見せる。
「そうよ、レムズ。あなたがハーフでもなんでも、私達はなんとも思わないんだから。初めて見たから驚きはしたけどね!」
フィレアもそう言って微笑み、
「驚いた‥‥未だ、エルフと魚人の‥‥ああ、いや、本で読んだ種族に会えるなんてビックリしたよ!!そうだよ、レムズ。種族なんて関係ない、そんなの気にしなくていいよ!」
ラズは本気で驚くように言いつつ、それからすぐに微笑んだ。
そんな三人の笑顔に、レムズは恥ずかしそうに視線を泳がせる。その様子を隣で見ていたカルトルートは嬉しそうに笑い、
「ありがとう、お姉さん達。コイツの旅仲間として、僕も嬉しいよ!」
そう言った。
目覚めは心地好いものであったーーが、
「えーーー!!?」
一人の叫びによって、それは崩された。
「ハトネちゃんどうしたの!?」
ハトネの叫びにフィレアはベッドから飛び起きる。
「りりりっ‥‥リオ君がまたいないよぉー!?」
昨晩までリオが寝ていたはずのベッドは、もぬけの殻であった。
◆◆◆◆◆
「お連れの方ですか?ええ、深夜頃に発たれましたよ」
宿屋の受付の女性に聞いたところ、そう言われてしまう。
「はぁ、やられた」
ラズは額に手をあてる。
「リオ君、また何も言わないでどっか行っちゃった‥‥」
ハトネは力なく俯いてしまう。
しかし、フィレアだけは違った。彼女はどこか晴れやかな表情をしていて、
「大丈夫よ」
ーーと。
「また会えるわよ。今までだって、そうだったんだから‥‥それに、道は繋がっているわ、きっと」
そう言って微笑む。
自分を勇気づけてくれた小さな少女。彼女の生き方を見て、自分も変わってみよう、フィレアはそう決意した。
◆◆◆◆◆
広い海が見渡せ、レイラフォードがよく見える崖の頂上。
リオは昨晩船に乗り、フォード大陸に戻っていた。
(こんなところ、誰も来ないだろうな)
フォード国ーーいや、レイラフォード付近の崖の頂上にある草原に、リオは友の為の十字架を建てた。亡骸は、ここにはないが。
(君の見たかった広い世界と、君が産まれ育った場所だよ)
祈るようにそう伝え、リオは立ち上がり、踵を返す。
「じゃあ、また来るよ、レイラ」
風が、一瞬強く吹いた。
◆◆◆◆◆
つい先日成り立ったレイラフォードは、国民達の協力のもと賑わっている。
リオはその中で誰かを捜していた。
「アイムさん!」
「おお、リオや。もう帰ってきたのか?」
リオに名前を呼ばれたアイムは嬉しそうに笑う。
「ここでの暮らしはどうですか?」
リオが聞くと、
「うむ。皆、協力的でな。良い国になりそうだよ」
「そうですか、良かった」
リオは微笑んだ。
「ところで、フィレアとラズは?」
「私は‥‥ちょっと一人で世界を旅してみようかと思って」
「そうなのかい?」
「はい。でも、でもいつかはこの国に戻ってきたい。大事な人との思い出がある、ここに」
リオの言葉にアイムは首を傾げる。
「リオや。何があったかは知らないが、ここはお前が新たに作った国じゃ。いつだってここは、お前の帰る場所なんだよ」
「アイムさん‥‥」
その優しい言葉が、リオの胸に突き刺さった。
「お前やフィレアは大切な娘だからね」
アイムは優しく、リオを抱き締める。
「じゃがな、リオ。無理に帰らんでいい。約束もしなくていい。旅人は、きっと旅先で何かを見つけるのじゃから。リオ。お前が安心してゆっくりと眠れるような、綺麗な、美しい場所を見つけるといい」
そう言われて、
「ゆっくり眠れるような‥‥?」
「ああ。お前はあれからずっと、疲れた顔をしておる。背負いすぎなくていい。お前は‥‥私と彼の願いを叶えてくれた。人を幸せにできる優しい子じゃ‥‥じゃから、次はお前が幸せになるんだよ、リオ」
そう言われ、リオは先日アイムが話していた『昔、貧困街から私を連れ出そうとしてくれた人』という話を思い出した。
アイムの優しさを感じ、リオは本当に感謝した。
この国に。出会いに。
◆◆◆◆◆
国を背に、リオは歩き出す。
(ありがとう‥‥アイムさん)
無理に帰らなくていい、約束もしなくていいと。
その言葉のお陰で、少しだけ重荷がなくなったような気がした。
でも、いつかはきっと、ここに戻れる淡い幻想を夢見ながらリオは歩く。
「不死鳥、聞こえるかい?」
今は届かない声をリオは紡ぎ、
「声が届かない今、君との約束を守れるのだろうか。最期の時まで裏切ることのないように‥‥その約束を、もしかして私は破ったのだろうか?私は、君は、サジャエルに何をさせられたんだろう」
そう言い、小さな小屋の前に立った。
「ここに来るのは久しいな、不死鳥」
コンコンッーーと、小屋の戸をノックする。
「む?誰じゃ、こんな朝から」
ガチャッと、扉が開けられた。
「お久しぶりです、エナンさん」
「リオ!?おお‥‥無事じゃったのか!!」
エナンは相も変わらず、不死鳥の山の前にあるこの小屋で暮らしている。
「リオや‥‥無事ということは、守りたい者は守れたのじゃな」
エナンは嬉しそうに言って、
「いいえ、私は守れませんでした」
リオは俯いた。
「‥‥そうか‥‥」
「エナンさん。私はあなたに伝えなければならないことがあり、来たんです」
ーー不死鳥が封印されたことをリオは話す。彼女は静かに聞いてくれていた。
「不死鳥が‥‥そうか、声が届かぬのじゃな」
聞き終えたエナンは目を伏せてしまう。リオは決意を固めるように強い目をして、
「でも必ず、不死鳥をまた取り戻します。彼との約束を果たします」
「ああ‥‥頼むよ、リオ。彼を救ってやってくれ、彼は‥‥」
エナンの言葉を彼女を見つめながら聞いていたリオは目を見開かせる。
「彼は私の大切な人だから」
一瞬、目の前にエナンではなく、若い少女の姿が見えて、その少女がそう言ったのだ。
だが、瞬きをすると、やはりそこにいるのは老婆のエナンである。
(今の少女はあの日、不死鳥の記憶の中で見た、若き日のエナンさん?)
なぜ、そのように見えたのか、何を示すのか。
その時のリオは知る由もなかった。
「‥‥じゃあエナンさん、私は行きますね」
リオは用件を伝えた為、小屋を出ることにする。
「わざわざすまんかったな。またいつでも来るのじゃぞ」
「はい。エナンさんはここを離れないんですか?フォード国は今、新たに復興され、皆が手を取り合い暮らしています。良かったらエナンさんも‥‥」
リオが言うが、
「いいや。ここでいいんじゃよ。先の短い命じゃ‥‥最期はここで迎えよう」
エナンはそう言って、薄く微笑んだ。
小屋の戸を開け、リオは一度だけ振り返り、一礼する。
寂しくは、ないのだろうかと感じながら。
ずっと一人で、大切な不死鳥を守る為にこの小さな小屋で。
(エナンさんの為にも早く、不死鳥を取り戻さないと)
◆◆◆◆◆
「あっ、お姉さん達」
ラタシャ王国の宿を出た一行は、聞き覚えのある声に呼び止められた。
「あら、あなた達は確か‥‥」
フィレアが言うと、
「フィレアさん達の知り合い?」
ハトネが尋ねる。
「僕はカルトルート。あっ!お姉さんはあの時、黒衣の剣士と一緒にいた黒髪の‥‥!?ほらっ、レムズも早く来なよ。この前のお姉さん達だよ。あの後、遺跡に向かって行ったから心配だったけど‥‥無事だったんだね」
カルトルートが言い、
「まあ、ね」
と、フィレアが困ったように答えた。無事、というわけではなかったから。
「あれ?もう一人の金髪のお姉さんは?」
カルトルートはリオがいないことに気付く。
「色々あって、別行動中なんだよ」
ラズが答えると、
「‥‥器は器の理由を知ったんだな」
フードを深く被った男、レムズがぽつりと言った。
「君が言っていた器‥‥君は本当に未来のようなものが分かるんだね」
ラズに言われ、
「‥‥エルフは占いの能力に優れ、魚人は海の中で歴史を見通す。それが重なってできた力なんだろうね」
カルトルートがそんなことを言うので、フィレア達三人は首を傾げる。
「レムズ。朝で人通りもないし、この人達ならいいんじゃない?悪い人達じゃないし」
「ああ‥‥別に、構わない」
レムズはそう言うと、簡単にフードを取って見せた。その姿に、フィレア達は驚く。
「レムズはね、エルフと魚人のハーフなんだよ」
透き通るような海の色をした髪に、頭から生えた角のような耳、長い爪、赤い瞳‥‥
「‥‥ハーフだから、嫌われ続けた。気持ち悪いと」
レムズは俯いて言った。しかし、すぐに、
「気持ち悪くなんかないですよ!」
真っ先に声を張り上げたのはハトネだった。
「気持ち悪くなんかない!」
「‥‥」
レムズはいきなりそう言われて戸惑いを見せる。
「そうよ、レムズ。あなたがハーフでもなんでも、私達はなんとも思わないんだから。初めて見たから驚きはしたけどね!」
フィレアもそう言って微笑み、
「驚いた‥‥未だ、エルフと魚人の‥‥ああ、いや、本で読んだ種族に会えるなんてビックリしたよ!!そうだよ、レムズ。種族なんて関係ない、そんなの気にしなくていいよ!」
ラズは本気で驚くように言いつつ、それからすぐに微笑んだ。
そんな三人の笑顔に、レムズは恥ずかしそうに視線を泳がせる。その様子を隣で見ていたカルトルートは嬉しそうに笑い、
「ありがとう、お姉さん達。コイツの旅仲間として、僕も嬉しいよ!」
そう言った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
19
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる