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第四話 黒魔女リリィと世界を壊したい
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「本当に知らないんだね」
ロゼは目を伏せたまま僕を通りすぎた。僕は後を追い隣に並ぶ。
夜の森をしばらく歩き、ようやく口を開く。頬を伝う水滴は雨か涙かはさだかでない。
「騎士長が白騎士という制度を作った。そして騎士が存在するには敵がいなければならない。騎士長は、いや私たちは騎士であるために敵を狩る。十年位一度の狩猟祭。狩られた魔物や獣が再び・・・繁殖するために必要な時間をおいて、私たちは敵を狩る。騎士であり続けるために」
ロゼはうつむいたまま言葉を切った。だからこんなにも白騎士は人から崇拝されて、人以外から憎まれている。
でもそれは・・・女神の盤上で演じるロールプレイであるからだ。そしてリリィの小屋で対峙した、セオたちが作り上げた歪な社会。あえて差別階級を設けることで地位を維持するための人の所業。黒の女神が言った通り、世界が変わっても人は変わらない。
コントロールされた戦争を原初の転生者が作り上げ、現在の白騎士たちが変質させたのだ。
僕はロゼを責められなかった。ただセオに対しての怒りは悪寒と共に心へ浮かぶ。盤上で僕たちを弄ぶ女神たちに対しても同じだ。
小屋でひとり生きるリリィの姿が脳裏に浮かぶ。そして・・・思い浮かんでしまった。
考えればわかることだ、ただ信じることはできずに思考から目を背けていた。
「黒魔女が・・・リリィも対象になるのか? シュバルツたちと同じように。狩られるのか?」
ロゼは音もなくうなずいた。そして静かに口を開く。悪寒が指先まで広がる。小指だけが震えた。押さえ込む僕の怒りで震えていた。
「うん。黒魔女は死なないの。騎士は魔女を倒さなければ騎士ではない。この世界に来た時、教えられた。今回が初めてだろうけど、楽しめと。でも・・・やっぱり間違っているよね。この世界の人たちはずっとそうしてきたし、私は騎士の姿に子供の頃から憧れていた。だから当然だと思っていたけど、でも君に会って違うと思った。獣たちを守ろうとする君を知って・・・間違っている。でもダメだよね。もうこんなに恨まれている」
ロゼの言葉は震えている。僕の基準は生まれ育った現世にあった。そして転生したフィドヘルは幸福にあふれていて、現世とは違うと信じたかった。
むしろ力を手にした人の横暴さは現実という秤を超えて、際限なく肥大している。
リリィはずっとひとりだったのだ。孤独に同じ人から殺されて、死なないから何度も殺されて、ずっとひとりだった。
孤独と孤立に耐えきれず僕を呼んだのだ。残念なことに馬鹿な僕を。どれほど失望しただろうか。ギフトを持たずに転生した僕を見て。黒の女神に呪われ白の騎士を退けた僕へどのような思いを抱いただろうか。黒魔女の思いを知る術はもうない。
なぜ僕はギフトを、祝福を得なかったのか。後悔と共に浅い自分本位な選択を肯定するべく、自己弁護が心を漂う。
仕方がなかった。僕も苦労した。呪うくらいに孤独を味わった。
だから呪われた。僕だけのせいではない。
まだ甘えている。
でも僕が逃げ出してしまったから。耳を傾けても理解しようとはせずに、リリィをまたひとりにしてしまった。
今までと一緒だ。黒の女神の方が僕をよく知っている。
なんだか笑えてきた。降りしきる雨に濡れているのが幸いだった。まだ残る傷の痛みに救われている。ロゼは僕を見上げ、土で汚れた頬を拭う。
「ねぇ。君も一緒に戻ろう。選定はもう終わっている。君の力ならきっと同じ騎士になれる。狩猟祭に参加したくなかったら・・・フリだけでもしたらいいよ」
それもいいと思った。このまま逃げ出してかりそめの世界で生きる。ただ黒の女神は許さないといった。きっと力を奪われるか、命を奪われるのだろう。それすら救いだと思える。
馬鹿だ。認めることなんてできない。努力や才能を否定されても、諦めることだけはできない。リリィをもう・・・ひとりにしてはいけない。ひとりにしたくない。
「いいや。僕は白の都市には行かない」
「でもいいの? 私のせいで君も人虎たちには嫌われてしまったよ? きっと他の種族にも伝わっている。いくあてはあるの?」
「ない。僕はもうフィドヘルに居場所なんてない。もといた世界も同じだ。考えるさ。もう諦めたり目を背けたりするのは嫌だ。努力しているからって格好をつけていただけなんだよ。僕は。願った結果を与えられないからってムキになって、無力感を誤魔化していた。もういい。僕はもう・・・違う。違うはずなんだ」
ふーん。とロゼは僕に向き直る。目を細めていて頬を緩ませる。
「曲がり曲がっても転生者だね。自分ひとりの力で世界をなんとかできると思っている」
「違うよ。僕に転生者の資格はない。それに僕はひとりじゃない。この世界に呼んでくれた魔女がいる」
「黒魔女さんね。まだ私は彼女のことをなにも知らない。魔女というだけで知ろうとしなかった。でも考えてみると可愛らしいよね」
「僕もリリィを知らない。自分のことで手一杯だったから。でも・・・知ろうと思う。それに僕と魔女のふたりだけでもない。君もいるだろう? 名前を教えてくれないか? この世界に来る前の、本当の名前を」
ロゼの胸当てが揺れて髪が浮かぶ。細い眉は弧を描き、驚いたように口を開けた。
そして肩の力を抜くと困ったように目を細めた。凍りついていた空気が次第に温度を上げる。雨の冷たさは忘れた。
「なんで違う名前だってわかったの?」
「ロゼ・アリエスなんて、できすぎた名前だからな」
「結構頑張って考えたんだけどなぁ。いいよ。教えてあげる。私はオリヴィア・ミュラー。ドイツ出身。言葉が通じるのはきっと女神さまの力だよ。気にはしなかったけど。不思議ね。あなたは?」
「なんというか・・・本名の方ができすぎじゃないか?」
そうかな? とロゼは首をかしげている。やはり世界に隔たりなんてない。勝手にこしらえて、自分たちを囲いで包み、苦しんでいるだけだ。
「僕は高橋 浩也。日本だよ。こっちの世界でも同じ名を名乗っている」
「タカハシ・コーヤ。覚えたわ。変な気分。急に現実感が増した。新しい世界に転生したのにね。夢から覚めたみたい。あまりいい気分じゃないね」
僕もだよ。そう返すとロゼが笑みをこぼす。肩の荷が降りたのだろうか。弛緩した笑みで瞳だけが意志を宿している。
「もしさ・・・本当に行き場がなくなったら教えて。私たちは毎朝ここら辺を巡回している。騎士の嗜みだとかいう形だけのパトロール。よければ茂みに隠れて合図を送って」
わかったとうなずくと、ロゼは走って白い都市の方向へと消えていった。
さてどこに行こうか。いや・・・もう行き先は決まっている。
僕はリリィの小屋に向かって足を進めた。
「本当に知らないんだね」
ロゼは目を伏せたまま僕を通りすぎた。僕は後を追い隣に並ぶ。
夜の森をしばらく歩き、ようやく口を開く。頬を伝う水滴は雨か涙かはさだかでない。
「騎士長が白騎士という制度を作った。そして騎士が存在するには敵がいなければならない。騎士長は、いや私たちは騎士であるために敵を狩る。十年位一度の狩猟祭。狩られた魔物や獣が再び・・・繁殖するために必要な時間をおいて、私たちは敵を狩る。騎士であり続けるために」
ロゼはうつむいたまま言葉を切った。だからこんなにも白騎士は人から崇拝されて、人以外から憎まれている。
でもそれは・・・女神の盤上で演じるロールプレイであるからだ。そしてリリィの小屋で対峙した、セオたちが作り上げた歪な社会。あえて差別階級を設けることで地位を維持するための人の所業。黒の女神が言った通り、世界が変わっても人は変わらない。
コントロールされた戦争を原初の転生者が作り上げ、現在の白騎士たちが変質させたのだ。
僕はロゼを責められなかった。ただセオに対しての怒りは悪寒と共に心へ浮かぶ。盤上で僕たちを弄ぶ女神たちに対しても同じだ。
小屋でひとり生きるリリィの姿が脳裏に浮かぶ。そして・・・思い浮かんでしまった。
考えればわかることだ、ただ信じることはできずに思考から目を背けていた。
「黒魔女が・・・リリィも対象になるのか? シュバルツたちと同じように。狩られるのか?」
ロゼは音もなくうなずいた。そして静かに口を開く。悪寒が指先まで広がる。小指だけが震えた。押さえ込む僕の怒りで震えていた。
「うん。黒魔女は死なないの。騎士は魔女を倒さなければ騎士ではない。この世界に来た時、教えられた。今回が初めてだろうけど、楽しめと。でも・・・やっぱり間違っているよね。この世界の人たちはずっとそうしてきたし、私は騎士の姿に子供の頃から憧れていた。だから当然だと思っていたけど、でも君に会って違うと思った。獣たちを守ろうとする君を知って・・・間違っている。でもダメだよね。もうこんなに恨まれている」
ロゼの言葉は震えている。僕の基準は生まれ育った現世にあった。そして転生したフィドヘルは幸福にあふれていて、現世とは違うと信じたかった。
むしろ力を手にした人の横暴さは現実という秤を超えて、際限なく肥大している。
リリィはずっとひとりだったのだ。孤独に同じ人から殺されて、死なないから何度も殺されて、ずっとひとりだった。
孤独と孤立に耐えきれず僕を呼んだのだ。残念なことに馬鹿な僕を。どれほど失望しただろうか。ギフトを持たずに転生した僕を見て。黒の女神に呪われ白の騎士を退けた僕へどのような思いを抱いただろうか。黒魔女の思いを知る術はもうない。
なぜ僕はギフトを、祝福を得なかったのか。後悔と共に浅い自分本位な選択を肯定するべく、自己弁護が心を漂う。
仕方がなかった。僕も苦労した。呪うくらいに孤独を味わった。
だから呪われた。僕だけのせいではない。
まだ甘えている。
でも僕が逃げ出してしまったから。耳を傾けても理解しようとはせずに、リリィをまたひとりにしてしまった。
今までと一緒だ。黒の女神の方が僕をよく知っている。
なんだか笑えてきた。降りしきる雨に濡れているのが幸いだった。まだ残る傷の痛みに救われている。ロゼは僕を見上げ、土で汚れた頬を拭う。
「ねぇ。君も一緒に戻ろう。選定はもう終わっている。君の力ならきっと同じ騎士になれる。狩猟祭に参加したくなかったら・・・フリだけでもしたらいいよ」
それもいいと思った。このまま逃げ出してかりそめの世界で生きる。ただ黒の女神は許さないといった。きっと力を奪われるか、命を奪われるのだろう。それすら救いだと思える。
馬鹿だ。認めることなんてできない。努力や才能を否定されても、諦めることだけはできない。リリィをもう・・・ひとりにしてはいけない。ひとりにしたくない。
「いいや。僕は白の都市には行かない」
「でもいいの? 私のせいで君も人虎たちには嫌われてしまったよ? きっと他の種族にも伝わっている。いくあてはあるの?」
「ない。僕はもうフィドヘルに居場所なんてない。もといた世界も同じだ。考えるさ。もう諦めたり目を背けたりするのは嫌だ。努力しているからって格好をつけていただけなんだよ。僕は。願った結果を与えられないからってムキになって、無力感を誤魔化していた。もういい。僕はもう・・・違う。違うはずなんだ」
ふーん。とロゼは僕に向き直る。目を細めていて頬を緩ませる。
「曲がり曲がっても転生者だね。自分ひとりの力で世界をなんとかできると思っている」
「違うよ。僕に転生者の資格はない。それに僕はひとりじゃない。この世界に呼んでくれた魔女がいる」
「黒魔女さんね。まだ私は彼女のことをなにも知らない。魔女というだけで知ろうとしなかった。でも考えてみると可愛らしいよね」
「僕もリリィを知らない。自分のことで手一杯だったから。でも・・・知ろうと思う。それに僕と魔女のふたりだけでもない。君もいるだろう? 名前を教えてくれないか? この世界に来る前の、本当の名前を」
ロゼの胸当てが揺れて髪が浮かぶ。細い眉は弧を描き、驚いたように口を開けた。
そして肩の力を抜くと困ったように目を細めた。凍りついていた空気が次第に温度を上げる。雨の冷たさは忘れた。
「なんで違う名前だってわかったの?」
「ロゼ・アリエスなんて、できすぎた名前だからな」
「結構頑張って考えたんだけどなぁ。いいよ。教えてあげる。私はオリヴィア・ミュラー。ドイツ出身。言葉が通じるのはきっと女神さまの力だよ。気にはしなかったけど。不思議ね。あなたは?」
「なんというか・・・本名の方ができすぎじゃないか?」
そうかな? とロゼは首をかしげている。やはり世界に隔たりなんてない。勝手にこしらえて、自分たちを囲いで包み、苦しんでいるだけだ。
「僕は高橋 浩也。日本だよ。こっちの世界でも同じ名を名乗っている」
「タカハシ・コーヤ。覚えたわ。変な気分。急に現実感が増した。新しい世界に転生したのにね。夢から覚めたみたい。あまりいい気分じゃないね」
僕もだよ。そう返すとロゼが笑みをこぼす。肩の荷が降りたのだろうか。弛緩した笑みで瞳だけが意志を宿している。
「もしさ・・・本当に行き場がなくなったら教えて。私たちは毎朝ここら辺を巡回している。騎士の嗜みだとかいう形だけのパトロール。よければ茂みに隠れて合図を送って」
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僕はリリィの小屋に向かって足を進めた。
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