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第五話 魔族と呼ばれた者たちの居場所
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「まずは物資の流通。これは転生者が生んだ差別により、人以外が都市に物資を運び込んでいる。ならば流通は制しているのと同義だ。それに都市の造りが一方的な戦闘を想定している。拠点を置かずとも、相手を制することができるから。逆に言うと都市の周りに存在する、人虎の村といった場所が僕たちの拠点となる」
ふむ。とフェルトがあごひげをさすりながら地図を覗き込む。興味を持ったようだ。僕は話を続ける。
「白い都市は包囲したも同義であり、都市を包む美しい湖も武器だ。美しい湖へ注がれる川をせき止め溢れさせる。橋を落とし、都市を孤立させる。すでに物流は絶っているから、自分たちを守るために建てられた岩壁で人には逃げ場がない。それに・・・獣や妖は人よりもずっと強い。知恵もある。普通に戦おうとすれば、まず負けることはない」
思い付くままに都市を攻め落とす方法を話す。場は静まり返り僕の声だけが反響した。話しながら僕はどれほど、世界を憎んでいるかに気が付いた。
今まで学んだ人の歴史から得た争いの知識。それがこんなにも、淀みなく口から出てくる。動かなくなったはずの左の小指が、ピクリと動く。背中から流れる悪寒と共に。服の裾が握られ振り向くと、リリィが少し震えながら首を横に振る。
握られた杖に入る力は強い。なるほどな。とフェルトは頬から伸びる髭を撫でる。
「どうやらお前は人よりワシらに近いらしい。少しは信用してやる。つまりはこうだ! 流通を断ち、村々に兵をひそませる。橋を落とし、都市を湖へ沈める。力を削いで攻め込むというわけだな! もう守る必要はないのだ」
高らかに笑うフェルトに、エリスは銀の細い髪をかき上げながら目を細める。
「本当に人って愚かね・・・。お互いを傷付ける方法ならこんなにも浮かんでくるのだから。獣も同じくらいに愚か・・・・。でもね。タカハシ。私たちが思いつかなかったと思う? 思い浮かんでも実行に移せなかったのはギフトの力が強大だから。そのギフトの力はどうするの?」
「だからこそ。戦わない。戦おうとすれば犠牲が出る。ただ散開し戦闘を行う騎士たちは互いに連絡が取れないだろう。そういったギフトの能力者がいたとしても気がつくのは遅れるはずだ。何十年も続いた狩猟祭にみえているだろうから」
それで? とエリスが銀髪を揺らして続きを催促した。
「方々から順々に山城に向かって逃げて時間を稼ぐ。相手は殲滅しようとしているのだから、誘いには乗るはずだ。おや? 今度の狩猟祭はみんな頑張るなぁ。そんな腐りきった心を利用する。少数の兵で白の居城に打ち入るんだ。都市を占拠し、勝ち鬨を上げる。気が付いた白騎士は城に戻ってくるだろう。後詰めの兵と交渉するんだよ。都市を包む壁はきっと持ちこたえられる」
リリィが僕の裾を握る力が強める。唇が震えていた。言葉にしなくても心は伝わってくる。ドレークが椅子に身を預けて両手を頭の後ろで組んだ。
「それはうまくいかねぇなぁ。そりゃ俺たちは人に報復ができてうれしいさ。でも今度は人が俺らを許さないだろう?」
「あぁ。堂々巡りだ。だから僕たちは血を流さない。血を流さずに城を取り、都市を占拠する。フューゲルは聞いていただろう? 白騎士にも仲間がいる。思いをわかってくれた人がいたんだ」
真実ならばな。と翼を閉じたフューゲルが視線をそらした。円卓の中央に置かれた地図を眺めて全員が考え込んでいた。
すんなりと受け入れられるはずがない。それほど長い間人に傷付けられたのだから。ダメか。
目を伏せようとした時、へいへい。とドレークは細腕を上げてヒラヒラと振る。
「交渉が決裂したら殺されちまうな。あっけなく。でもあんたがその黒の女神の力でなんとかしてくれるんだろ? それが英雄譚ってもんだ」
もちろんだと僕はうなずく。ただ黒の女神の力を使えば使うほど、僕は僕で無くなる。その点だけは誰にも話さなかった。ドレークは円卓に身を乗り出して、口角を片方だけを上げる。
「まぁ他の臆病なヤツらとは違って俺は、俺たちはもう守られるがイヤだったんだよ。ちっこい女の子に隠れてさ。俺たちの一族には、家よりもでけぇヤツもいる。情けねぇ情けねぇ・・・って泣いてたよ」
泣いてなかったけなぁ。とドレークは笑い口を閉じる。勇敢で慈愛に満ちたゴブリンだ。人であったならきっと気がつけなかった。
「だから俺も連れて行け。黒魔女と魔女に従う騎士とくれば、後は異形のゴブリンさまがいないと話はなりたたねぇからな」
そうねぇとエリスは細い唇に指先で触れる。隣で鼻息を荒くシュミットが目を輝かせている。
「なら生命力だけは立派なゴブリンさんには、エルフが祈りを捧げましょうか。魔法の力で守ってあげる。でも増えすぎないでね? でも私だけでは足りないか。数だけは多いもの」
そりゃ約束できねぇとドレークは笑い、エリスが額に手を当てる。考え込んでいて、気持ちを固めた面持ちで目を伏せた。
ようし。とシュミットが椅子から立ち上がる。鍛え上げられた体の丈は短く、円卓から頭だけを出し声が響いた。
「ならば。ワシらの鎧と剣を与えてやろう。長い間蓄えておったからな。しかしドレークたちは銀へ触れると消えちまうだろうから、黒鉄で作ろうか。もちろんタカハシ。お前にもだ。エリスにも・・・協力してもらわなきゃならねぇな」
わかっているわよ。とエリスはシュミットを見ようともせずリリィに視線を注いだ。リリィは気がつかずに盤上の地図へと目を向ける。
長生きしちまうなぁ。と笑うドレークの隣で、マイスの長い鼻から地図が揺れるほどのため息が漏れた。
「お前はそれでよいかもしれないが、僕たちは一族をまとめなければならない。時間がかかる。言っておくが風よりも速く駆ける僕たちだ。騎士たちを置き去りにしてしまうだろうな。臆病な虎は逃げるか?」
ふん。とフェルトは腕を組んで胸を張る。眉間からシワが解かれ、代わりに頬へと広がる。牙の合間から漏れる声が愉快そうに揺れている。
「俺が逃げるものか。村には子供たちもたくさんいる。守らなきゃならねぇ。なら山城に連れてくるしかないだろう。切り立った山肌と俺たちで守るしかねぇんだ。ただ今度は守るばかりじゃない。しかし時間の勝負だな。わかっているな?」
僕がうなずくと満足そうにフェルトは組んだ腕を解く。あくまで奇襲であるから時間が命である。手が震え、握りしめて隠す。リリィは僕の隣から一歩踏みだし僕を見上げた。
「いい? ちゃんと私も連れて行くこと。一緒に世界を壊そうって約束したんだからね!」
あぁもちろんだと答えると、リリィは笑みを含んでうなずき、円卓へと向き直る。
「とにかくみんなで・・・頑張ろう」
リリィの声にみんながうなずき、雄叫びを上げる。それこそ獣のように、妖のような声をあげた。リリィは本当にみんなに愛されている。
リリィの紡いできた歴史がそうさせているのだろう。孤独に耐えて守った世界だ。リリィの守ってきた世界を使い今度は壊す。
リリィは右手に持った杖を上げ、高らかに顎先を上げた。
「いい? みんな! いざ鎌倉へ! 敵は本能寺にあり!」
一転してみんなが黙り、リリィだけが舌を出して僕を見る。やはりなんと言うか。時の流れは愉快で、時に残酷だなと笑う。
「一度言ってみたかった。タカハシならわかってくれるでしょう?」
「わからんでもないが、いろいろと違う気がする」
そうだったかな? と首をかしげるリリィに僕は笑みを向けた。
きっと簡単にはいかないだろう。この世界の人、現世からの転生者とこの世界で生まれた存在との確執は大きい。だからこそきっと・・・僕は黒の女神に与えられた力を使うのだ。たとえ僕が僕で無くなったとしても。
最後にはリリィの世界を守るために壊すのだ。
「まずは物資の流通。これは転生者が生んだ差別により、人以外が都市に物資を運び込んでいる。ならば流通は制しているのと同義だ。それに都市の造りが一方的な戦闘を想定している。拠点を置かずとも、相手を制することができるから。逆に言うと都市の周りに存在する、人虎の村といった場所が僕たちの拠点となる」
ふむ。とフェルトがあごひげをさすりながら地図を覗き込む。興味を持ったようだ。僕は話を続ける。
「白い都市は包囲したも同義であり、都市を包む美しい湖も武器だ。美しい湖へ注がれる川をせき止め溢れさせる。橋を落とし、都市を孤立させる。すでに物流は絶っているから、自分たちを守るために建てられた岩壁で人には逃げ場がない。それに・・・獣や妖は人よりもずっと強い。知恵もある。普通に戦おうとすれば、まず負けることはない」
思い付くままに都市を攻め落とす方法を話す。場は静まり返り僕の声だけが反響した。話しながら僕はどれほど、世界を憎んでいるかに気が付いた。
今まで学んだ人の歴史から得た争いの知識。それがこんなにも、淀みなく口から出てくる。動かなくなったはずの左の小指が、ピクリと動く。背中から流れる悪寒と共に。服の裾が握られ振り向くと、リリィが少し震えながら首を横に振る。
握られた杖に入る力は強い。なるほどな。とフェルトは頬から伸びる髭を撫でる。
「どうやらお前は人よりワシらに近いらしい。少しは信用してやる。つまりはこうだ! 流通を断ち、村々に兵をひそませる。橋を落とし、都市を湖へ沈める。力を削いで攻め込むというわけだな! もう守る必要はないのだ」
高らかに笑うフェルトに、エリスは銀の細い髪をかき上げながら目を細める。
「本当に人って愚かね・・・。お互いを傷付ける方法ならこんなにも浮かんでくるのだから。獣も同じくらいに愚か・・・・。でもね。タカハシ。私たちが思いつかなかったと思う? 思い浮かんでも実行に移せなかったのはギフトの力が強大だから。そのギフトの力はどうするの?」
「だからこそ。戦わない。戦おうとすれば犠牲が出る。ただ散開し戦闘を行う騎士たちは互いに連絡が取れないだろう。そういったギフトの能力者がいたとしても気がつくのは遅れるはずだ。何十年も続いた狩猟祭にみえているだろうから」
それで? とエリスが銀髪を揺らして続きを催促した。
「方々から順々に山城に向かって逃げて時間を稼ぐ。相手は殲滅しようとしているのだから、誘いには乗るはずだ。おや? 今度の狩猟祭はみんな頑張るなぁ。そんな腐りきった心を利用する。少数の兵で白の居城に打ち入るんだ。都市を占拠し、勝ち鬨を上げる。気が付いた白騎士は城に戻ってくるだろう。後詰めの兵と交渉するんだよ。都市を包む壁はきっと持ちこたえられる」
リリィが僕の裾を握る力が強める。唇が震えていた。言葉にしなくても心は伝わってくる。ドレークが椅子に身を預けて両手を頭の後ろで組んだ。
「それはうまくいかねぇなぁ。そりゃ俺たちは人に報復ができてうれしいさ。でも今度は人が俺らを許さないだろう?」
「あぁ。堂々巡りだ。だから僕たちは血を流さない。血を流さずに城を取り、都市を占拠する。フューゲルは聞いていただろう? 白騎士にも仲間がいる。思いをわかってくれた人がいたんだ」
真実ならばな。と翼を閉じたフューゲルが視線をそらした。円卓の中央に置かれた地図を眺めて全員が考え込んでいた。
すんなりと受け入れられるはずがない。それほど長い間人に傷付けられたのだから。ダメか。
目を伏せようとした時、へいへい。とドレークは細腕を上げてヒラヒラと振る。
「交渉が決裂したら殺されちまうな。あっけなく。でもあんたがその黒の女神の力でなんとかしてくれるんだろ? それが英雄譚ってもんだ」
もちろんだと僕はうなずく。ただ黒の女神の力を使えば使うほど、僕は僕で無くなる。その点だけは誰にも話さなかった。ドレークは円卓に身を乗り出して、口角を片方だけを上げる。
「まぁ他の臆病なヤツらとは違って俺は、俺たちはもう守られるがイヤだったんだよ。ちっこい女の子に隠れてさ。俺たちの一族には、家よりもでけぇヤツもいる。情けねぇ情けねぇ・・・って泣いてたよ」
泣いてなかったけなぁ。とドレークは笑い口を閉じる。勇敢で慈愛に満ちたゴブリンだ。人であったならきっと気がつけなかった。
「だから俺も連れて行け。黒魔女と魔女に従う騎士とくれば、後は異形のゴブリンさまがいないと話はなりたたねぇからな」
そうねぇとエリスは細い唇に指先で触れる。隣で鼻息を荒くシュミットが目を輝かせている。
「なら生命力だけは立派なゴブリンさんには、エルフが祈りを捧げましょうか。魔法の力で守ってあげる。でも増えすぎないでね? でも私だけでは足りないか。数だけは多いもの」
そりゃ約束できねぇとドレークは笑い、エリスが額に手を当てる。考え込んでいて、気持ちを固めた面持ちで目を伏せた。
ようし。とシュミットが椅子から立ち上がる。鍛え上げられた体の丈は短く、円卓から頭だけを出し声が響いた。
「ならば。ワシらの鎧と剣を与えてやろう。長い間蓄えておったからな。しかしドレークたちは銀へ触れると消えちまうだろうから、黒鉄で作ろうか。もちろんタカハシ。お前にもだ。エリスにも・・・協力してもらわなきゃならねぇな」
わかっているわよ。とエリスはシュミットを見ようともせずリリィに視線を注いだ。リリィは気がつかずに盤上の地図へと目を向ける。
長生きしちまうなぁ。と笑うドレークの隣で、マイスの長い鼻から地図が揺れるほどのため息が漏れた。
「お前はそれでよいかもしれないが、僕たちは一族をまとめなければならない。時間がかかる。言っておくが風よりも速く駆ける僕たちだ。騎士たちを置き去りにしてしまうだろうな。臆病な虎は逃げるか?」
ふん。とフェルトは腕を組んで胸を張る。眉間からシワが解かれ、代わりに頬へと広がる。牙の合間から漏れる声が愉快そうに揺れている。
「俺が逃げるものか。村には子供たちもたくさんいる。守らなきゃならねぇ。なら山城に連れてくるしかないだろう。切り立った山肌と俺たちで守るしかねぇんだ。ただ今度は守るばかりじゃない。しかし時間の勝負だな。わかっているな?」
僕がうなずくと満足そうにフェルトは組んだ腕を解く。あくまで奇襲であるから時間が命である。手が震え、握りしめて隠す。リリィは僕の隣から一歩踏みだし僕を見上げた。
「いい? ちゃんと私も連れて行くこと。一緒に世界を壊そうって約束したんだからね!」
あぁもちろんだと答えると、リリィは笑みを含んでうなずき、円卓へと向き直る。
「とにかくみんなで・・・頑張ろう」
リリィの声にみんながうなずき、雄叫びを上げる。それこそ獣のように、妖のような声をあげた。リリィは本当にみんなに愛されている。
リリィの紡いできた歴史がそうさせているのだろう。孤独に耐えて守った世界だ。リリィの守ってきた世界を使い今度は壊す。
リリィは右手に持った杖を上げ、高らかに顎先を上げた。
「いい? みんな! いざ鎌倉へ! 敵は本能寺にあり!」
一転してみんなが黙り、リリィだけが舌を出して僕を見る。やはりなんと言うか。時の流れは愉快で、時に残酷だなと笑う。
「一度言ってみたかった。タカハシならわかってくれるでしょう?」
「わからんでもないが、いろいろと違う気がする」
そうだったかな? と首をかしげるリリィに僕は笑みを向けた。
きっと簡単にはいかないだろう。この世界の人、現世からの転生者とこの世界で生まれた存在との確執は大きい。だからこそきっと・・・僕は黒の女神に与えられた力を使うのだ。たとえ僕が僕で無くなったとしても。
最後にはリリィの世界を守るために壊すのだ。
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