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延の戦い
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「このままでは、国都に梁軍が攻めてきてしまう」
霍の国都新雍は、梁軍の快進撃に、俄かに騒乱の様相を呈していた。迎撃のために各地から兵を集めたが、すぐにかき集められたのは八万の兵だった。本来であればもっと多くの戦力を結集させてそれをぶつけるべきなのであるが、辺境で夷狄の鎮圧に当たっている軍などを呼び寄せるとなると、どうしても梁軍の侵攻に間に合わなくなってしまう。
臣下たちの中には王の玉体を梁軍から遠い西方の都市へ移すという提案をした者もいたが、王はそれを却下した。今、王が動けば、民の間にどれ程の動揺を生むかは計り知れない。それに、如何に険阻な土地が多いとはいえ、霍の国土は然程広くはない。故に、国土を盾に時間を稼ごうにも限界がある。とはいえ、この八万が万が一敗北することがあれば、国都は一気に危険に晒されてしまう。
梁軍の行軍は、慎重極まるものであった。それは、霍国の地形によるものであった。霍の国土は山がちで、交通には不便だが、いざ攻めるとなるとその険阻さが攻め手を悩ませる。山間の土地を行けば隊列が伸びて奇襲を受けやすいし、そのような土地では埋伏を行いやすい。加えて兵の疲れも溜まりやすい故に、強行軍を行えば戦いの前に兵が疲労で使い物にならなくなる。であるから、張章率いる梁軍は、常に斥候を放ち、敵の埋伏を常に警戒し、また険阻な道を避けてなるべく通行に向く道を選んで進んだ。
そうして進軍する梁軍とそれを食い止めようと出動した霍軍は、延という土地で激突した。
「この先へ行かせるな! ここで梁軍を食い止める!」
不退転の決意を胸に秘めた霍軍は、敢然と梁軍を迎え撃った。万単位の兵が、延の地でぶつかりあう。
ところが、その霍軍が、いささか拍子抜けしてしまうような事態が起こった。梁軍は霍軍と一旦交戦はしたのであるが、本格的な戦闘になる前に、背後の山に撤退してしまったのである。
「何だあいつら?」
霍軍の将兵は訝しんだ。逃げていく梁軍を見て追撃を主張する幕僚もいたが、ここで霍軍の総大将である顔毅はそれを制した。
「待て、慌てるな。敵はあの張章だ。罠かも知れん」
この軍を率いているのが張章であるととは、霍の側も確認していた。そして、張章が新虞羊陵で勝利を収めたことや、霍の侵攻軍を撃退したことも知れ渡っていた。
梁軍の退き方も、何処か整然としていて、まるで申し合わせたかのようだった。もしかすると、こちらを釣り出しているのかも知れぬ……そう思うと、追撃などはとてもできなかった。
次の日、またしても梁軍はうって出てきた。それを霍軍は迎え撃ったが、梁軍の陣容を見た顔毅は首を捻った。
「何だあれは……?」
梁軍の陣形は、左翼側が異様に分厚く張り出した、奇妙な陣を構えていた。何の意図があってか、霍軍の側は測りかねた。
そうして、梁霍両軍は、太鼓の音と共に敵に向かって突撃した。程なくして、霍軍は梁軍の陣形の意図を知ることとなった。
「進め! 突き崩せ!」
左翼軍前方で、魏令が馬上から号する。矢弾の応酬が始まり、それを掻い潜った兵たちが近接戦闘に入る。左翼軍の前方に張り出した魏令軍は、真っ先に敵陣に突入し斬り込んだ。
「あ、あいつは……!」
魏令はかつての自分と同じように、先陣を切って敵に襲い掛かったのであるが、霍兵は、その姿を見るなり、恐怖で縮み上がってしまった。藍中平原の戦いの折、霍軍はこの銀髪碧眼の若き武人に多くの兵を殺され、恐怖のどん底に叩き落されたのだ。故に、魏令の武名は、霍国中に轟いていた。勿論、恐怖と憎しみを以て。
恐怖で足が竦んだ霍兵を、魏令とその麾下の兵は着実に仕留めていった。中には恐怖ではなく憎悪に奮起し果敢に攻撃を仕掛ける兵もいたのであるが、死ぬという意味では恐ろしさで震えた兵と変わらなかった。恐怖は兵から兵へ伝染していき、怯えた兵はろくな抵抗もできず、ただただ圧倒されるに任せていた。結局、霍右翼軍はこの攻撃によって、他の軍が接敵するよりも前に、あっさりと崩壊を来して突破を許してしまったのだ。
少し前の話である。
「霍軍に対して全力で当たるな。一日目はすぐに退け」
軍議の際、帷幕の中で、張章はおもむろにそう指示した。
「兵站のことを考えると、速攻がよろしいのでは」
その場に居合わせた者の中には、首を傾げた者が少なくない。趙殷はそれらを代弁するかのように、張章にそう進言した。総勢二十万という大軍で出撃した以上、そう長く敵地に留まっていたくはない。大軍で敵地に留まれば留まる程、多くの戦費が費やされるし、また、兵站線を攻撃されて孤立する危険も跳ね上がる。梁軍の誰しもが、そう思っていた。
「いいや、決着は二日目でつける。一日目は小競り合いに留めるのだ。よいな」
張章は、あくまでも自分の考えを曲げなかった。誰が何を言っても、この決定は覆りそうにない。結局、全軍は、張章の策に従う他はなかった。
そうして一日目、梁軍は小競り合い程度の戦闘を行うと、そそくさと山上の陣地に逃げ帰ったのである。
「明日はこの陣容で行く」
この日の軍議で、張章は机上で木製の駒を動かし、自軍の陣容を示して見せた。それは、左翼が大きく張り出した、歪な形状の陣であった。
「俺が見た所、敵の右翼のこの部分は弱兵で、統制も取れていない。ここを真っ先に破る」
そう言って、張章は敵右翼に見立てた駒の横隊の、中央からやや右寄りの場所を指差した。張章が一日目に全力を以て当たらせなかったのは、敵の弱い部分を見抜くためであった。張章は自軍左翼の前列に魏令軍、後列に張章軍を配置し、中央に趙殷軍、右翼に田積軍を配置する旨を通達した。敵の弱点に大軍を集中して、そこを一点突破してしまおうというのである。
張章の策は、見事に功を奏した。霍右翼軍は突破され、側面を突破した魏令軍と張章軍は、霍軍の後方に回り込んだ。霍軍八万は、魏令軍、張章軍と正面の趙殷軍、田積軍に挟まれてしまった。
「我々が負けたら、この国は終わりだ!」
霍軍総大将の顔毅は、そう叫んで兵を鼓舞した。それは、全く過ぎた物言いではない。この軍が撃滅されてしまえば、後は国都まで敵を遮るものはなくなってしまう。
霍軍は、自国を梁に滅ぼされてはかなわぬと、奮起して戦い始めた。圧倒的優位に立っている梁軍も、激しい抵抗に晒されてしまった。そして、霍軍を完全に覆滅しきる前に、日没も間近となってしまったのである。
梁軍は軍を引き、霍軍は逃げるように国都方面へ去っていった。
霍軍八万が敗走したとの報は、すぐに新雍の城内に伝えられた。廷臣たちは衝撃と恐怖のあまり大いに騒ぎはじめ、王の顔色は蒼白なものとなった。もう、新雍も危ない。取り敢えず、王は廷臣たちに箝口令を敷き、城内の民に動揺が広まらぬようにした。けれども、情報を完全には統制しきれず、霍軍敗戦の報は新雍城内の人々の間で燎原の火のように広がってしまった。
「我が国の軍が負けたらしいぞ!」
「もう梁軍が来ちまう!」
「ここにいたら駄目かも知れん!俺は逃げるぞ!」
その報が、城内の人々にどれほどの恐怖と混乱をもたらしたかは、察して然るべきである。生きた心地のしなくなった人々の中には、新雍を脱出して西方の都市に逃げ出すものさえ出始めていた。
「今すぐ兵をかき集めよ!」
霍王は口角泡を飛ばして臣下に命じた。王城の内部では、役人がひっきりなしに往来しており、城外からの情報が次々にもたらされている。
「どうにか耐えねば……今の我々はあれが来るのを待つしかないのだ……」
この時、商人を装った霍の密使が、密かに荊に入国し、その国都である瑛の城内に入っていた。
霍の国都新雍は、梁軍の快進撃に、俄かに騒乱の様相を呈していた。迎撃のために各地から兵を集めたが、すぐにかき集められたのは八万の兵だった。本来であればもっと多くの戦力を結集させてそれをぶつけるべきなのであるが、辺境で夷狄の鎮圧に当たっている軍などを呼び寄せるとなると、どうしても梁軍の侵攻に間に合わなくなってしまう。
臣下たちの中には王の玉体を梁軍から遠い西方の都市へ移すという提案をした者もいたが、王はそれを却下した。今、王が動けば、民の間にどれ程の動揺を生むかは計り知れない。それに、如何に険阻な土地が多いとはいえ、霍の国土は然程広くはない。故に、国土を盾に時間を稼ごうにも限界がある。とはいえ、この八万が万が一敗北することがあれば、国都は一気に危険に晒されてしまう。
梁軍の行軍は、慎重極まるものであった。それは、霍国の地形によるものであった。霍の国土は山がちで、交通には不便だが、いざ攻めるとなるとその険阻さが攻め手を悩ませる。山間の土地を行けば隊列が伸びて奇襲を受けやすいし、そのような土地では埋伏を行いやすい。加えて兵の疲れも溜まりやすい故に、強行軍を行えば戦いの前に兵が疲労で使い物にならなくなる。であるから、張章率いる梁軍は、常に斥候を放ち、敵の埋伏を常に警戒し、また険阻な道を避けてなるべく通行に向く道を選んで進んだ。
そうして進軍する梁軍とそれを食い止めようと出動した霍軍は、延という土地で激突した。
「この先へ行かせるな! ここで梁軍を食い止める!」
不退転の決意を胸に秘めた霍軍は、敢然と梁軍を迎え撃った。万単位の兵が、延の地でぶつかりあう。
ところが、その霍軍が、いささか拍子抜けしてしまうような事態が起こった。梁軍は霍軍と一旦交戦はしたのであるが、本格的な戦闘になる前に、背後の山に撤退してしまったのである。
「何だあいつら?」
霍軍の将兵は訝しんだ。逃げていく梁軍を見て追撃を主張する幕僚もいたが、ここで霍軍の総大将である顔毅はそれを制した。
「待て、慌てるな。敵はあの張章だ。罠かも知れん」
この軍を率いているのが張章であるととは、霍の側も確認していた。そして、張章が新虞羊陵で勝利を収めたことや、霍の侵攻軍を撃退したことも知れ渡っていた。
梁軍の退き方も、何処か整然としていて、まるで申し合わせたかのようだった。もしかすると、こちらを釣り出しているのかも知れぬ……そう思うと、追撃などはとてもできなかった。
次の日、またしても梁軍はうって出てきた。それを霍軍は迎え撃ったが、梁軍の陣容を見た顔毅は首を捻った。
「何だあれは……?」
梁軍の陣形は、左翼側が異様に分厚く張り出した、奇妙な陣を構えていた。何の意図があってか、霍軍の側は測りかねた。
そうして、梁霍両軍は、太鼓の音と共に敵に向かって突撃した。程なくして、霍軍は梁軍の陣形の意図を知ることとなった。
「進め! 突き崩せ!」
左翼軍前方で、魏令が馬上から号する。矢弾の応酬が始まり、それを掻い潜った兵たちが近接戦闘に入る。左翼軍の前方に張り出した魏令軍は、真っ先に敵陣に突入し斬り込んだ。
「あ、あいつは……!」
魏令はかつての自分と同じように、先陣を切って敵に襲い掛かったのであるが、霍兵は、その姿を見るなり、恐怖で縮み上がってしまった。藍中平原の戦いの折、霍軍はこの銀髪碧眼の若き武人に多くの兵を殺され、恐怖のどん底に叩き落されたのだ。故に、魏令の武名は、霍国中に轟いていた。勿論、恐怖と憎しみを以て。
恐怖で足が竦んだ霍兵を、魏令とその麾下の兵は着実に仕留めていった。中には恐怖ではなく憎悪に奮起し果敢に攻撃を仕掛ける兵もいたのであるが、死ぬという意味では恐ろしさで震えた兵と変わらなかった。恐怖は兵から兵へ伝染していき、怯えた兵はろくな抵抗もできず、ただただ圧倒されるに任せていた。結局、霍右翼軍はこの攻撃によって、他の軍が接敵するよりも前に、あっさりと崩壊を来して突破を許してしまったのだ。
少し前の話である。
「霍軍に対して全力で当たるな。一日目はすぐに退け」
軍議の際、帷幕の中で、張章はおもむろにそう指示した。
「兵站のことを考えると、速攻がよろしいのでは」
その場に居合わせた者の中には、首を傾げた者が少なくない。趙殷はそれらを代弁するかのように、張章にそう進言した。総勢二十万という大軍で出撃した以上、そう長く敵地に留まっていたくはない。大軍で敵地に留まれば留まる程、多くの戦費が費やされるし、また、兵站線を攻撃されて孤立する危険も跳ね上がる。梁軍の誰しもが、そう思っていた。
「いいや、決着は二日目でつける。一日目は小競り合いに留めるのだ。よいな」
張章は、あくまでも自分の考えを曲げなかった。誰が何を言っても、この決定は覆りそうにない。結局、全軍は、張章の策に従う他はなかった。
そうして一日目、梁軍は小競り合い程度の戦闘を行うと、そそくさと山上の陣地に逃げ帰ったのである。
「明日はこの陣容で行く」
この日の軍議で、張章は机上で木製の駒を動かし、自軍の陣容を示して見せた。それは、左翼が大きく張り出した、歪な形状の陣であった。
「俺が見た所、敵の右翼のこの部分は弱兵で、統制も取れていない。ここを真っ先に破る」
そう言って、張章は敵右翼に見立てた駒の横隊の、中央からやや右寄りの場所を指差した。張章が一日目に全力を以て当たらせなかったのは、敵の弱い部分を見抜くためであった。張章は自軍左翼の前列に魏令軍、後列に張章軍を配置し、中央に趙殷軍、右翼に田積軍を配置する旨を通達した。敵の弱点に大軍を集中して、そこを一点突破してしまおうというのである。
張章の策は、見事に功を奏した。霍右翼軍は突破され、側面を突破した魏令軍と張章軍は、霍軍の後方に回り込んだ。霍軍八万は、魏令軍、張章軍と正面の趙殷軍、田積軍に挟まれてしまった。
「我々が負けたら、この国は終わりだ!」
霍軍総大将の顔毅は、そう叫んで兵を鼓舞した。それは、全く過ぎた物言いではない。この軍が撃滅されてしまえば、後は国都まで敵を遮るものはなくなってしまう。
霍軍は、自国を梁に滅ぼされてはかなわぬと、奮起して戦い始めた。圧倒的優位に立っている梁軍も、激しい抵抗に晒されてしまった。そして、霍軍を完全に覆滅しきる前に、日没も間近となってしまったのである。
梁軍は軍を引き、霍軍は逃げるように国都方面へ去っていった。
霍軍八万が敗走したとの報は、すぐに新雍の城内に伝えられた。廷臣たちは衝撃と恐怖のあまり大いに騒ぎはじめ、王の顔色は蒼白なものとなった。もう、新雍も危ない。取り敢えず、王は廷臣たちに箝口令を敷き、城内の民に動揺が広まらぬようにした。けれども、情報を完全には統制しきれず、霍軍敗戦の報は新雍城内の人々の間で燎原の火のように広がってしまった。
「我が国の軍が負けたらしいぞ!」
「もう梁軍が来ちまう!」
「ここにいたら駄目かも知れん!俺は逃げるぞ!」
その報が、城内の人々にどれほどの恐怖と混乱をもたらしたかは、察して然るべきである。生きた心地のしなくなった人々の中には、新雍を脱出して西方の都市に逃げ出すものさえ出始めていた。
「今すぐ兵をかき集めよ!」
霍王は口角泡を飛ばして臣下に命じた。王城の内部では、役人がひっきりなしに往来しており、城外からの情報が次々にもたらされている。
「どうにか耐えねば……今の我々はあれが来るのを待つしかないのだ……」
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