偽りの華

伝説の暗殺者2

たぐっちに光の世界に行けと言われた…。
でも僕は人殺しだ。光の世界になんて行けない…。家族を殺したのだから…。
その時だ。謎の少女に声を掛けられたのは…
「貴方大丈夫？」
「誰だい…」
「妾？妾は天月琴音、貴方は？」
「僕は銀月輝夜…」
「そう、輝夜ね。なら貴方は今日から天月銀と名乗りなさい。｣微笑む。
「えっ…」僕は困惑した。いきなりそう名乗れって言われても僕の名前は銀月輝夜だし、今から名前を変えても…と思った。でも彼女は…
「変かしら？」首を傾げて聞いてきた。
「変じゃないです。」
「そうならよかった」微笑みながら言ってきた。
そこから僕の人生は、はじめて色がついた。

「琴音～」
「なに？銀」
「クレープ食べに行こ！」微笑み。
「いいわね行きましょうか。」微笑む。
僕は琴音といることは幸せになった。でもいずれまた、たぐっちみたいになると思ってしまった。だから…琴音とは距離をとろうとしたが琴音が近ずいてくる。だから銃で殺した…。
「ごめん…琴音」死体をみながら謝った。返答があるわけないのに…

僕はまた生きる理由を無くした。