小さな星の絆物語

シュレア

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第一章 旅立ち

2 小さな町 テルベア

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私は、小さな町に着いた。農作業してる人、アイテム屋、、

大規模な街ではないけれど、それなりに盛んな町らしい。そして、帝国領土からは離れてるのか、様々な人たちの出入りは激しいのは見てわかった。こんな私が歩いていても珍しい顔1つしないんだから。すると、《ルクシア》が私に

『マスター?宜しいですか、まずはギルドへ報告と依頼の品を渡すことです。』

と、私をサボらせないように催促してきた。

「わかってるよ。言われなくとも、これを届けるんでしょ?」

と、小袋をひらひらしながらはいはいと言い。様々な店などを見ながら、私はギルドへ入っていく。

    ギィィィ

と、ドアを開けては、静かな部屋の中、受付の少女が立ちすくんでいた。私は、少女に向かって歩きより

「はい、これ。えーと、鉱石のナグレスね。」

と、言うと、少女はその小袋を受け取り、一言言った

「はい、たしかに受け取りました。ありがとうございます。これが、その報酬です。受け取ってください」

「ああ、うん、ありがと。。。帝国はここには来ないんだね。」

と、言うと受付の少女は頷いて

「距離、そして、高度な魔法で出来た渡り橋があるので、攻め入ることはないでしょう。」

と、どこか自信満々でいて、私は少し笑い、この町を見て回るよと伝えてはギルドを後にし、町を見て回ることにした。

「へえ、珍しい品も出してるんだ。でも、そうだよね。色んな町や大手の街とかからも来てるんだから、そうだよね。。。ただ、、私が怖いと思うのは」

と、口を止めては、《ルクシア》はその先を言うように

『魔物達の動き、ですね。それは私も思います。』

と、やはり思うことは同じだったようで。まあ気にしても、仕方ないなと呟くと、空を見つめては

『マスター、なにやら空の色が怪しいですね。宿に戻り、一休みしては?』

と提案し、私はそれに同意する。私には空の色など変わってない気もするがと思ったのだが、《ルクシア》はそう捉えたらしい。

宿に入り、私はひとまず、ゆっくり休むことにした。
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