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2章
すぐる編2-3 レーススタート
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七月二十日、スピネルよりもはるか西の海の大陸にある、科学文明の都市国家『メトロポリス』にて、すぐるとリリスとルイスは、他の選手たちと共に中央街の広場にて、集合しています。そして、いよいよ目の前の壇上に、紺のスーツを着込んだ初老のメトロポリス大統領が現れました。
「皆さん、ようこそメトロポリスへ!いよいよ『第十回チャリオットレース』が開催されます!技術の向上と文化の発展を目的とする本大会も十周年を迎え、各大会では様々なドラマが生まれました!今大会では、どんな名勝負が誕生するのか、楽しみであります!」後ろの観客席からは歓声が上がります。
「それでは、選手の皆さん!各位置について下さい!」すぐるとリリスとルイスは各々のマシンの席に乗り込みます。派手なスーツ姿の、実況の男性がマイクを片手に解説をします。
「各選手、スタートラインにスタンバイしました!エントリーナンバー一番!今大会の優勝候補と名高いドワーフ族のエンジニア『ラチェット』選手!」
青いつなぎとキャップを着用したドワーフの少年は、青いミスリル製のトロッコの席から、高々と右手を上げると、観客席からは「やっちまえー!」と言う歓声が上がります。
「エントリーナンバー二番!隣国ジパングの南島より参戦!天狗族の貴公子『風太』選手!」
明治時代の日本で走っていたような、レトロなデザインの緑の車の席に座る、高い鼻に銀髪の天狗の美少年が、観客席に投げキッスをすると、観客席からは「キャ~♡風太様~!」という、若い女性たちの黄色い声援が響きわたります。
「エントリーナンバー三番!今大会のダークホース!漆黒のマシンを駆る魔導士『ブライアン』選手!」
真っ黒なジープの様なごついマシンの上で、ブライアンは人差し指を右眉にかざします。
「ブライアンも参加するのか・・・心しなきゃ・・・!」すぐるが緊張している中、実況は解説を続けます。
「エントリーナンバー四番!今大会初出場!世界を救った魔法使い『優 公明』選手!」すぐるはホイールフット号から右手を振って観客に応えます。
「あの人が英雄魔法使いのすぐるさん!?」
「あんまりパッとしない顔とマシンだな・・・?」
「そう?可愛いじゃない、マシンのデザインも面白いし」
「エントリーナンバー五番!これまた初出場!今大会の紅一点!『リリス・クリムゾン』選手!」
リリスはドラコモーティブ51号の汽笛を鳴らしてアピールします。これにリリスが招待した、彼女の弟子で猫の獣人の少女キャリーをはじめとする、スピネルの孤児院の子供たちが歓声を上げます。
「姐さん!がんばって!」
「なんだか凄みのあるマシンだね!」
「エントリーナンバー六番!本大会の優勝経験もあるエルフの発明少年『ルイス・グッドフェロー』選手!」
ルイスも手塩にかけたトロッコ戦車から両手を振ってアピールします。
そして、他の選手たちの紹介が終わると、目の前のランプが一つ、二つと赤い光を放つと、各選手は発車のスタンバイをし、三つ目の緑のランプが点灯すると、いよいよチャリオットレース開始の火ぶたが切って落とされ、各マシンはいっせいにスタートしました。観客は会場に用意された大型モニターでレースの様子を見守ります。
「皆さん、ようこそメトロポリスへ!いよいよ『第十回チャリオットレース』が開催されます!技術の向上と文化の発展を目的とする本大会も十周年を迎え、各大会では様々なドラマが生まれました!今大会では、どんな名勝負が誕生するのか、楽しみであります!」後ろの観客席からは歓声が上がります。
「それでは、選手の皆さん!各位置について下さい!」すぐるとリリスとルイスは各々のマシンの席に乗り込みます。派手なスーツ姿の、実況の男性がマイクを片手に解説をします。
「各選手、スタートラインにスタンバイしました!エントリーナンバー一番!今大会の優勝候補と名高いドワーフ族のエンジニア『ラチェット』選手!」
青いつなぎとキャップを着用したドワーフの少年は、青いミスリル製のトロッコの席から、高々と右手を上げると、観客席からは「やっちまえー!」と言う歓声が上がります。
「エントリーナンバー二番!隣国ジパングの南島より参戦!天狗族の貴公子『風太』選手!」
明治時代の日本で走っていたような、レトロなデザインの緑の車の席に座る、高い鼻に銀髪の天狗の美少年が、観客席に投げキッスをすると、観客席からは「キャ~♡風太様~!」という、若い女性たちの黄色い声援が響きわたります。
「エントリーナンバー三番!今大会のダークホース!漆黒のマシンを駆る魔導士『ブライアン』選手!」
真っ黒なジープの様なごついマシンの上で、ブライアンは人差し指を右眉にかざします。
「ブライアンも参加するのか・・・心しなきゃ・・・!」すぐるが緊張している中、実況は解説を続けます。
「エントリーナンバー四番!今大会初出場!世界を救った魔法使い『優 公明』選手!」すぐるはホイールフット号から右手を振って観客に応えます。
「あの人が英雄魔法使いのすぐるさん!?」
「あんまりパッとしない顔とマシンだな・・・?」
「そう?可愛いじゃない、マシンのデザインも面白いし」
「エントリーナンバー五番!これまた初出場!今大会の紅一点!『リリス・クリムゾン』選手!」
リリスはドラコモーティブ51号の汽笛を鳴らしてアピールします。これにリリスが招待した、彼女の弟子で猫の獣人の少女キャリーをはじめとする、スピネルの孤児院の子供たちが歓声を上げます。
「姐さん!がんばって!」
「なんだか凄みのあるマシンだね!」
「エントリーナンバー六番!本大会の優勝経験もあるエルフの発明少年『ルイス・グッドフェロー』選手!」
ルイスも手塩にかけたトロッコ戦車から両手を振ってアピールします。
そして、他の選手たちの紹介が終わると、目の前のランプが一つ、二つと赤い光を放つと、各選手は発車のスタンバイをし、三つ目の緑のランプが点灯すると、いよいよチャリオットレース開始の火ぶたが切って落とされ、各マシンはいっせいにスタートしました。観客は会場に用意された大型モニターでレースの様子を見守ります。
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