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5章
キャンベル編5-1 再びスピネルへ
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「この調子なら、スピネル王国まであと一日でしょう」ゴールド団長が言いました。
「ゴールド団長、本当にスピネル王国で『世界樹の琥珀』が見つかるのですか?だって、世界樹は」キャンベルが尋ねると、ゴールド団長はうなずきます。
「確かに、世界樹は忘れられた島と言われた『レムリアン島』にしか生育していません、私はその島がどこにあるのか、どう行けばいいのかは知りません。ですが、まれに世界樹の琥珀が、スピネルの南海岸に流れ着くことがあるそうです。私はそれに賭けているのです」
「なるほど・・・確かにそういう話は聞いたことがありますね」これに、エルニスが尋ねます。
「キャンベルちゃん、世界樹の琥珀って何?」
「世界樹の琥珀とは、平和な場所でしか育たない、世界を支えているとされる『世界樹』の樹液が化石化したものです。手にした者に幸福をもたらすとされている希少な宝石で、時に高値で取引されることもあるんですよ」
「そんな物が、あの南海岸に流れ着くんだ・・・?!」
「はい、ですが、見つかる確率は、宝くじに当選するよりも低いって話ですよ」
「じゃあ、見つかったら大当たりだね、なんとしてでも見つけないと・・・!」ここでロレンスが言いました。
「チャンプ島の世界闘技大会開催前までに見つかるといいけどな・・・」
翌日、テントはスピネル王国の南海岸近くに着陸させると、キャンベル、エルニス、ロレンスは南海岸の方へ向かって行きました。
南海岸は遠浅で波も穏やかなうえに、森から流れ出る川の水が行きつくために、海水浴場や漁場としてうってつけの海なのです。しかし、今の南海岸の砂浜は、普段の穏やさがなく、人々がごった返していて、皆、血眼になって砂浜を見つめ、何かを探し回っていたのです。
「一体、何事でしょう?」
「今は海水浴シーズンじゃないよな・・・?」
「すごい人だかりだぜ!」キャンベルは海岸にいた人々に尋ねました。
「一体、何をしているんですか?」
「見てわからないのか?世界樹の琥珀を探しているんだよぉ!」
「デュランダル公爵が経営している店では、世界樹の琥珀を高く買い取るって宣言したんだ!」
「小石程度の一かけらが一万Gですってよ!この前、見つけたって子がいたの!絶対に探し出してやるわ!」人々の鬼気迫る様子に、キャンベルたちはそっとその場を後にしました。
「あれじゃ、安心して琥珀を探せませんね・・・」
「見つかった瞬間、奪い合いになるかもね・・・最悪の場合、殴り合いの大ゲンカに・・・!」
「人の欲は恐ろしいな・・・!あれだけ探しても見つからないとは、どうにかならないか?あの状況」
キャンベルたちはそそくさと南海岸を後にしました。
「ゴールド団長、本当にスピネル王国で『世界樹の琥珀』が見つかるのですか?だって、世界樹は」キャンベルが尋ねると、ゴールド団長はうなずきます。
「確かに、世界樹は忘れられた島と言われた『レムリアン島』にしか生育していません、私はその島がどこにあるのか、どう行けばいいのかは知りません。ですが、まれに世界樹の琥珀が、スピネルの南海岸に流れ着くことがあるそうです。私はそれに賭けているのです」
「なるほど・・・確かにそういう話は聞いたことがありますね」これに、エルニスが尋ねます。
「キャンベルちゃん、世界樹の琥珀って何?」
「世界樹の琥珀とは、平和な場所でしか育たない、世界を支えているとされる『世界樹』の樹液が化石化したものです。手にした者に幸福をもたらすとされている希少な宝石で、時に高値で取引されることもあるんですよ」
「そんな物が、あの南海岸に流れ着くんだ・・・?!」
「はい、ですが、見つかる確率は、宝くじに当選するよりも低いって話ですよ」
「じゃあ、見つかったら大当たりだね、なんとしてでも見つけないと・・・!」ここでロレンスが言いました。
「チャンプ島の世界闘技大会開催前までに見つかるといいけどな・・・」
翌日、テントはスピネル王国の南海岸近くに着陸させると、キャンベル、エルニス、ロレンスは南海岸の方へ向かって行きました。
南海岸は遠浅で波も穏やかなうえに、森から流れ出る川の水が行きつくために、海水浴場や漁場としてうってつけの海なのです。しかし、今の南海岸の砂浜は、普段の穏やさがなく、人々がごった返していて、皆、血眼になって砂浜を見つめ、何かを探し回っていたのです。
「一体、何事でしょう?」
「今は海水浴シーズンじゃないよな・・・?」
「すごい人だかりだぜ!」キャンベルは海岸にいた人々に尋ねました。
「一体、何をしているんですか?」
「見てわからないのか?世界樹の琥珀を探しているんだよぉ!」
「デュランダル公爵が経営している店では、世界樹の琥珀を高く買い取るって宣言したんだ!」
「小石程度の一かけらが一万Gですってよ!この前、見つけたって子がいたの!絶対に探し出してやるわ!」人々の鬼気迫る様子に、キャンベルたちはそっとその場を後にしました。
「あれじゃ、安心して琥珀を探せませんね・・・」
「見つかった瞬間、奪い合いになるかもね・・・最悪の場合、殴り合いの大ゲンカに・・・!」
「人の欲は恐ろしいな・・・!あれだけ探しても見つからないとは、どうにかならないか?あの状況」
キャンベルたちはそそくさと南海岸を後にしました。
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