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すぐるとリリスの凸凹大冒険『ゴールデン・エイジの財宝』
1-3 どろぼうキャリー
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リリスとすぐるが、スピネル王都の北東に位置するレンガ造りの倉庫が立ち並ぶ倉庫街に差し掛かると、十四歳のフリルの付いた白いワンピースドレスを着用した外ハネの黒髪に、黒猫の手足と耳と尻尾を生やした獣人の少女が、麻の服を着た中年の男につかまっていたのです。
「わーっ!放してー!」
「こいつめ!逃がさんぞ!」
その姿を見たリリスはハッとします。
「キャリー!」
獣人の少女キャリーはリリスを見て目をキラキラさせています。
「あっ!リリス姐さん!お願い、助けて!」
これにリリスは頷きます。
「お主!キャリーを放すのじゃ!」
「ちょっと待て!こいつは・・・ぐはっ!」
リリスは間髪入れずに、中年の男の腹にボディブローを放ち、男は腹をおさえてうずくまります。
「姐さん!怖かったー!」
キャリーは泣きながらリリスに抱き着くと、リリスが尋ねます。
「キャリー、何があったのじゃ!?」
これに、中年の男はよろよろと立ち上がりながら言いました。
「ひどいぜ・・・オレは・・・その小娘に財布をすられたから・・・取り返そうと・・・しただけなのに・・・!」
それを聞いたリリスは真剣な目つきになりました。
「キャリー!それは本当なのか!?」
これに、キャリーは小さくうなずき、ポケットから男物の財布を取り出します。
「あっ!それだよ!オレの財布!返せ!」
リリスはキャリーから財布をふんだくり、中年の男に返します。
「すまなかったの!キャリーは妾からよく言っておくわ!」
「ったく!今日は踏んだり蹴ったりだぜ!」
男が去っていくと、リリスは両手を腰に当てて、キャリーに向き直ります。
「キャリー!なんで人の財布を盗ったりしたのじゃ!?」
キャリーはもじもじしながら言います。
「・・・だって、アタイの住んでいる聖フレナード教会の孤児院が・・・経営難だって聞かされたから・・・それで・・・」
「その話なら、妾も知っておる!だが、他人の財布を奪う事には感心せんのぉ!」
「確かに、人のものをドロボーするのはいただけないなぁ・・・」
すぐるも言いました。
「ごめんなさい・・・」
リリスはため息をつきました。
「まったく、路頭に迷っておったお主を弟子にとって数年たつが、その盗みグゼは全然、直らんのぉ!」
リリスやすぐると別れたキャリーはトボトボと歩きます。
「はぁ・・・アタイはまだ働ける年齢じゃないし・・・どうすれば・・・」
そこに、黒いスーツを着込んだ怪しい男が近づいてきました。
「ねえ、お金に困っているなら、うちで働いてみない?」
「わーっ!放してー!」
「こいつめ!逃がさんぞ!」
その姿を見たリリスはハッとします。
「キャリー!」
獣人の少女キャリーはリリスを見て目をキラキラさせています。
「あっ!リリス姐さん!お願い、助けて!」
これにリリスは頷きます。
「お主!キャリーを放すのじゃ!」
「ちょっと待て!こいつは・・・ぐはっ!」
リリスは間髪入れずに、中年の男の腹にボディブローを放ち、男は腹をおさえてうずくまります。
「姐さん!怖かったー!」
キャリーは泣きながらリリスに抱き着くと、リリスが尋ねます。
「キャリー、何があったのじゃ!?」
これに、中年の男はよろよろと立ち上がりながら言いました。
「ひどいぜ・・・オレは・・・その小娘に財布をすられたから・・・取り返そうと・・・しただけなのに・・・!」
それを聞いたリリスは真剣な目つきになりました。
「キャリー!それは本当なのか!?」
これに、キャリーは小さくうなずき、ポケットから男物の財布を取り出します。
「あっ!それだよ!オレの財布!返せ!」
リリスはキャリーから財布をふんだくり、中年の男に返します。
「すまなかったの!キャリーは妾からよく言っておくわ!」
「ったく!今日は踏んだり蹴ったりだぜ!」
男が去っていくと、リリスは両手を腰に当てて、キャリーに向き直ります。
「キャリー!なんで人の財布を盗ったりしたのじゃ!?」
キャリーはもじもじしながら言います。
「・・・だって、アタイの住んでいる聖フレナード教会の孤児院が・・・経営難だって聞かされたから・・・それで・・・」
「その話なら、妾も知っておる!だが、他人の財布を奪う事には感心せんのぉ!」
「確かに、人のものをドロボーするのはいただけないなぁ・・・」
すぐるも言いました。
「ごめんなさい・・・」
リリスはため息をつきました。
「まったく、路頭に迷っておったお主を弟子にとって数年たつが、その盗みグゼは全然、直らんのぉ!」
リリスやすぐると別れたキャリーはトボトボと歩きます。
「はぁ・・・アタイはまだ働ける年齢じゃないし・・・どうすれば・・・」
そこに、黒いスーツを着込んだ怪しい男が近づいてきました。
「ねえ、お金に困っているなら、うちで働いてみない?」
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