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すぐるとリリスの凸凹大冒険『ゴールデン・エイジの財宝』
1-7 シェリー救出
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アスモが倒れたことで、シェリーにかかっていた魔術も解け、シェリーは元のエルフの姿と正気を取り戻したのです。
「あれ・・・わたくしは・・・何を・・・きゃっ!」
シェリーは露出が多い踊り子の服を着ていたことに気づいて顔を赤くし、胸元とスカートを抑えます。
「やだ!わたくしったら、なんて格好を・・・!」
その様子にリリスはハッとします。
「ほれ!殿御は向こうを向いておれ!妾がいいと言うまで!」
リリスはすぐるとボブにくぎを刺します。
シェリーがフリルのシャツと青いミニスカートに着替え終わると、間もなく、兵士たちがやって来て、アスモや女魔族たちを連行していったのです。
「くそっ!せっかくファミリーの重役になると言う野望もここまでか・・・ここにゴールデン・エイジの財宝はないのか・・・?」
とアスモは捨てゼリフをのこして去って行きました。
VIPルームを出たボブとシェリーはすぐるとリリスにお礼を言いました。
「ありがとうよ、お前たちのおかげでシェリーを見つけ出すことができた」
「わたくしからもお礼を言わせてください、ありがとうございました、リリスお姉さま、すぐるさん」
「うむ!困ったことがあったら、いつでも飛んでくるからの!」
「じゃあ、良い旅を!」
ボブやシェリーと別れ、買い出しを終え、リリスと共に城に戻ったすぐるは、アイリス女王に事件の報告をします。
「それで、ヤツも『ゴールデン・エイジの財宝』を探していました、それに、ヤツはファミリーと言っていましたが、もしかして・・・!?」
アイリス女王がうなずきます。
「・・・はい、アスモはスピネルの暗黒街を支配するマフィア組織『デュランダルファミリー』の一員になっていたようです、あのサングラスの男たちが自供しました」
「今度はマフィアの仲間になったのか・・・!すっかり落ちぶれたものよ!」
「そういえば、悪名高いシルバー・デュランダル公爵も、タルタロス監獄を脱獄したと聞いています」
「今、ファミリーはヤツが仕切っているのでしょう!それにしても・・・マフィアも財宝を狙っていたなんて・・・!やはり財宝には、何かしら強大な力を秘めているようです。そういえば、あの『カリス家』も、財宝を求めていたと聞いています」
すぐるはハッとします。
「『カリス家』・・・確か、スピネル王家に最も近かったとされる大貴族・・・!?」
「そうです、あの者たちは古今東西の宝を集めていたとされています、王都より北東にある彼らの屋敷跡には、今も数々の遺産が眠っているとされています、もしかしたら、財宝もそこに・・・!?」
「じゃあ、そこを探してみましょう、マフィアの手に渡る前に・・・!」
「お願いします、ですが、今やその屋敷は悪霊たちの巣窟になっていると言われており、夜な夜なすすり泣く声が聞こえることから、『嘆きの館』と呼ばれています」
「あれ・・・わたくしは・・・何を・・・きゃっ!」
シェリーは露出が多い踊り子の服を着ていたことに気づいて顔を赤くし、胸元とスカートを抑えます。
「やだ!わたくしったら、なんて格好を・・・!」
その様子にリリスはハッとします。
「ほれ!殿御は向こうを向いておれ!妾がいいと言うまで!」
リリスはすぐるとボブにくぎを刺します。
シェリーがフリルのシャツと青いミニスカートに着替え終わると、間もなく、兵士たちがやって来て、アスモや女魔族たちを連行していったのです。
「くそっ!せっかくファミリーの重役になると言う野望もここまでか・・・ここにゴールデン・エイジの財宝はないのか・・・?」
とアスモは捨てゼリフをのこして去って行きました。
VIPルームを出たボブとシェリーはすぐるとリリスにお礼を言いました。
「ありがとうよ、お前たちのおかげでシェリーを見つけ出すことができた」
「わたくしからもお礼を言わせてください、ありがとうございました、リリスお姉さま、すぐるさん」
「うむ!困ったことがあったら、いつでも飛んでくるからの!」
「じゃあ、良い旅を!」
ボブやシェリーと別れ、買い出しを終え、リリスと共に城に戻ったすぐるは、アイリス女王に事件の報告をします。
「それで、ヤツも『ゴールデン・エイジの財宝』を探していました、それに、ヤツはファミリーと言っていましたが、もしかして・・・!?」
アイリス女王がうなずきます。
「・・・はい、アスモはスピネルの暗黒街を支配するマフィア組織『デュランダルファミリー』の一員になっていたようです、あのサングラスの男たちが自供しました」
「今度はマフィアの仲間になったのか・・・!すっかり落ちぶれたものよ!」
「そういえば、悪名高いシルバー・デュランダル公爵も、タルタロス監獄を脱獄したと聞いています」
「今、ファミリーはヤツが仕切っているのでしょう!それにしても・・・マフィアも財宝を狙っていたなんて・・・!やはり財宝には、何かしら強大な力を秘めているようです。そういえば、あの『カリス家』も、財宝を求めていたと聞いています」
すぐるはハッとします。
「『カリス家』・・・確か、スピネル王家に最も近かったとされる大貴族・・・!?」
「そうです、あの者たちは古今東西の宝を集めていたとされています、王都より北東にある彼らの屋敷跡には、今も数々の遺産が眠っているとされています、もしかしたら、財宝もそこに・・・!?」
「じゃあ、そこを探してみましょう、マフィアの手に渡る前に・・・!」
「お願いします、ですが、今やその屋敷は悪霊たちの巣窟になっていると言われており、夜な夜なすすり泣く声が聞こえることから、『嘆きの館』と呼ばれています」
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